ドッグフードの解析

【★2.35】ペディグリードッグフードの解析|ウォルサム研究所で開発

※本ページにはPRが含まれます。

ペディグリーは、ウォルサム研究所で開発されたタイ産ドッグフードです。

「他のドッグフードとどう違うの?」「愛犬とドッグフードとの相性は良いだろうか?」と不安に感じる飼い主さんも多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、ペディグリーを「原材料、成分、価格、安全性、利便性」の5つの項目で評価しています。また、解析結果だけでなく、ペディグリーの特徴や評判なども紹介しています。

編集長
編集長
ペディグリーにはさまざまな種類がありますが、今回解析し、ご紹介するのは、「ドライ成犬用 ビーフ&緑黄色野菜入り」です
当サイトに掲載しているドッグフードの評価は、あくまで運営者の判断に基づいたものであり、その品質を保証するものではありません。あらかじめご了承ください。

詳しくは当サイトの評価基準をご覧ください。

ペディグリーの解析結果

総合評価:2.35点
(Dランク)

 

原材料
0.00
  • 第一原材料が穀類(中身も不明確)
  • “ミール”や“エキス”などの安全性も心配

 

成分
2.00
  • 粗タンパク質が少なめ
  • 粗繊維がやや多め

 

安全性
5.00
  • ウォルサム研究所で開発
  • 減点ポイントはなし

 

価格
5.00
  • 100gあたり約35円
  • かなり安く買い求めやすい

 

利便性
4.50
  • 定期購入や初回割引などはなし
  • 商品バリエーション多数

 

編集長
編集長
解析の結果、ペディグリーは、Dランクのドッグフードになりました。
達人
達人
非常にリーズナブルで買い求めやすいドッグフードだね。また、栄養学の権威であるウォルサム研究所で開発されているため、開発過程に信頼できるよ。

ただし、第一原材料が穀類で、ミールやエキス、着色料、酸化防止剤などが多数使われており、原材料の項目で減点が目立っているよ。

ぜひ、ペディグリーよりも総合得点が高いSランクのフードもチェックしよう

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チェック

ペディグリーは、ウォルサム研究所で開発されたタイ産ドッグフードです。

解析のうえで「評価された点」と「懸念となった点」をまとめると、以下のようになります。

評価された点
栄養学の権威である研究所で開発
重さの種類が複数ある
価格が非常に安い
味のバリエーションが多数
ドライタイプだけでなくウェットタイプもある
Amazon・楽天で購入できる
懸念となった点
第一原材料が「穀類」で、穀類の具体的な中身も不明
チキン加水分解物、タンパク加水分解物が使われている
ビートパルプが使われている
体に良くない着色料が複数使われている
粗タンパク質が少ない
粗繊維がやや多い
定期購入や初回割引がない
原材料の解析詳細を見る

ペディグリーの原材料の得点は0.00点となりました

危険な添加物はないものの、第一原材料が穀類で、体に良くない着色料や酸化防止剤も複数用いられているため、大幅な減点となっています

穀類の減点について
ペディグリーの主原料は穀類です。

穀類とはかなりあいまいな表記であり、何が含まれているのかわかりません。そのため、小麦、とうもろこしなど犬に適していない原材料が使用されている可能性がありますし、粗悪な原材料が使用されている可能性もあります。注意が必要です。

大豆の減点について
大豆には植物性たんぱく質をはじめ、必須アミノ酸、リノール酸、イソフラボンなどの成分が含まれています。特に植物性たんぱく質は豊富です。

ただ、大豆はアレルゲンになりやすい食材です。また、消化にもあまりよくないので食べすぎには注意が必要です。

チキンミール、チキンエキスの減点について
チキンミール、チキンエキスには粗悪な原料が用いられている可能性があります。粗悪な原料とは、人間用には認められていないような、いわゆる4Dミートなどです。

このような原料が入っているドッグフードを食べ続けていると、犬の健康に悪影響を与えてしまう可能性があります。

家禽類の減点について
家禽類とはかなりあいまいな表記であり、何が含まれているのかわかりません。

そのため、粗悪な原材料が使用されている可能性もあります。注意が必要です。

タンパク加水分解物の減点について
タンパク加水分解物とはアミノ酸のレベルにまであらかじめ分解されたタンパク質のことであり、アレルギー反応が起こりにくく、消化にもよいというメリットがあります。

ただ、酸分解によって製造されている場合、発がん性物質が含まれています。

また、長期的に摂取すると腸内細菌のバランスを崩してしまうかもしれないので注意が必要です。

ビートパルプの減点について
ビートバルプとは、サトウダイコンの搾りカスのことです。

食物繊維が豊富で草食動物にはぴったりの原材料となりますが、犬のような肉食動物には必要のない栄養素です。

サトウダイコンから砂糖を搾り取る時に使う硫酸系の薬品が残留している恐れがあるので注意が必要です。

青2の減点について
青色2は日本ではアイスや和菓子やチョコレートなどに使用されています。そして、青色2を継続的に摂取していくと染色体異常が起こったり、がんの原因になったりすることがあります。

そして、けいれんが起こる可能性もあります。注意が必要です。

赤色102の減点について
赤色102は日本では洋菓子やソーセージなどに用いられていることが多いでしょう。

発がん性が認められており、アレルギーを誘発する可能性もあります。また、ラットによる実験では多量の摂取により心臓や肺に障害が起こることがわかっています。

そのため、日本では使用が認められていますが、ベルギー、カナダ、アメリカなどでは使用が禁止されています。

黄色4号の減点について
黄色4号は日本ではゼリーやシロップなどに利用されていますが、アレルギーのような症状が出る可能性があります。

ノルウェーやスウェーデンでは食用に使用することが禁止されています。

黄色5号の減点について
黄色5号は日本ではお菓子や清涼飲料に使用されています。犬に対する実験では体重減少や下痢などの症状が出てくることが報告されています。

そして、がんの原因になったり、ぜんそく症状の原因になったりします。

二酸化チタンの減点について
二酸化チタンは食品には白色の着色料として使用されます。そして、多くの動物実験によって毒性があることがわかっています。

WHOは二酸化チタンを「発がん性のある物質」に分類しています。また、アメリカのがん学会は二酸化チタンを「もっとも発がん性の高い5つの物質」のひとつだとしています。

BHAの減点について
BHAは安いドッグフードに使用されている酸化防止剤の一つです。

BHAを含んだ食品を食べると、がんが発生したり、歩行障害が起こったり、呼吸困難になったり、消化器官からの出血が起こったり、肝臓のうっ血が生じたりする可能性があります。

BHTの減点について
BHTは安いドッグフードに使用されている酸化防止剤の一つです。

BHTを含んだ食品を食べると、膀胱がんになったり、甲状腺がんになったりする可能性があります。

pH調整剤の減点について
pH調整剤とは食品を酸性に寄せたり、アルカリ性に寄せたりするために使用される添加物です。

具体的に何が含まれているのかわからないため、危険な添加物が用いられている可能性もあります。注意が必要です。

ソルビン酸Kの減点について
ソルビン酸Kは保存料として使用されている食品添加物です。なぜなら、ソルビン酸Kには細菌やカビの発生や増殖を抑える働きがあるからです。

そして、ソルビン酸Kは安いドッグフードなどには使われている場合がありますが、発がん性があると言われており、免疫障害や成長不順のリスクもあります。

原材料の詳細は下記の通りです。

穀類、肉類(チキン加水分解物、チキン、ビーフ等)、大豆、油脂類(パーム油等)、タンパク加水分解物、植物性タンパク、ビートパルプ、キシロース、野菜類(トマト、ほうれん草、にんじん)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、マンガン、ヨウ素、リン)、アミノ酸(グリシン、システイン、メチオニン)、着色料(青2、赤102、黄4、黄5、二酸化チタン)、保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤(BHABHT、クエン酸)、pH調整剤

成分の解析詳細を見る

ペディグリーの成分の評価は2.00点となりました

当サイトの基準に基づくと、粗タンパク質がやや少なく、粗繊維が多めであるため、減点となっています。

粗タンパク質18.0%以上
粗脂肪10.0%以上
粗繊維4.0%以下
粗灰分8.0%以下
水分10.5%以下
エネルギー345kcal/100g
粗タンパク質の減点について
当サイトでは、粗タンパク質が22%未満のドッグフードを「粗タンパク質が少ない」と判断しています。

ペディグリーは粗脂肪が「18.0%以上」となっているため、減点となりました。タンパク質は体を作る栄養であるため、もう少し多めであれば理想的です。

粗繊維の減点について 
当サイトでは、粗脂肪が4%以上のドッグフードを「粗繊維が多め」と判断しています。

ペディグリーは粗繊維が「4%以下」となっているため、減点となりました。もう少し抑えめであれば、お腹がゆるくなる可能性も低くなります。

安全性の解析詳細を見る

ペディグリーの安全性の評価は5.00点となりました

栄養学の権威であるウォルサム研究所で開発されており、懸念となる減点ポイントもなかったため、満点となっています。

価格の解析詳細を見る

ペディグリーの価格の評価は5.00点となりました

ペディグリーの100gあたりの価格は約33円です。

相場が100gあたり250円前後とすると、非常に安く買い求めやすいため、満点となっています

利便性の解析詳細を見る

ペディグリーの利便性の評価は4.50点となりました

定期購入やお試しパック、初回割引がないため、やや減点となっています。

ただし、Amazon・楽天で購入できるほか、味の種類も多様であるため、全体的には利便性の高い商品といえます。

ペディグリーの特徴

ペディグリー(ドライ成犬用 ビーフ&緑黄色野菜入り)の特徴を表にまとめると、以下のようになります。

総合評価2.35点
Dランク
価格は安いものの、原材料を中心に心配な点が多い。
パッケージ
ジッパーなし
価格


※Amazon最安値の場合
最安値 Amazon
100g
あたり
33円
対象成犬
メイン食材穀類
穀物の使用穀類(具体的な中身は不明)
賞味期限パッケージに記載
原産国タイ
カロリー345kcal/100g
タイプ
ドライタイプ
直径:10~15mm
販売元MARS
公式サイトペディグリー

ペディグリーの特徴には、以下のようなものがあります。

①ウォルサム研究所で開発


ペディグリーはウォルサム研究所で開発されているドッグフードです

ウォルサム研究所とは、ペットケアとペット栄養学の世界的な権威の研究機関ですから、専門的な環境で開発されたペディグリーは信頼できるドッグフードだと言えます。

②豊富なラインナップ


ペディグリーには年齢やメイン食材、体の大きさ、水分量などによってわけられた豊富なラインナップがあります

そのため、愛犬に適したドッグフードを選んであげることができます。

具体的には、以下のような商品ラインナップとなっています。

ドライシリーズ

ペディグリーのドライタイプのドッグフードには以下のようなラインナップがあります。

  • 成犬用 ビーフ&緑黄色野菜入り
  • 成犬用 ビーフ&緑黄色野菜&魚入り
  • 成犬用 チキン&緑黄色野菜入り
  • 子犬用 チキン&緑黄色野菜入り
  • 7歳から用 チキン&緑黄色野菜入り
  • 11歳から用 チキン&緑黄色野菜入り
  • 肥満気味の愛犬用 ささみ&ビーフ&緑黄色野菜入り
  • 大型犬用 ビーフ&チキン&緑黄色野菜味

このうち、今回ご紹介した商品が「成犬用 ビーフ&緑黄色野菜入り」です。

それいけ!小型犬シリーズ

それいけ!小型犬シリーズは小型犬のために作られたドッグフードです。以下のようなラインナップがあります。

  • 成犬用(チキン チーズ入り)
  • 成犬用(チキン入り)
  • 成犬用(ビーフ入り)
  • 子犬用(チキン入り)
  • 7歳から用(チキン入り)
  • 11歳から用(チキン入り)
  • 体重管理用(チキン入り)

こんな犬・飼い主さんにおすすめ!


ペディグリー(ドライ成犬用 ビーフ&緑黄色野菜入り)は、下記のような犬や飼い主さんにおすすめです。

こんなワンちゃんにおすすめ!
穀物アレルギーがない
こんな飼い主さんにおすすめ!
非常に安いドッグフードが欲しい
達人
達人
ペディグリーの第一原材料は穀類で、具体的な中身が記載されていないのも心配な点だよ。そのため、穀物アレルギーがないワンちゃんにおすすめだよ。
編集長
編集長
ペディグリーは非常に安いドッグフードですから、できるだけリーズナブルな商品が良いという方におすすめです。

ただし、穀物が穀類で、体に良くない着色料や酸化防止剤も複数使われている点には注意しましょう。

ペディグリーの口コミ評判

ペディグリー(ドライ成犬用 ビーフ&緑黄色野菜入り)の口コミを調べたところ、様々な意見が見つかりました。

口コミの収集には下記のサイトを参考にしました。

  • Amazonのレビュー
  • 楽天のレビュー

口コミをまとめると、以下のようになります。

良い口コミ
食いつきが良い
悪い口コミ
お腹がゆるくなった

ここからは、ペディグリーの実際の口コミを紹介します。

良い口コミ評判

まず、ペディグリーには、以下のような良い口コミがあります。

良い口コミ

実際の口コミを見てみましょう。

食いつきが良い

うちの愛犬3匹みんな食い付きがよく大好きです。1匹はワガママで飽きたら食べなくなるのですがこのご飯は飽きず喜んで食べてくれます♡

[出典:Amazon]

我が家も犬も良く食べます。
GOODです。

[出典:楽天]

悪い口コミ評判

ペディグリーには、以下のような悪い口コミがあります。

実際の口コミを見てみましょう。

お腹がゆるくなった

食いつきは良く喜んで食べるけど少々便が柔らかくなる。トイプードルに使用。

[出典:Amazon]

ペディグリーの購入方法

ペディグリーは現在、おもにAmazon・楽天で販売されています

現在、より安く買い求めることができる場所はAmazonです。

公式サイトAmazon楽天
Amazon
5.5kg税込1,828円税込2,919円
+送料770円 
10kg税込6,690円
+送料無料
送料無料重さにより
異なる

※ 金額は2022年2月のものです。

よくある質問

ペディグリーのよくある質問への回答を紹介します。

ペディグリーの給与量は?

ペディグリーの給与量について、公式サイトでは詳細が公開されていません。

パッケージ裏の説明をふまえて、愛犬の体調を見ながら適量を与えましょう。なお、前まで食べていたドッグフードから切り替える場合は、1週間〜10日かけて、今まで食べさせていたフードのなかに少しずつ「ペディグリー」を混ぜ、徐々に慣れさせましょう。

まとめ

以上、この記事では、ペディグリーの原材料や成分などの基本情報に加えて、特徴や口コミ、メリット・デメリットなどを紹介しました。

ドッグフードが合うかどうかは、犬によって異なります。

ドッグフードを選ぶ時には、愛犬の食いつきや体調を見ながら、愛犬にぴったりのフードを探しましょう。

フード選びに迷ったら?

ドッグフードの達人では、160種類以上のドッグフードを5点満点で評価したうえで、S〜Eランクでランクづけしています

最もおすすめなのは、「Sランク」のドッグフードです。

Sランクのドッグフードなら…
★4.50以上の高得点
無添加で穀物不使用
栄養バランス◎
「獣医師推奨」「ヒューマングレード」など安全なポイント多数
お得な定期購入あり

A〜Eランクの商品とも比較したうえで、愛犬にぴったりなドッグフードを見つけましょう。

全ランク一覧は
こちら

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