ドッグフードと健康

犬が吐く原因まとめ|病気やストレス、アレルギーの可能性も

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犬が吐く原因についてまとめてみました。一過性のもので食欲もあるなら問題はありませんが、「1日に何度も吐き続ける」「毎日吐く」などの継続的なものであれば、深刻な病気の可能性もあります。そのような場合は、できるだけ早く獣医師に相談するようにしましょう。

photo by rocksee

犬が吐く原因(一過性のもの)

食べ過ぎ

ワンちゃんが嘔吐する原因で一番多いものがこれです。犬は目の前に美味しそうなものがあると、際限なく食べます。その結果、胃に入りきれなくなった食べ物は戻してしまいます。

ドッグフードなどを大量に食べたあとにガブガブ水を飲むと、お腹の中のドッグフードが水分を含んで膨張するので、それが原因で吐いてしまうこともあります。また、刺激が強すぎるものや、腐敗したものを食べると、体が防衛本能を働かせて嘔吐することがあります。

異物の誤飲

小さなおもちゃや木の破片などの異物が体内に入ると、ワンちゃんは嘔吐によりそれらを吐き出そうとします。誤って飲み込んだものを、全部キレイに吐き出せた場合は問題ないですが、うまく吐き出せなかった場合は、何度も嘔吐を繰り返す可能性があります。

針金や骨などの異物は、内臓を傷つける場合もあり危険なので、ワンちゃんが苦しそうにしていたらすぐに病院に連れて行くようにしましょう。

乗り物酔い

ワンちゃんも人間と同じように乗り物酔いをして吐くことがあります。一緒に車で出かけた直後や車内で嘔吐した場合、乗り物酔いが原因である可能性が高いです。

また特に夏場の車内は暑くなりやすく、ワンちゃんが熱中症にかかる危険もあります。ワンちゃんを車に残して買い物をする時などは、短い時間であっても必ず車内を快適な温度に保つようにしましょう。

食べ物が合っていない

ネギ類やチョコレートなど、ワンちゃんが食べると好ましくないものを食べてしまうと、嘔吐の原因になります。

【参考:これもダメなの?犬に与えるのは絶対禁止の食べ物まとめ

また、毎日のドッグフードを変えた時などに吐いてしまうことがありますが、それはそのドッグフードに含まれている成分がワンちゃんに合っていない可能性が高いです。

ドッグフードを食べて吐くということは、体が拒絶反応を起こしている証拠ですので、ワンちゃんの体に合ったものを与えるようにしましょう。

【参考:評判おすすめのドッグフード比較!無添加で安心はこの3種類

空腹

食事が1日1回のワンちゃんは、吐きやすくなる傾向にあります。空腹の時間が長すぎる、もしくは食事を一度にがっつくようになるからです。食事の回数や量を数回に分けるなどして、ワンちゃんのお腹が空きすぎることのないように心がけましょう。

【参考:ワンちゃんのステージ別!犬に餌を与えるベストな時間と回数

犬が吐く原因(継続的なもの)

ストレス

引越しなどで生活環境がガラッと変わったり、飼い主に過度に叱られたりすると、ワンちゃんはストレスを感じます。狭すぎるゲージや、病院・トリミングなどがストレスとなって嘔吐につながることもあります。

中には、他の犬と一緒に食事をするだけでもストレスを感じる神経質なワンちゃんもいます。ワンちゃんが出来るだけストレスや不安を感じないような生活環境を作ってあげることが大切です。

病気

ウイルスによる感染症や寄生虫が原因で、胃や腸が荒れ、嘔吐につながるケースがあります。その他にも、腎不全や子宮蓄膿症、ガンや糖尿病などの病気が原因で、嘔吐の症状が出ることがあります。

嘔吐物から悪臭がする場合や、嘔吐物が黒ずんでいたり血液を含んでいる場合など、異変を感じたらすぐに病院に連れて行くようにしましょう。

アレルギー

食物アレルギーが原因で、犬は嘔吐することがあります。アレルギーによる嘔吐は多くの場合、黄色の液体(胆汁)と一緒に胃液や食べ物を吐き出します。

ドラッグストアやホームセンターにある安さがウリのドッグフードには、ワンちゃんの体に良くない添加物や原料が多く含まれており、アレルギーを発症しやすいです。

アレルギーは嘔吐だけでなく、皮膚病や不自然な脱毛など、ワンちゃんの健康に悪影響を及ぼします。ワンちゃんの体に合った無添加のドッグフードを選ぶなどして、対策するようにしましょう。

まとめ

以上今回は、「犬が吐く原因」について紹介しました。

【犬が吐く原因(一過性のもの)】
・食べ過ぎ
・異物の誤飲
・乗り物酔い
・食べ物が合っていない
・空腹

【犬が吐く原因(継続的なもの)】
・ストレス
・病気
・アレルギー

病気が原因の嘔吐以外は、ドッグフードの種類を変えたり、ワンちゃんが快適に暮らせるような環境を作ってあげることで改善することが出来ます

嘔吐物が黒ずんでいたり、血液が混じっている場合や、ワンちゃんがぐったりして苦しそうにしている場合などは、脱水症状や深刻な病気の可能性もあるため、すぐに病院に連れて行くようにしましょう。

病院に連れて行く時は、ワンちゃんが吐いた時の状況を整理したり、嘔吐物の写真を撮ったりして、獣医さんが原因を特定しやすいように努めましょう。

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