犬に「ハツ」を与えるときの全知識|生のまま食べれる?

ドッグフードの原材料/成分

愛犬にハツを与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。

ハツがドッグフードの原材料として使用されることはまれですが、私たち人間は焼き鳥屋さんなどでハツを目にすることがあるのではないでしょうか。そして、中にはハツを愛犬に与えたいと考えている人もいると思います。

そこで、この記事では「犬にハツを与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。

そもそもハツって何?

ハツは動物の心臓の部分を食べる場合の呼び名です。英語では “hearts” といいます。

日本で食べられているのは主に豚、牛、鶏のハツです。

ハツの効果効能

ハツは肉の中では比較的高カロリーな部分ですが脂質は少なく、たんぱく質が豊富に含まれています。また、ミネラルやビタミンも豊富に含まれています。特に鉄分やビタミンB群は多く含まれます。

そして、ハツには心臓の働きを助ける効果があると言われています。

ハツの栄養成分

ハツ(うし)に含まれている主な栄養素は以下の通りです。

成分名 成分量(100gあたり)
水分 74.8g
たんぱく質 16.5g
脂質 7.6g
鉄分 3.3㎎
亜鉛 2.1㎎
0.42㎎
ビタミンB1 0.42㎎
ビタミンB2 0.9㎎
ビタミンB12 12.1μg
ナイアシン 5.8㎎
パントテン酸 2.16㎎

[出典:食品成分データベース(文部科学省)]

➀たんぱく質

たんぱく質は三大栄養素のひとつであり、生きていく上で特に重要な栄養素です。血液や筋肉などの体をつくる主要な成分であり、体内で酵素など生命時に欠かせない物質にも変換されます。そして、エネルギー源になることもあります。

➁鉄分

鉄分は血液のヘモグロビンの中に含まれ、酸素を運ぶために必要です。また、エネルギーを作り出すためにも必要です。

➂亜鉛

亜鉛は体内で作り出すことができないため、食事で摂取する必要があります。

そして、亜鉛には体内のさまざまな働きをサポートして正常に保つ役割があります。具体的には味覚を正確に保ったり、免疫力を向上させたり、新陳代謝を活性化させたり、毛並みや肌の健康を保ったり、抗酸化作用を活性化したりします。

➃ビタミン1

ビタミンB1は糖質からエネルギーを生産したり、皮膚や粘膜の健康を保つのを助けたりする役割があります。ビタミンB1が欠乏すると食欲がなくなったり、疲れやすくなったりします。

➄ビタミンB2

ビタミンB2は主に皮膚や粘膜の健康を保つのに役立つビタミンです。代謝を支える重要な役割を持っています。活発に運動する犬ほどたくさんのビタミンB2が必要になります。

➅ビタミンB12

ビタミンB12は葉酸と協力して赤血球の中に含まれているヘモグロビンを作るのに役立っています。また、脳からの指令を体全体に伝える神経を正常に保つ効果もあります。

➆ナイアシン

ナイアシンはビタミンB群の仲間です。そして、ナイアシンは細胞で糖質や脂質やたんぱく質からエネルギーを作り出すときに役立ちます。また、皮ふや粘膜の健康を維持する役割もあります。

➇タウリン

タウリンの一番大きな働きは肝臓の働きを活発にすることです。また、他にも血液中のコレステロールや中性脂肪を減らしたり、血圧を正しく保ったり、肝臓の解毒能力を強化したりする効果があります。

ハツの注意点

与えすぎに注意!

ハツの脂質は比較的少なめです。しかし、ハツは高カロリーです。そのため、ハツを与えすぎるとカロリーのとりすぎになってしまい、肥満の原因になってしまいます。

生のハツに注意!

生のハツには細菌や寄生虫などのリスクがあります。そのため、生のハツは犬にも与えるべきではありません。

ハツの与え方

ハツは1㎝~2㎝角程度に切って加熱したものを与えるといいでしょう。

加熱の方法については焼いてもゆでても蒸しても大丈夫です。愛犬が好む調理方法がベストです。

そして、もちろん味付けはしないほうがいいです。調味料の中には犬にとって有害が物質が含まれている場合があります。

ドッグフードの達人
ハツは心臓に良い効果があります。加熱したものを適量与えるようにしましょう。
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