7〜10歳以上のシニア犬は、消化する力が弱くなったり、運動量が減ったりと、加齢による懸念点が出てきます。
食事は日々の健康に直結するものですから、シニア犬には適切なドッグフード選びが必要です。
愛犬には、歳を重ねても元気な日常を送ってほしいですよね。
そこで今回は、シニア犬におすすめのドッグフードを10種類紹介します。
【2023年最新】愛犬にあったおすすめのドッグフードランキング!原材料・安全性・食いつきを徹底比較
シニア犬におすすめのドッグフード10選
ここからは、シニア犬におすすめで、なおかつ当サイトの解析でも高得点の結果となったドッグフードを紹介します。
商品名 | シニア犬におすすめの ポイント | |
---|---|---|
1 | モグワンドッグフード | ● 子犬〜シニア犬まで全年齢対応 ● チキン生肉と生サーモンがメイン ● 動物性タンパク質が原材料の50%以上 ● 良質なタンパク質が獣医からも評価 ● グレインフリー ● 363kcal/100gで比較的低カロリー |
2 | ピッコロドッグフード | ● 7歳以上のシニア犬が対象 ● 原材料の70%がチキンとサーモン ● 獣医師がシニア犬にとっての嗜好性と栄養バランスを評価 ● グレインフリー ● 355kcal/100gで低カロリー |
3 | TASHIKA | ● 子犬〜シニア犬まで全年齢対応 ● 低カロリー高タンパクな鹿肉がメイン ● 鉄分豊富な鹿のレバー使用 ● グレインフリー |
4 | Yum Yum Yum!シニア&ライトチキン やわらかドライタイプ | ● 1パック80gで使い切りができる ● 体重管理をしている愛犬に最適 ● チキンアレルギーの子には馬肉使用のもので代用できる ● シニア犬でも噛み切れる柔らかさをしている |
5 | ミシュワン小型犬用 | ● シニア期の小型犬に配慮した形状をしている ● 良質なタンパク質を豊富に含んでいる ● 厚みがなくふやかすのに適した形状をしている ● 関節症の予防になる成分が含まれている |
①モグワンドッグフード
モグワンドッグフードの詳細な特徴を表にまとめると、以下のようになります。
総合評価 | 4.80点 | ||
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Sランク: 原材料が安全で最も優れている | |||
パッケージ | |||
ジッパー | あり | ||
価格 | ■通常価格 1.8kg:税込4,356円 ■定期コース ●1個:税込3,920円 →10%OFF ●2個以上:税込3,702円 →15%OFF ●6個以上:税込3,484円 →20%OFF | ||
最安値 | 公式サイト | ||
100g あたり | 193円〜242円 | ||
対象 | 全年齢・全犬種 | ||
メイン食材 | チキン生肉&生サーモン | ||
穀物の使用 | なし(グレインフリー) | ||
賞味期限 | 未開封:18か月 開封後:3か月 | ||
原産国 | イギリス | ||
カロリー | 363kcal/100g | ||
タイプ | ● ドライタイプ | ||
販売元 | 株式会社レティシアン | ||
公式サイト | モグワンドッグフード |
モグワンドッグフードは、通信販売で累計販売数100万個を突破したドッグフードです。
採点の結果も4.80点と高得点で、当サイトで解析した160種類以上のドッグフードのなかでも第一位となりました。
高タンパクであるだけでなく、ヒューマングレードの食材を使っている点やグレインフリーである点も特徴的です。
さらに、添加物も不使用となっています。
【★4.80】モグワンドッグフードの解析|理想の食いつきを求めて開発
シニア犬におすすめのポイント
モグワンドッグフードは、以下の点でシニア犬におすすめです。
- 子犬〜シニア犬まで全年齢対応
- チキン生肉と生サーモンがメイン
- 動物性タンパク質が原材料の50%以上
- 良質なタンパク質が獣医からも評価
- グレインフリー
- 363kcal/100gで比較的低カロリー
②ピッコロドッグフード
総合評価 | 4.75点 |
---|---|
Sランク: 原材料が安全で最も優れている | |
パッケージ | |
ジッパー | あり |
価格 | ■通常価格 1.5kg:3,960円(税込4,356円) ■定期コース 1個:3,564円(税込3,920円) →10%OFF 2個以上:3,366円(税込3,702円) →15%OFF 6個以上:3,168円(税込3,484円) →20%OFF |
最安値 | 公式サイト |
100g あたり | 232円〜290円 |
対象 | 全犬種・シニア犬(7歳)~ |
メイン食材 | チキン生肉 |
穀物の使用 | なし(グレインフリー) |
賞味期限 | 未開封(常温):18か月 |
原産国 | イギリス |
カロリー | 約355kcal/100g |
タイプ | ●ドライタイプ ●直径10mm程度 |
販売元 | 株式会社レティシアン |
公式サイト | ピッコロドッグフード |
ピッコロドッグフードは、イギリスの企業であるSymply(シンプリー)が開発・製造し、日本の企業である株式会社レティシアンによって輸入販売されているドッグフードです。
ピッコロドッグフードの原材料の約70%は、犬にとって上質なタンパク質であるチキンとサーモンが占めています。
穀物を使用しないグレインフリーであり、着色料や香料は一切使用していません。
なお、ピッコロドッグフードは7歳以上のシニア犬に与えることを対象としたドッグフードになっています。
シニア犬におすすめのポイント
ピッコロドッグフードは、以下のような点でシニア犬におすすめです。
- 7歳以上のシニア犬が対象
- 原材料の70%がチキンとサーモン
- 獣医師がシニア犬にとっての嗜好性と栄養バランスを評価
- グレインフリー
- 355kcal/100gで低カロリー
③TASHIKA
総合評価 | 4.63点 |
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Sランク: 原材料が安全で最も優れている | |
パッケージ | |
ジッパー | あり |
価格 | ■通常価格 1kg:税込2,750円 ■お試し 300g:税込880円 |
最安値 | 公式サイト |
100g あたり | 約275円 |
対象 | 全種類、全年齢 |
メイン食材 | 鹿肉 |
穀物の使用 | なし(グレインフリー) |
賞味期限 | パッケージに記載 |
原産国 | 日本 |
カロリー | 384kcal/100g |
タイプ | ドライタイプ |
販売元 | NPO法人cambio |
公式サイト | TASHIKA |
TASHIKAは人工香料や着色料、保存料が一切使われておらず、無添加のドッグフードです。
TASHIKAでは、国産の本州鹿肉が使われています。本州鹿肉は、牛肉や豚肉よりも低カロリーで、タンパク質が豊富です。また、鉄分やミネラルのバランスも整っています。
また、穀物も使用されていないため、穀物アレルギーのワンちゃんにも安心して与えることができます。
TASHIKA(鹿肉60%ドライフード)には、魚粉や卵殻カルシウムなど、カルシウムが豊富な原材料も多数使われています。
シニア犬におすすめのポイント
TASHIKAは、以下のような点でシニア犬におすすめです。
- 子犬〜シニア犬まで全年齢対応
- 低カロリー高タンパクな鹿肉がメイン
- 鉄分豊富な鹿のレバー使用
- グレインフリー
④Yum Yum Yum!シニア&ライトチキン やわらかドライタイプ
総合評価 | 4.60点 |
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Sランク: 原材料が安全で最も優れている | |
パッケージ | |
ジッパー | あり(小包に限りなし) |
価格 | 通常価格 ちょこっとパック 80g:473円 400g(80g×5): 2,310円 800g(80g×10):4,073円 |
100gあたり | 約420円 |
対象 | 小型犬・成犬~シニア犬 |
メイン食材 | 鶏肉 |
穀物の使用 | あり(大麦、玄米) |
賞味期限 | 未開封(常温):約9~10ヶ月 |
原産国 | 日本 |
カロリー | 約271kcal/100g |
タイプ |
|
販売元 | ロゴスペットサイト |
「Yum Yum Yum!シニア&ライトチキン やわらかドライタイプ」は、シニア犬の食欲を掻き立ててくれる鰹節の風味と、噛みやすくしっとりとした触感があるドッグフードです。
主原料には、豊富な動物性タンパク質を含んだ宮崎県産の若鳥の生肉を使用し、シニア犬の健康と栄養バランスを考え、カボチャやニンジンなどの野菜を使用しています。
またチキンアレルギーの子には、鶏肉ではなく馬肉を主原料にしているタイプのものがおすすめです。
また1食当たりのエネルギー量は、体重管理をしている成犬にもうってつけです。
シニア犬へのおすすめポイント
Yum Yum Yum!シニア&ライトチキン やわらかドライタイプは、以下のような点でシニア犬におすすめです。
- 1パック80gで使い切りができる
- 体重管理をしている愛犬に最適
- チキンアレルギーの子には馬肉使用のもので代用できる
- シニア犬でも噛み切れる柔らかさをしている
⑤ミシュワン小型犬用
パッケージ
総合評価 | 4.60点 |
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Sランク: 原材料が安全で最も優れている | |
ジッパー | あり |
価格 | ■通常価格 3,980円(1kg) ■定期コース 初回購入:3,184円(1kg) 2回目以降:6,368円(1kg×2袋)+送料 |
100gあたり | 約398円 |
対象 | 小型犬・シニア犬 |
メイン食材 | 肉類(鶏肉、馬肉、鶏レバー) |
穀物の使用 | 大麦、玄米など |
賞味期限 | 未開封:12ヶ月 開封後:1ヶ月 |
原産国 | 日本 |
カロリー | 約352kcal/100g |
タイプ |
|
販売元 | 株式会社ミシュワン |
ミシュワン小型犬用は、シニア期に突入したチワワやトイプードルといった小型犬・超小型犬の健康に配慮した国産のドッグフードです。
主原料には、動物性タンパク質を多く含んだ馬肉や鶏肉などをふんだんに使用すると同時に、腸内環境や体調管理に一躍買っている乳酸菌を配合して、免疫力を内側から整えてくれます。
さらに、関節部分の健康を支えてくれる緑イ貝もブレンドしています。
粒の形状にも強いこだわりがあり、食べこぼしの防止からぬるま湯でふやかすのに時間がかからないなど、シニア犬への配慮がいたるところに施された1品です。
シニア犬へのおすすめポイント
ミシュワン小型犬用は、以下のような点でシニア犬におすすめです。
- シニア期の小型犬に配慮した形状をしている
- 良質なタンパク質を豊富に含んでいる
- 厚みがなくふやかすのに適した形状をしている
- 関節症の予防になる成分が含まれている
⑥ロータス シニア チキンレシピ 小粒
総合評価 | 4.50点 |
---|---|
Sランク: 原材料が安全で最も優れている | |
パッケージ | |
ジッパー | あり |
価格 | 通常価格 3,200円/1kg |
100gあたり | 約320円 |
対象 | 小型犬・シニア犬用 |
メイン食材 | チキン |
穀物の使用 | なし |
賞味期限 | 不明 |
原産国 | カナダ |
カロリー | 約357kcal/100g |
タイプ |
|
販売元 | vittoria【ヴィットーリア】 |
ロータス シニア チキンレシピには、小粒タイプと中粒タイプの2種類があり、粒の大きさに合わせてシニア期に突入した小型犬や中型・大型犬の健康を支えてくれます。
粒の大きさを問わず、ロータスはホルモン剤不使用の鶏肉と白身魚を主原料に数種類もの野菜をブレンド、仕上げはオープンでじっくり低温調理しています。
低タンパク質であると同時に低脂質なので、カロリー控えめな食事をさせたい子や、肉々しいドッグフードが苦手なシニア犬におすすめです。
シニア犬へのおすすめポイント
ロータス シニア チキンレシピ 小粒は、以下のような点でシニア犬におすすめです。
- 人間も食べれる食材を使用(ヒューマングレード)
- 関節症予防になる緑イ貝をプレンド
- 栄養素が吸収されやすい形になっている
- カロリー控えめの食事をさせたいときにおすすめ
⑦ウェルネスコア
総合評価 | 4.45点 |
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Aランク: 非常に優秀なドッグフードだが、Sランクと比べると惜しい点がある。 | |
パッケージ | |
ジッパー | あり |
価格 | ■通常価格 800g:1,909円 1.8kg:4,355円 |
100gあたり | 約209円 |
対象 | 全犬種・シニア犬 |
メイン食材 | 七面鳥 |
穀物の使用 | 穀物不使用(グレインフリー) |
賞味期限 | 不明 |
原産国 | 不明 |
カロリー | 約330kcal/100g |
タイプ |
|
販売元 | ウェルペット社 |
ウェルネスコアは、高品質かつ豊富な動物性タンパク質を含んだ七面鳥を主原料にしつつ、穀物を一切使用していないグレインフリーのドッグフードです。
成犬に比べて、筋肉や足腰が衰えつつあるシニア犬の健康状態を加味して、ドッグフード中に含まれているタンパク質の数値は33%と、シニア犬用の中では非常に高く、筋肉維持に最適です。
とはいえ、1粒当たり10mm近い大きさをしているため、シニア期に突入した口が大きい中型・大型犬のご飯に適しています。
シニア犬へのおすすめポイント
ウェルネスコアは、以下のような点でシニア犬におすすめです。
- 粒が大きいので、問題なく食べられる中型・大型犬に向いている
- タンパク質を積極的に摂取したい子
- シニア期に入っても成犬と変わらない運動量の子
- 筋力維持と足腰の健康維持に最適
⑧フレッシュミックス ウェイトマネージメント&スモールシニアドッグ
総合評価 | 4.40点 |
---|---|
Aランク: 非常に優秀なドッグフードだが、Sランクと比べると惜しい点がある。 | |
パッケージ | |
ジッパー | あり(1kgと3kgのみ) |
価格 | ■通常価格 1kg:2.310円 3kg:4,620円 6kg:8,250円 |
100gあたり | 約231円 |
対象 | 小型犬・シニア犬 |
メイン食材 | 鶏肉 |
穀物の使用 | 大麦、玄米、えんどう豆、オーツ麦など |
賞味期限 | 不明 |
原産国 | アメリカ |
カロリー | 約355kcal/100g |
タイプ |
|
販売元 | 株式会社ケイエムテイ |
フレッシュミックス ウェイトマネージメント&スモールシニアドッグは、摂りすぎた脂肪分の燃焼サポートに効果があるL-カルニチンが配合されているドッグフードです。
主原料には、動物性タンパク質を多く含んだ鶏肉(ターキーやダック)、サーモンなどの肉を使用して深みのある味わいをもたらしてくれます。
高タンパク質であると同時に、先の脂肪燃焼サポート成分のL-カルニチンに加えて、関節サポート成分配合で、運動量が減り、太りやすいシニア期の肥満対策から心臓病予防になります。
シニア犬へのおすすめポイント
フレッシュミックス ウェイトマネージメント&スモールシニアドッグは、以下のような点でシニア犬におすすめです。
- 肥満予防・心臓病予防になる成分が配合されている
- 主原料に鶏肉と魚肉をブレンドしている
- シニア期の体重管理に最適
⑨このこのごはん
総合評価 | 4.40点 |
---|---|
Aランク: 非常に優秀なドッグフードだが、Sランクと比べると惜しい点がある。 | |
パッケージ | |
ジッパー | あり |
価格 | ■通常価格 初回注文(1kg):3,278円 2回目以降:6,556円+850円(送料) |
100gあたり | 約327円 |
対象 | 小型犬・全年齢 |
メイン食材 | 鶏肉(ささみ、レバー) |
穀物の使用 | グレインフリー |
賞味期限 | 未開封:12ヶ月 |
原産国 | 日本 |
カロリー | 約342kcal/100g |
タイプ |
|
販売元 | 株式会社オモヤ |
このこのごはんは、涙やけや毛並み問題など、小型犬が抱える問題の解決に取り組めるアンチエイジング効果が期待できる小型犬専用のドッグフードです。
主原料には、ささみと鶏レバーを使用しており、上質なたんぱく質の摂取ができると同時に、低脂質なので、シニア犬の体重管理に最適です。
また消化を手助けしつつ、栄養を体の隅々にまで届けてくれパパイヤやモリンガも配合しています。
ただし、関節症の予防になる成分が微量しか含まれていません。
シニア犬へのおすすめポイント
このこのごはんは、以下のような点でシニア犬におすすめです。
- 高タンパク質かつ低脂質な総合栄養食
- 全年齢に対応
- 小型犬が抱える問題を食事でケアできる
⑩やわか
総合評価 | 4.30点 |
---|---|
Aランク: 非常に優秀なドッグフードだが、Sランクと比べると惜しい点がある。 | |
パッケージ | |
ジッパー | あり |
価格 | ■通常価格 1.2kg:5,980円 ■定期申し込み 1.2kg:4,378円 |
100gあたり | 437~598円 |
対象 | 全犬種・全年齢 |
メイン食材 | 鶏肉 |
穀物の使用 | グルテンフリー |
賞味期限 | 未開封:12ヶ月 |
原産国 | 日本 |
カロリー | 約287kcal/100g |
タイプ | セミドライフード |
販売元 | トリゼンダイニング株式会社 |
やわかは、九州産ブランド鶏「華味鶏」を主原料に、香りだしとして鰹節を使用してシニア問わず、成長期、成犬期といった全年齢に対応したドッグフードです。
主原料である鶏肉に加えて、カボチャやニンジン、リンゴなど、人間が口にしても大丈夫な食材をプレンドしたヒューマングレードであると同時に、穀物を一切使用していないグルテンフリーのドッグフードでもあります。
また原材料は、同ブランドから出ている「UMAKA」と同じですが、当商品は、噛む力が弱いシニア犬でも簡単に噛み切れるほどの柔らかさを有しています。
シニア犬へのおすすめポイント
やわかは、以下のような点でシニア犬におすすめです。
- 噛む力が弱いシニア犬でも噛み切れる柔らかさを持っている
- 関節軟骨成分や腸内環境を整える成分配合の健康食
- 穀物を一切使用していないグルテンフリー
- 子犬〜シニア犬まで全年齢に対応
シニア犬用ドッグフードの選び方
シニア犬用ドッグフードを選ぶときには、下記3つのポイントに気をつけましょう。
- 低カロリーのフードを選ぶ
- 良質なタンパク質が含まれるフードを選ぶ
- グレインフリーのフードを選ぶ
1つずつ解説します。
①低カロリーのフードを選ぶ
シニア犬には、低カロリーのフードを選びましょう。
高齢になると基礎代謝が落ちるため、成犬の時よりも必要なカロリーは少なくなります。
成犬の時と同じ感覚でドッグフードを与えていると肥満の原因になってしまうかもしれません。
そのため、低カロリーのドッグフードを与えてあげるといいでしょう。
②良質なタンパク質が含まれるフードを選ぶ
シニア犬にドッグフードを選ぶ際には、良質なタンパク質が含まれているかどうかもチェックしましょう。
良質なタンパク質は消化率が高く、身体に老廃物がたまりにくいからです。
犬にとって大豆や小麦などの植物性のタンパク質は消化しにくいものなので、肉や魚などの動物性のタンパク質が豊富に含まれているドッグフードを与えてあげるといいでしょう。
③グレインフリーのフードを選ぶ
シニア犬には、グレインフリーのフードを選びましょう。
犬にとって、穀物は消化のしやすいものではなく、さらにアレレルゲンにもなりやすい成分です。
特に、シニア犬になると消化能力が落ちるので、穀物ができるだけ含まれていないドッグフードを与えましょう。
シニア犬用のドッグフードに切り替える時期・年齢
前節で、シニア犬におすすめのドッグフードを紹介してきました。
一般的にワンちゃんの老齢期は、7歳からとされていますが、老齢期を迎えてなお、しばらくは成犬と変わらない子もいます。
また、実際は犬の大きさ(体型)によって、シニア期に入るタイミングが異なります。
大きさ | シニア(初期) | シニア(後期) |
---|---|---|
小型犬 | 8~10歳 | 11歳以降 |
中型犬 | 7~9歳 | 10歳以降 |
大型犬 | 6~7歳 | 8歳以降 |
上記表から伺えるように、小型犬の方が中型・大型犬よりも長寿であり、廊下速度も遅い傾向があります。
とはいえ、廊下の進行速度は、日々の食事や運動量、そして生活環境によって前後します。
よって、シニア期に突入する年齢に近づいた時、以下のような特徴がみられたタイミングで切り替えを検討するのがいいでしょう。
- 寝ている時間が長い
- 散歩を嫌がる
- 段差が登れない
- 口臭が気になる
- 体に触れても反応が薄い など
シニア犬におすすめのドッグフードに関するQ&A
ここからは、シニア犬にあげるドッグフード選ぶうえで知っておきたいことや、解決しておきたい疑問を質問形式で解説していきます。
Q.シニア犬におすすめのドッグフードは?
シニア犬にあげるドッグフードを選ぶときは、硬さ、代謝に見合ったカロリー量を持っている、関節ケア成分配合など、老犬の健康状態を労わってくれる成分がブレンドされているものを選ぶのが賢明です。
それらを加味してドックフードを選ぶなら「モグワンドッグフード」や「TASHIKA」がおすすめです。
Q.シニア犬におすすめのドッグフードを選ぶポイントは?
シニア犬は成犬に比べて筋肉や足腰が弱く、運動量も減っています。
よって、シニア犬にあげるドッグフードを選ぶときは、高タンパク質かつ低脂質のもの、筋肉や手足の関節のケアになる成分を含むもの、そして噛み切りやすい硬さをしているものといった特徴を兼ねそろえているものを選ぶのがいいでしょう。
特に運動量が減っているにもかかわらず、高カロリーなものをあげると肥満になりやすく、心臓にかかる負担が大きくなるなど、ワンちゃんの健康を害してしまう恐れがあります。
グルコサミン・コンドロイチン配合!関節ケアのおすすめドッグフード5選
Q.運動量が変わらないシニア犬にも成犬用のドッグフードを与えても大丈夫?
シニア犬の中には、何歳になっても活発な子もいますが、シニア期に突入している以上、筋肉や足腰、各臓器の老化が進んでいます。
そんな子に成犬用のドッグフードを与えると、摂取したカロリーの消費が追い付かず、かえって肥満体型気味になる可能性があります。
また、肥満になれば、機能が衰えつつある臓器に無理を強いることとなり、寿命を削ってしまう可能性もあります。
よって、ワンちゃんの健康を加味するなら、高タンパク質・低脂質でありながら、低カロリーで済むものに切り替えてあげるのがいいでしょう。
その点を踏まえると、シニア犬に成犬用のドッグフードをあげるのは危険ということになります。
Q.シニア犬にあげるドッグフードの適正量はある?
シニア期に入ったワンちゃんの個体によって量が変わります。
あげる量を考える時は、食べ残しの有無とうんちの硬さの2点を観察してあげるのがいいでしょう。
Q.シニア犬にグレインを含むドッグフードをあげると体調が悪くなる?
適切な加工と加熱調理をしてα化しているものであれば、シニア犬でも消化吸収ができるので与えても問題はありません。
また、グレインにはちよぅない環境を整えてくれる食物繊維や、βグルカンやビタミンやミネラルなど、健康維持に必要な栄養素を多く含んでいます。
世間では「グレインフリーがいい」といった風潮がありますが、適切な加工処理を尾床してあるものであれば、シニア犬にグレインを含むドッグフードをあげても問題はありません。
穀物不使用で高品質!グレインフリーでおすすめのドッグフード4選
Q.シニア犬に手作りご飯をあげてもいい?
栄養バランスの偏りや不足、病気になるリスクが高いので、おすすめはしません。
その点、ドッグフードは獣医や管理栄養士監修の基で製造された総合栄養バランス食であり、ワンちゃんに必要な栄養がぎっしりと詰まっています。
むろん、手作りご飯をあげる利点もありますが、ワンちゃんの健康を取るならドッグフードをあげるのが賢明です。
総合栄養食にこだわる方におすすめのドッグフード10選!獣医師監修フードも紹介
まとめ
以上、この記事では、シニア犬におすすめのドッグフード10選を紹介しました。
シニア期に突入したワンチャンにあげるドッグフードをシニア用に切り替えるタイミングは、個体によってマチマチです。
さらに、シニア期といっても、老齢期の初期・後期都では、食欲や代謝が異なります。
自分で判断がつかないときは、一度獣医に相談してみるという方法があります。
愛犬に長生きしてもらうためにも、良質かつ健康に寄り添ったものを選んであげましょう。
商品名 | シニア犬におすすめの ポイント | |
---|---|---|
1 | モグワンドッグフード | ● 子犬〜シニア犬まで全年齢対応 ● チキン生肉と生サーモンがメイン ● 動物性タンパク質が原材料の50%以上 ● 良質なタンパク質が獣医からも評価 ● グレインフリー ● 363kcal/100gで比較的低カロリー |
2 | ピッコロドッグフード | ● 7歳以上のシニア犬が対象 ● 原材料の70%がチキンとサーモン ● 獣医師がシニア犬にとっての嗜好性と栄養バランスを評価 ● グレインフリー ● 355kcal/100gで低カロリー |
3 | TASHIKA | ● 子犬〜シニア犬まで全年齢対応 ● 低カロリー高タンパクな鹿肉がメイン ● 鉄分豊富な鹿のレバー使用 ● グレインフリー |
4 | Yum Yum Yum!シニア&ライトチキン やわらかドライタイプ | ● 1パック80gで使い切りができる ● 体重管理をしている愛犬に最適 ● チキンアレルギーの子には馬肉使用のもので代用できる ● シニア犬でも噛み切れる柔らかさをしている |
5 | ミシュワン小型犬用 | ● シニア期の小型犬に配慮した形状をしている ● 良質なタンパク質を豊富に含んでいる ● 厚みがなくふやかすのに適した形状をしている ● 関節症の予防になる成分が含まれている |
ドッグフードの達人では、160種類以上のドッグフードを5点満点で評価したうえで、S〜Eランクでランクづけしています。
最もおすすめなのは、「Sランク」のドッグフードです。
Sランクのドッグフードなら… |
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● ★4.50以上の高得点 ● 無添加で穀物不使用 ● 栄養バランス◎ ● 「獣医師推奨」「ヒューマングレード」など安全なポイント多数 ● お得な定期購入あり |
A〜Eランクの商品とも比較したうえで、愛犬にぴったりなドッグフードを見つけましょう。