ドッグフードの達人(@dogfoodmaster)です。
「デイリースタイル」は、獣医師が犬の立場から考えて作ったドッグフードです。
獣医が作ったので安心できるフードだと評判です。
■今回の解析商品:デイリースタイル 鹿肉 成犬用(1歳~7歳未満)
デイリースタイルの総合評価(★3.5)
総評:原材料と利便性があと一歩
「デイリースタイル」は、エテルノという日本の会社が製造販売しているドッグフードです。当サイト独自の評価基準で厳正に審査した結果、「Bランク」の評価となりました。
デイリースタイルは鹿肉をはじめとして良質な原料を多く用いていますが、小麦、大豆、植物性油脂など犬の健康に良くない原材料も含まれています。
ただ、添加物については合成ビタミンや合成ミネラル以外は含まれていないようです。
そして、デイリースタイルは安全性は高いドッグフードになっていますが、100gあたり398円でかなり高いドッグフードになっています。
また、お試しパックがなかったり、まとめ買いによる割引がなかったりするので、利便性は低めになっています。
デイリースタイルの基本情報
参考価格 | 通常価格:1kg/3980円(税別) 定期購入:1kg/3243円(税別) 12%OFF お試しセット:300g/1000円(税別) |
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100gあたり | 約398円 |
カロリー | 325kcal/100g |
メイン食材 | 鹿肉(生) |
原産国 | 日本 |
対応年齢 | 3種で合わせて全年齢対応 |
賞味期限 | 開封後3か月 |
販売元 | エテルノ |
注目ポイント |
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最安値 | 公式サイト |
デイリースタイルの特徴
続いて、デイリースタイルの特徴を、より詳しくご紹介いたします。
①獣医が開発
デイリースタイルは獣医学や栄養学を学び、薬草の薬理作用の研究もしていた、犬についてよく知る獣医が作りました。
そのため、安心して愛犬に与えることができます。
②無添加
デイリースタイルは添加物である着色料、香料、乳化剤などを一切使用しないで製造されています。
ちなみに、保存料が入っていないのに賞味期限が短くないのは、ドッグフードの水分量を調整して腐りにくくしているからです。
③麹(こうじ)で消化しやすい
栄養のあるドッグフードを食べても、消化できなければ意味がありません。そのため、ドッグフードは栄養が十分に含まれていることも重要ですが、犬がドッグフードをうまく消化できることも重要です。
そして、デイリースタイルは鹿肉を麹で発酵させて消化しやすくしています。
そのため、消化能力が弱っているシニア犬や消化器官がまだ十分発達していない子犬であってもしっかり栄養を吸収することができます。
④低温製造
一般的なドッグフードは原材料を160℃以上の高温で調理し、さらに加圧しているので、たんぱく質が変性してしまい、栄養の一部も失われてしまいます。
ちなみに、一般的なドッグフードがこのような製造を行っているのは、製造にかかる時間を短縮し、より多くのドッグフードを作るためです。
一方、デイリースタイルは78℃~100℃の低温で製造しており、加圧もしていません。そのため、製造に時間はかかりますが、たんぱく質の変性が起こらず、栄養も失われずにすみます。
⑤主要な原材料はヒューマングレード
デイリースタイルの主要な原料は人間も食べることができるヒューマングレードのものを使用しています。
つまり、安全で厳選されている原材料になっているのです。
デイリースタイルの原材料と成分
デイリースタイルに含まれている原材料と成分は以下の通りです。
(ピックアップ食材は緑文字、マイナス食材は赤文字で表記しています。)
鹿肉(生)
デイリースタイルの主原料は鹿肉(生)です。
鹿肉は低カロリーで高たんぱくであり、鉄分が豊富なのが特徴です。また、がんの予防や肥満の防止に効果があるオメガ6脂肪酸も含まれています。
そのため、肥満気味の成犬やシニア犬には特におすすめです。
牛肉
牛肉の特徴は良質なたんぱく質を豊富に含んでおり、脂質が多く、他の肉よりもカロリーが高いことです。亜鉛や鉄分、ビタミンB群も豊富に含まれています。そのため、成長期の子犬や活動量が多い成犬に対して特におすすめです。
焙煎玄米
玄米は犬にとって優れた炭水化物源です。また、炭水化物のほかにもビタミン類などがバランスよく含まれています。
なので食物繊維による整腸効果が期待でき、ビタミン類が体の調子を整えてくれます。
大豆
大豆には植物性たんぱく質をはじめ、必須アミノ酸、リノール酸、イソフラボンなどの成分が含まれています。特に植物性たんぱく質は豊富です。
ただ、大豆はアレルゲンになりやすい食材です。また、消化にもあまりよくないので食べすぎには注意が必要です。
小麦
小麦は、犬がアレルギーを引き起こしやすい原材料であるため、与える際は注意が必要です。また小麦に含まれるグルテンは消化しにくく、愛犬のお腹に負担をかけてしまいます。
しかし、小麦、大豆、植物性油脂など、犬にとって望ましくない原料も用いられています。
ちなみに、動物性油脂は一般的には犬にとって良くない原材料ですが、公式サイトに牛脂とバターを用いていると明記してあったため、問題ない原材料と判断しました。
デイリースタイルの口コミと評判
デイリースタイルの口コミは以下の通りです。
良い口コミ評判
興奮して食べてくれます
少量でOKとのことだったので、半分にした時は、与える側に「こんなに減らして大丈夫?可愛想」という心理的プレッシャーがありました。少し早い時期に「早くご飯にして!」と要求して来ることもあったので、量を増やしたりもしてみました。余り体重に変化はなかったので、適量与えているということなのでしょう。
デイリースタイルの封を開ける度にソフィーは興奮します。余程おいしいのでしょうか。与える時も手が油でベタベタせず助かります
。
とても喜んで食べています
いつもおいしいフードをありがとうございます。初代のワンコが病気になり、食欲がなくなった時、薬いらずで愛犬の病気は治るの本を知り購入しました。残念ながらデイリースタイルを食べさせてあげることなくお空へ旅立ってしまいました。
2代目のコには、病気にならないでほしいと思い、デイリースタイルを購入しました。とても喜んで食べています。
毛艶やもイイネとお友達から言われます。これからも続けて食べさせていきたいと思います。
デイリースタイルの最安値
初回購入 | 3686円 | – | – |
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通常購入 | 3980円 | 3980円 | 3980円 |
定期購入 | 3502円 | – | 3581円 |
送料 | 780円 | 780円 | 780円 |
デイリースタイルはAmazonや楽天で購入することもできます。しかし、公式サイトで購入するのが一番お得になっています。
そして、単発で購入する場合、初回のみ3684円になります。
また、デイリースタイルには定期コースもあります。定期コースでは毎回3502円で購入することができます。ちなみに、初回は送料無料になります。ただ、定期コースは必ず3回以上購入しなければなりません。
そして、デイリースタイルは一度に9800円以上購入すると送料が無料になります。
デイリースタイルの与え方
この項では、デイリースタイルの与え方について解説していきたいと思います。
給餌量
デイリースタイルの給餌量は体重1㎏あたり10~20gになります。例えば、体重が5㎏の犬なら50~100gです。
ただ、この値はあくまで目安です。給餌量は年齢、活動量、代謝などによって異なります。愛犬に与えてみて、太ってきたら量を減らし、やせすぎてしまったら量を増やすようにしましょう。
フードの切り替え方
前のフードから、デイリースタイルへ切り替えるときには、徐々に切り替えていくようにしましょう。
具体的には、まずデイリースタイルを前のフードに1割ほど混ぜて与えます。そして、2日目は2割程度、3日目は3割程度などと、7~10日ほどかけてデイリースタイルの割合を増やしていき、前のフードを減らしていくといいでしょう。
また、おなかが弱い犬の場合はもう少し長い時間をかけてゆっくりと移行していくようにしましょう。
もし急に新しいフードを与えてしまうと、犬のおなかがびっくりして、下痢の原因になってしまうかもしれません。
デイリースタイルの賞味期限と保存方法
いくら良いフードでも、保存方法を間違えてしまったり、賞味期限を過ぎてしまったりすると、愛犬に悪い影響を与えてしまう可能性があります。
そこで、この項ではデイリースタイルの賞味期限と保存方法について解説していきたいと思います。
賞味期限
デイリースタイルの賞味期限は開封後3か月になっています。
そして、ドッグフードは賞味期限を過ぎると酸化が進んでしまい、食いつきが悪くなってしまいますし、犬のさまざまな健康被害の原因になってしまう場合もあります。ドッグフードは賞味期限内に食べきるようにしましょう。
保存方法
デイリースタイルは常温で冷暗所に保存するといいでしょう。特に開封後は20℃以下でできるだけ早く使い切るようにしましょう。
そして、温度や湿度が高い場所は避けるようにしてください。ちなみに、冷蔵庫に保存するのは避けるようにしましょう。冷蔵庫に保存してしまうと外に出したときに温度差で結露してドッグフードが湿ってしまい、それがカビの原因になる可能性があるからです。
デイリースタイルの注意点
デイリースタイルには注意が必要な点もあります。それぞれ見ていきましょう。
価格に注意!
デイリースタイルは確かに良い原材料を用いていて、犬の体にとって良いフードになっていますが、値段は高いため、飼い主の経済的負担は大きくなってしまいます。
具体的には、デイリースタイルは体重5㎏の成犬の場合、給餌量の目安は75gなので、一日あたり約300円になります。これは、1か月で約9000円かかる計算になります。
ただ、ドッグフードの適量は愛犬に運動量などによっても変わるため、これはあくまで目安です。
アレルギーに注意!
すべての食材や添加物は、アレルギーを引き起こす可能性があります。デイリースタイルには小麦や大豆が含まれていますが、小麦や大豆はアレルゲンになりやすい食材です。
ですので、アレルギー検査などを行い、愛犬のアレルギーについてはあらかじめ把握しておいたほうがいいでしょう。
また、ドッグフードを食べて嘔吐、下痢、かゆがる、発疹などアレルギーと思われる症状が出た場合には、そのドッグフードを食べるのはやめたほうがいいでしょう。
デイリースタイルの種類
鹿肉 成犬用(1歳~7歳未満)
デイリースタイルの鹿肉成犬用は成犬用の鹿肉ドッグフードになっています。
鹿肉 シニア犬用(7歳以上)
デイリースタイルの鹿肉シニア犬用は代謝が低下し、消化能力が低くなっているシニア犬用のドッグフードです。
鹿肉が麹(こうじ)で柔らかくなっており、消化しやすくなっています。
そのため、シニア犬であってもしっかり栄養を吸収することができるようになっています。
鹿肉 パピー用(1歳未満)
デイリースタイルの鹿肉パピー用はまだ消化器官が十分に発達しておらず、成長のために多くの栄養が必要なパピーに適したドッグフードになっています。
DailyStyle ドッグフード ビーフ(全年齢)
DailyStyle ドッグフード ビーフは牛肉を主原料にしたドッグフードになっています。
牛肉は鹿肉に比べて価格が安いため、鹿肉のドッグフードよりやや価格が低くなっています。
皮膚サポート
皮ふサポートは皮ふに疾患を持っている犬用のドッグフードになっています。
炎症の原因になるリノール酸をできるだけ減らしたドッグフードです。
腎臓サポート
腎臓サポートは慢性腎不全など腎臓に病気を持っている犬用のドッグフードになっています。
リンやたんぱく質を減らし、腎臓の負担が低くなるよう設計されています。
心臓サポート
心臓サポートは心臓に病気を持っている犬用のドッグフードになっています。
心臓の負担を減らすため、ナトリウムの量が少なめになっています。
肝臓サポート
肝臓サポートは肝硬変など肝臓に病気を持っている犬用のドッグフードになっています。
たんぱく質を制限して肝臓の負担を減らしています。
膵臓サポート
膵臓サポートは膵臓に病気を持っている犬、高脂血症の犬、消化不良によって下痢を起こす犬用のドッグフードになっています。
関節・椎間板サポート
関節・椎間板サポートは関節の健康を維持するためのドッグフードです。
グルコサミンやコンドロイチンを多く配合しています。
ちなみに、関節・椎間板サポートに配合されているグルコサミンやコンドロイチンはエビ・カニアレルギーを起こさないものになっています。
介護サポート
介護サポートは認知症の犬、寝たきりの犬、下肢に震えがあったり下肢が弱まっていたりする犬用のドッグフードになっています。
淡水化物の量を減らし、ビタミンを多めに配合しています。
満腹感サポート
満腹感サポートは肥満で減量が必要な犬用のドッグフードになっています。
G.A.N.コントロール
G.A.N.コントロールは悪性腫瘍や悪性リンパ腫の犬の健康を維持するためのドッグフードです。
また、糖尿病の犬にも適しています。
デイリースタイルのQ&A
その他、デイリースタイルによくある質問をまとめました。
Q①:粒の大きさはどのくらいですか?
デイリースタイルの粒は円筒状になっています。そして、長さは1~2㎝であり、直径は4~5㎜になっています。