愛犬にカモミールを与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。
カモミールがドッグフードに含まれていることはまれですが、ハーブティーとして有名だと思います。犬に与えたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では「犬にカモミールを与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。
そもそもカモミールって何?
カモミールはハーブの一種です。「大地のりんご」と呼ばれることもあります。
中世には床にまくハーブとして重用されました。悪臭や病気への感染を防ぐ目的で使われていたのです。
そして、現在では園芸でも好まれるハーブになっています。
ちなみに、カモミールには「ジャーマンカモミール」と「ローマンカモミール」の2種類がありますが、一般的にハーブティーにされているのはジャーマンカモミールです。
カモミールの効果効能
カモミールは特に神経と消化器に効果があります。カモミールには不安や動揺をしずめる働きがあります。そのため、緊張やストレスを感じやすい犬のストレスによる消化器トラブルの予防に役立ちます。
また、カモミールには胆汁や消化器の分泌を促進し、弱った消化機能を高める効果もあります。そのため、食欲がない犬にもおすすめです。
そして、おしっこトラブルや口臭の予防にも役立ちます。
また、カモミールティーをしみこませたタオルで犬の全身をふいてあげると、毛づやのアップにもつながります。
カモミールの栄養成分
カモミールに含まれている主な栄養素は以下の通りです。
➀カマズレン
カマズレンには抗アレルギー作用、抗炎症作用などがあります。また、ほかにもかゆみの緩和、皮ふ組織の再生作用などが期待できます。
➁αビサボロール
αビサボロールには抗菌作用や抗炎症作用などがあります。
➂アピゲニン
アピゲニンは白や黄色の花の花弁に含まれているフラボノイドの一種です。アピゲニンには鎮静作用があるため、不安をやわらげ、緊張を緩和するのに役立ちます。
➃ルテオリン
ルテオリンはフラボノイドの一種です。抗炎症作用、抗アレルギー作用などに優れていると言われています。
カモミールの注意点
カモミールのハーブティーは合わない犬もいます。そのため、はじめて与える場合には足の裏側など皮ふが見えやすいところに数滴つけて赤くなったりしないか確かめるようにしましょう。
また、カモミールは妊娠中の犬には適していません。与えないようにしましょう。
カモミールの与え方
カモミールはハーブティーとして与えるのがおすすめです。
ティーポッドにお湯を入れて、その中にカモミールを入れると作ることができます。犬は熱いものが苦手なので、常温くらいまで冷ましてから与えるといいでしょう。
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