犬に「レンコン」を与えるときの全知識|犬も食べられる?

ドッグフードの原材料/成分

愛犬にレンコンを与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。

ドッグフードにレンコンが配合されていることはまれだと思いますが、レンコンは身近な食材なので、私たちも食べることがありますよね。なので、犬にも食べさせたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では「犬にレンコンを与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。

レンコンの効果効能

レンコンには食物繊維が豊富に含まれています。そのため、腸内の環境を整えてくれる効果が期待できます。

また、ビタミンCも豊富なので、レンコンには体の調子を整える効果もあります。

また、レンコンに含まれるタンニンには抗酸化作用があります。犬の体を若々しく保つのに役立つのです。

レンコンの栄養成分


レンコンに含まれている主な栄養素は以下の通りです。

成分名 成分量(100gあたり)
水分 81.5g
炭水化物 15.5g
食物繊維 2g
でんぷん 10.5g
ビタミンB6 0.09㎎
カリウム 440㎎
カルシウム 20㎎
鉄分 0.5㎎
亜鉛 0.3㎎
マンガン 0.78㎎

[出典:食品成分データベース(文部科学省)]

➀水分

レンコンの約82%は水分で構成されています。そのため、レンコンは犬の水分補給としても適しています。

➁炭水化物

炭水化物は脂肪やたんぱく質と並んで三大栄養素のひとつです。犬は人間と比べて必要な炭水化物の量が少ないですが、決して不要なわけではありません。

そして、炭水化物は犬の体内で主にエネルギー源として利用されます。また、すぐ使わない分は体脂肪として蓄積されます。

➂食物繊維

食物繊維には腸内環境を整える作用があります。具体的には、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌や毒素を排出してくれます。

➃でんぷん

でんぷんはブドウ糖がたくさんつながったものです。そして、でんぷんは大切な炭水化物源です。体内でブドウ糖にまで分解されたあと、エネルギーとして利用されたり、肝臓に蓄えられたりします。

そして、でんぷんが不足するとエネルギーが足りず、疲れやすいなります。一方、でんぷんを摂取しすぎると肥満につながってしまいます。

➄ビタミンB6

ビタミンB6はたんぱく質をエネルギーに変換したり、筋肉や血液などを作ったりするときに働いています。なので、たんぱく質を多くとるほどたくさんのビタミンB6が必要になり、皮ふや粘膜の健康維持にも役立っています。

➅カリウム

カリウムは体内で水分の調整を行っています。体内で増えすぎたナトリウムの排泄を促す働きもあります。また、心臓や筋肉の働きを調節したりする役割も持っています。

➆鉄分

鉄分は血液のヘモグロビンの中に含まれ、酸素を運ぶために必要です。また、エネルギーを作り出すためにも必要です。

➇タンニン

タンニンはポリフェノールの一種です。抗酸化作用があります。つまり、犬の体を若々しく保つ効果があるのです。また、下痢を改善する効果もあります。

レンコンの注意点

与えすぎに注意!

レンコンには食物繊維が豊富に含まれています。そのため、与えすぎると消化不良になり、便秘や下痢などの原因になってしまう可能性があります。

また、レンコンにはでんぷんが豊富に含まれているため、食べすぎると肥満の原因になってしまう可能性もあります。

肝臓や腎臓に疾患がある犬には不適

レンコンにはタンニンが含まれていますが、肝臓や腎臓に疾患がある犬にとって、タンニンが含まれてる食品を摂取するのはおすすめできません。

タンニンが肝臓や腎臓に良くない影響を与えてしまう可能性があるからです。

おいしいレンコンの見分け方

どうせ食べるのなら、人間もおいしいレンコンが食べたいですし、愛犬にもおいしいレンコンを与えたいですよね。なので、この項ではおいしいレンコンの見分け方について解説したいと思います。

さて、おいしいレンコンはふっくらしていて円筒型のものです。また、節と節の間が長く、重いもののほうが中身が詰まっていておいしいと言われています。

そして、レンコンの切り口は時間の経過とともに茶色く変色していくので、レンコンは白いほうが新鮮です。

また、皮に茶色のシミがたくさんあったり、不自然に白かったりする場合には過剰な農薬が使われている可能性があります。そのようなレンコンは選ばないほうがいいでしょう。

レンコンの保存方法

レンコンは比較的酸化しやすい野菜です。具体的には、レンコンに含まれているポリフェノール化合物が酸化しやすく、空気に触れると酸化して変色してしまいます。そのため、レンコンの保存方法には気を付ける必要があります。

そして、レンコンでもっとも酸化しやすい部分は切り口です。

そのため、レンコンは切ったらすぐ切り口を酢水にさらすようにしましょう。そうすれば酸化による変色を防ぐことができます。

 

また、保存するときには乾燥しないようにレンコンを湿らせた新聞紙でくるみ、ビニール袋に入れて冷蔵しましょう。切り口をラップでピッタリ包み、空気と触れないようにするのも大切です。

ちなみに、レンコンは金属製のなべで調理してしまうと変色するので注意が必要です。

レンコンを食べて嘔吐してしまったら

レンコンを食べて、嘔吐してしまう犬もいると思います。

もし犬が嘔吐した場合には、ほかに下痢、目が赤い、呼吸が異常、などの症状がないか確認するようにしましょう。

そして、嘔吐以外の症状があった場合には、動物病院へ連れていくようにしましょう。アレルギーの可能性や、そのほかの病気の可能性もあるからです。

 

ちなみに、症状が嘔吐だけの場合、まずは犬がはじめてレンコンを食べて驚いて吐いてしまったという場合が考えられます。この場合には、吐いたあとでもう一度食べることもありますが、食べないこともあります。

食べなかった場合にはレンコンが好みではなかったということなので、以降は与えないほうがいいですが、病院へ連れていく必要もありません。

また、食べすぎによる消化不良で吐いてしまったという場合も考えられます。その場合には次から与える量を減らすようにしましょう。この場合も動物病院へ連れていく必要はないでしょう。

ただ、どうしても心配な場合には、動物病院へ連れていってあげるようにしましょう。

レンコンの与え方


レンコンは生でも食べられますし、加熱しても大丈夫です。

ただ、犬は野菜の消化が得意ではないので、生で食べるならすりおろしたほうがいいでしょう。

また、加熱したときでも食べやすい大きさに切って与えるのがおすすめです。ちなみに、レンコンには加熱してもビタミンCが残りやすいという特徴があります。

そして、レンコンを初めて与えるときにはごく少量にしましょう。アレルギーがあるかもしれませんし、レンコンが愛犬の体に合っていない可能性もあります。

ドッグフードの達人
レンコンには腸内環境を整えたり、体の調子を整えたりする効果があります。
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