犬に「舞茸(まいたけ)」を与えるときの全知識|食べても大丈夫?

ドッグフードの原材料/成分

愛犬に舞茸(まいたけ)を与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。

ドッグフードに舞茸が含まれていることはまれですが、舞茸はとても身近な食材です。なので、犬に舞茸を与えたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では「犬に舞茸を与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。

舞茸の効果効能

舞茸には水分が豊富に含まれているため、水分補給としても適しています。舞茸は水分を吸収する能力が高いので、ゆでてあげたりすると、さらに効率的に水分補給をすることができます。

また、食物繊維も豊富なので、腸内環境を整えてくれる効果も期待できます。

そして、舞茸に含まれているナイアシンはコレステロールを減らしてくれる上、舞茸は低カロリーです。そのため、舞茸はダイエットに効果的です。

また、ビオチンが毛並みや皮ふの健康維持を助けてくれます。

舞茸の栄養成分


舞茸に含まれている主な栄養素は以下の通りです。

成分名 成分量(100gあたり)
水分 92.7g
炭水化物 4.4g
食物繊維 3.5g
ビタミンB1 0.09㎎
ビタミンB2 0.19㎎
ナイアシン 5㎎
ビオチン 24μg
ビタミンD 4.9μg
カリウム 230㎎
亜鉛 0.7㎎

[出典:食品成分データベース(文部科学省)]

➀水分

舞茸の約93%は水分で構成されています。そのため、舞茸は犬の水分補給としても適しています。

➁食物繊維

食物繊維には腸内環境を整える作用があります。具体的には、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌や毒素を排出してくれます。

➂ビタミンB1

ビタミンB1は糖質からエネルギーを生産したり、皮膚や粘膜の健康を保つのを助けたりする役割があります。ビタミンB1が欠乏すると食欲がなくなったり、疲れやすくなったりします。

➃ビタミンB2

ビタミンB2は主に皮膚や粘膜の健康を保つのに役立つビタミンです。代謝を支える重要な役割を持っています。活発に運動する犬ほどたくさんのビタミンB2が必要になります。

➄ナイアシン

ナイアシンはビタミンB群の仲間です。そして、ナイアシンは細胞で糖質や脂質やたんぱく質からエネルギーを作り出すときに役立ちます。また、皮ふや粘膜の健康を維持する役割もあります。

➅ビオチン

ビオチンとはビタミンB群の一種で、ビタミンB7と呼ばれることもあります。そして、ビオチンには酵素の働きを助け、皮膚炎を予防する効果があります。

➆ビタミンD

ビタミンDは小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進し、血液の中にあるカルシウムの量を調整します。そして、頑丈な骨をつくる働きもあります。

➇カリウム

カリウムは体内で水分の調整を行っています。体内で増えすぎたナトリウムの排泄を促す働きもあります。また、心臓や筋肉の働きを調節したりする役割も持っています。

➈βグルカン

βグルカンはキノコに多く含まれています。そして、βグルカンには免疫機能を高めてがん細胞の増殖を抑えたり、抗がん剤の効果を高めたり、抗がん剤の副作用を抑えたりする効果があります。

そして、キノコの中でもマイタケには多くのβグルカンが含まれています。その上、マイタケに含まれているβグルカンは効果も強力です。

舞茸の注意点

与えすぎに注意!

舞茸には食物繊維が豊富に含まれています。そのため、与えすぎてしまうと消化不良になり、便秘などの原因になってしまう可能性があります。

また、水分も豊富なので、下痢になってしまうかもしれません。

生の舞茸に注意!

舞茸は食物繊維が多く含まれており、犬にとって消化の難しい食べ物です。そして、生だと食物繊維がかたくて消化に悪いです。

人間も生の舞茸を食べることはないと思いますが、犬にも生の舞茸は与えないようにしましょう。

日持ちしないので注意!

舞茸はあまり長い間もたない食べ物です。できるだけはやく食べきるようにしましょう。

そして、その日のうちに食べきれない場合には冷凍してしまうのがおすすめです。

おいしい舞茸の選び方

人間が食べるときにもそうですが、犬に舞茸を与えるときにも、できるだけおいしいものを与えたいですよね。そこで、この項ではおいしい舞茸の選び方について解説したいと思います。

おいしい舞茸の基準は2つあります。

 

まず1つ目は、肉厚で弾力があることです。

次に2つ目は、じくが白くてかさが濃い茶色であることです。つまり、じくとかさの色の差が大きいもののほうがおいしいのです。

そして3つ目は、かさが密集していることです。

舞茸の与え方

舞茸は生では与えず、必ず加熱してから与えるようにしましょう。生の舞茸は消化が難しいからです。

ちなみに、加熱する方法としては炒めることや茹でることなどがあげられます。そして、加熱した後には必ず細かく切って与えるようにしましょう。そうしないと、消化されずにそのまま出てきてしまう可能性があります。

そして、与える量の目安は一日当たりの摂取カロリーの10%程度です。これを超えると与えすぎになってしまいます。

 

そして、はじめは少量を与えるようにしましょう。舞茸にアレルギーがある犬もいるかもしれませんし、おなかが弱い犬や小型犬などの場合、少しの舞茸でも消化不良になってしまう可能性があります。ちなみに、次の日のうんちを確認して、緩くなっていたら、それは与えすぎです。

また、舞茸のにおいが苦手な犬もいます。犬が食べなかった場合には、無理に与えないようにしましょう。

ドッグフードの達人
舞茸は水分補給として適している上、腸内環境を整えてくれる効果もあります。また、ダイエット食品としても適しています。
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