愛犬にピスタチオを与えるのはおすすめできません。
ピスタチオはお酒のつまみとして有名で、大好きだという人も多いと思います。なので、犬にもピスタチオを与えたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では「犬にピスタチオをおすすめできない理由」について解説していきたいと思います。
消化に悪く、脂質が多く、アレルギーがある
ピスタチオは消化に悪く、脂質が多く含まれていて、アレルギーのリスクもあるため、犬へ与えるのに適していません。
そして、ピスタチオを食べても中毒症状が起こることはありませんが、気になる様子が見られた場合には、動物病院へ連れていってあげるようにしましょう。
そもそもピスタチオって何?
ピスタチオはウルシ科カイノキ属の落葉高木からとったナッツのことです。そして、ピスタチオはナッツの中でも酒のつまみとして高い人気があります。
また、ナッツ類の中でも栄養価が高く、「ナッツの女王」と呼ばれています。
そして、ナッツはシンプルにそのまま食べることもできますが、アイスやクッキーなどの中に使われていることもあります。
ちなみに、ピスタチオは美容によいことで知られています。
犬にピスタチオを与えるのはなぜ良くない?
犬にピスタチオを与えるのは良くない理由は主に3つあります。それぞれ見ていきましょう。
まず1つ目は、ピスタチオなどのナッツ類がかたくて消化に悪いことです。そのため、ピスタチオを食べてしまうと消化不良になってしまい、下痢や嘔吐などの原因になってしまいます。
次に2つ目は脂質が多いことです。ナッツ類は全体的に脂質が多いですが、ピスタチオにも多くの脂質が含まれています。そのため、ピスタチオを食べてしまうと、すぐに脂質のとりすぎになってしまいます。
そして、犬が脂質をとりすぎてしまうと肥満や膵炎の原因になってしまうかもしれません。
そして、3つ目はアレルギーです。ナッツ類はアレルギーを引き起こしてしまう可能性があります。
このように、ピスタチオを食べてしまうと中毒症状が起こってしまうわけではありませんが、与えるのはあまり良くないでしょう。
ピスタチオの注意点
殻付きのピスタチオに注意!
人間はピスタチオを殻ごと食べてしまうこともありますが、犬に殻付きのピスタチオを与えてしまうと危険です。
なぜなら、ピスタチオの殻はかたいため、犬が無理にかもうとすると口内を傷つけてしまうかもしれません。また、犬が殻をかまずに飲み込んだ場合はのどや腸などに詰まってしまう可能性もあります。
そして、飲み込んでそのままうんちとして出てきてくれたら大丈夫ですが、腸に詰まってしまうと手術をして取り除かなくてはいけません。
ふだんから食べかけのピスタチオを放置しないことなどの対策が必要でしょう。
ピスタチオの加工品について
ピスタチオは単独で食べられることもありますが、アイスに入っていたり、クッキーに入っていたりすることもあります。
そして、そのような場合にも犬には与えるべきではありません。
なぜなら、人間用のアイスやクッキーにはバターや砂糖が多く含まれていて、脂肪や糖分のとりすぎになってしまうからです。
ちなみに、犬が糖分をとりすぎてしまうと肥満や歯周病や糖尿病の原因になってしまう可能性があります。
犬がピスタチオを食べてしまったときの対処法
ピスタチオは中毒症状が起こってしまうわけではないので、食べてしまった場合、基本的には様子見をしていれば大丈夫です。
ただ、いつもと違った様子が見られるようだったら、病院へ連れていってあげるようにしましょう。
ちなみに、病院へ連れていくときにはピスタチオを食べた量や食べた時間を言ってあげると、正確な診療に役立ちます。また、食べてしまったものの現物やパッケージなどを持っていってあげるとより丁寧でしょう。
そして、犬がピスタチオを食べてしまった場合に、自力で吐かせるのはやめておきましょう。素人が吐かせようとしても成功しないかもしれませんし、成功したとしても症状を悪化させてしまう可能性があります。
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