愛犬にラム肉を与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。
ラム肉はドッグフードの主原料として用いられることもあります。また、手作りフード派のみなさんの中にも、愛犬にラム肉を与えたいと考えている人がいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では「犬にラム肉を与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。
そもそもラム肉って何?

豚肉や鶏肉などと違って、ラム肉が何の肉なのか、正確に知っている人は少ないのではないでしょうか。
ラム肉とは、生後1年未満の羊の肉のことです。
ちなみに、生後1年以上の羊の肉のことはマトンと呼びます。
ラム肉の効果効能

ラム肉は高たんぱく低カロリーの肉で、体を温める効果があります。そして、ラム肉には消化吸収に優れているという特徴もあります。
また、アレルギーは生まれつきのものもありますが、同じ食べ物を食べすぎることでアレルギーになることもあります。しかし、ラム肉は食べたことがない犬が多いため、ラム肉でアレルギーが起こることは比較的少なめです。
そのため、ラム肉はアレルギーで鶏肉などが食べられない犬用のたんぱく質源として使われることも多くあります。
ラム肉の栄養成分
 ラム肉(もも)に含まれている主な栄養素は以下の通りです。
| 成分名 | 成分量(100gあたり) | 
|---|---|
| 水分 | 69.7g | 
| たんぱく質 | 20g | 
| 脂質 | 12g | 
| 鉄分 | 2㎎ | 
| ビタミンB1 | 0.13㎎ | 
| ビタミンB2 | 0.26㎎ | 
| ビタミンE | 0.5㎎ | 
| カリウム | 340㎎ | 
| リン | 120㎎ | 
[出典:食品成分データベース(文部科学省)] たんぱく質は三大栄養素のひとつであり、生きていく上で特に重要な栄養素です。血液や筋肉などの体をつくる主要な成分であり、体内で酵素など生命時に欠かせない物質にも変換されます。そして、エネルギー源になることもあります。 鉄分は血液のヘモグロビンの中に含まれ、酸素を運ぶために必要です。また、エネルギーを作り出すためにも必要です。 ビタミンB1は糖質からエネルギーを生産したり、皮膚や粘膜の健康を保つのを助けたりする役割があります。ビタミンB1が欠乏すると食欲がなくなったり、疲れやすくなったりします。 ビタミンB2は主に皮膚や粘膜の健康を保つのに役立つビタミンです。代謝を支える重要な役割を持っています。活発に運動する犬ほどたくさんのビタミンB2が必要になります。 ビタミンEには抗酸化作用があります。抗酸化作用により、さまざまな病気が予防されます。 カルチニンには脂肪を燃焼させ、コレステロール値を下げ、心臓病や動脈硬化を予防する効果があります。 ラム肉は高たんぱく低カロリーとはいえ、脂質も含まれているため、たくさん与えすぎると肥満の原因になってしまいます。 また、一度に食べすぎると消化が追い付かなくなり、下痢や便秘などの原因になってしまうかもしれません。 ラム肉をスーパーなどで見かけることは少ないのではないでしょうか。ラム肉は流通量が少ないため、見かけることは少ないと思います。 なので、ラム肉を手に入れたいと思ったら精肉店に行くか、ネットショップで見つけるかの二択になると思いますが、流通量が少ない分、値段は高めです。 そして、ラム肉は生肉のままだと寄生虫や細菌などが含まれている危険性もあります。そのため、加熱して与えるのがおすすめ➀たんぱく質
➁鉄分
➂ビタミンB1
➃ビタミンB2
➄ビタミンE
➅カルチニン
ラム肉の注意点
与えすぎに注意!
値段に注意!
ラム肉の与え方
 ラム肉は北海道ならスーパーで普通に売られていますが、他の地域ではあまり売られていません。そのため、冷凍のラム肉をネットショップなどで手に入れることが多いと思います。
ちなみに、ラム肉を初めて食べる犬の場合、最初はなかなか食いつかなかったり、食べても下痢になったり吐いたりすることがあるかもしれません。その場合にはいったんもとの食事に戻しましょう。
そして、体調や便が落ち着いてきたらティースプーン一杯くらいのラム肉をフライパンで加熱して与えると抵抗が少なくなるかもしれません。
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