愛犬に七面鳥を与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。
七面鳥はたまにドッグフードのメイン食材として用いられることがあります。また、クリスマスには七面鳥を食べるという人も多く、それを犬に与えたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では「犬に七面鳥を与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。
七面鳥の効果効能
七面鳥は低脂肪高たんぱくで消化によい、犬にとって理想的なたんぱく質源です。皮を除くとほとんど脂肪が含まれていないため、ダイエット食としてもおすすめできます。
また、比較的アレルゲンになりにくいのもうれしいポイントです。
七面鳥の栄養成分
七面鳥に含まれている主な栄養素は以下の通りです。
成分名 | 成分量(100gあたり) |
---|---|
水分 | 74.6g |
たんぱく質 | 23.5g |
脂質 | 0.7g |
ビタミンB2 | 0.24㎎ |
ビタミンB6 | 0.72㎎ |
ビタミンB12 | 0.6μg |
カリウム | 190㎎ |
鉄分 | 1.1㎎ |
マグネシウム | 29㎎ |
亜鉛 | 0.8㎎ |
[出典:食品成分データベース(文部科学省)] たんぱく質は三大栄養素のひとつであり、生きていく上で特に重要な栄養素です。血液や筋肉などの体をつくる主要な成分であり、体内で酵素など生命時に欠かせない物質にも変換されます。そして、エネルギー源になることもあります。 ビタミンB2は主に皮膚や粘膜の健康を保つのに役立つビタミンです。代謝を支える重要な役割を持っています。活発に運動する犬ほどたくさんのビタミンB2が必要になります。 ビタミンB6はたんぱく質をエネルギーに変換したり、筋肉や血液などを作ったりするときに働いています。なので、たんぱく質を多くとるほどたくさんのビタミンB6が必要になり、皮ふや粘膜の健康維持にも役立っています。 ビタミンB12は葉酸と協力して赤血球の中に含まれているヘモグロビンを作るのに役立っています。また、脳からの指令を体全体に伝える神経を正常に保つ効果もあります。 鉄分は血液のヘモグロビンの中に含まれ、酸素を運ぶために必要です。また、エネルギーを作り出すためにも必要です。 亜鉛は体内で作り出すことができないため、食事で摂取する必要があります。 そして、亜鉛には体内のさまざまな働きをサポートして正常に保つ役割があります。具体的には味覚を正確に保ったり、免疫力を向上させたり、新陳代謝を活性化させたり、毛並みや肌の健康を保ったり、抗酸化作用を活性化したりします。 七面鳥はとてもヘルシーな食材ですが、大量に与えればいいというものではありません。大量に与えすぎてしまうと、やはり肥満の原因になってしまいます。 また、一度に七面鳥を与えすぎると消化が追い付かなくなってしまいます。すると、下痢や便秘の原因になってしまうかもしれません。 七面鳥が日本で食べられることはあまりありませんが、あるとしたらクリスマスでしょう。そして、クリスマスには犬にも七面鳥を与えたいと考えている人も多いのではないでしょうか。 しかし、クリスマスで出るようなローストした七面鳥を犬に与えるのはおすすめできません。人間用の味付けがされている七面鳥は犬にとって味が濃すぎるからです。また、玉ねぎなど犬へ絶対に与えてはいけない食材が使われている場合、犬に与えるのは厳禁です。 ただ、玉ねぎなどが使われている場合、どうしても犬にローストした七面鳥を与えたいなら、味が濃くついている皮の部分と、骨の部分を取り除いて与えるようにしましょう。この場合も、あまり大量に与えすぎないようにしましょう。 七面鳥自体は犬にとってアレルゲンになりにくい食材なのですが、鶏と七面鳥は種として似ています。そのため、七面鳥にアレルギーを持っていなくても、鶏にアレルギーを持っている犬が七面鳥を食べるとアレルギー症状が出てしまう場合があります。 そのため、鶏にアレルギーがある犬に七面鳥を与えるのは避けたほうが無難でしょう。もし与えるのなら、少量で試してみるべきです。 ドッグフードの達人では、160種類以上のドッグフードを5点満点で評価したうえで、S〜Eランクでランクづけしています。 最もおすすめなのは、「Sランク」のドッグフードです。 A〜Eランクの商品とも比較したうえで、愛犬にぴったりなドッグフードを見つけましょう。➀たんぱく質
➁ビタミンB2
➂ビタミンB6
➃ビタミンB12
➄鉄分
➅亜鉛
七面鳥の注意点
与えすぎに注意!
ローストした七面鳥に注意!
鶏肉アレルギーの犬は注意!
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