愛犬にケルプを与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。
ケルプがドッグフードに含まれていることはまれですが、ケルプは栄養素が豊富に含まれていることで話題です。犬に与えたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では「犬にケルプを与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。
そもそもケルプって何?
ケルプは海藻の一種です。北大西洋に多く生息しています。葉は大きく、2mにも達します。
栄養素が豊富に含まれていることで話題です。
ケルプの効果効能
ケルプにはまず、免疫力を向上させる効果があります。また、毛並みを整える効果もあります。
そして、ケルプに豊富に含まれる食物繊維は消化がゆっくりであるため、愛犬の食べすぎ予防にも効果的です。
ケルプの栄養成分
ケルプに含まれている主な栄養素は以下の通りです。
➀たんぱく質
たんぱく質は三大栄養素のひとつであり、生きていく上で特に重要な栄養素です。血液や筋肉などの体をつくる主要な成分であり、体内で酵素など生命時に欠かせない物質にも変換されます。そして、エネルギー源になることもあります。
➁食物繊維
食物繊維には腸内環境を整える作用があります。具体的には、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌や毒素を排出してくれます。
➂ヨウ素
からだに取り入れられたヨウ素のほとんどは甲状腺に取り込まれます。そして、甲状腺ホルモンを作る原料になります。そして、甲状腺ホルモンは発達と成長を促進する効果を持っています。
➃カルシウム
カルシウムは骨や歯を形成するために必要不可欠です。また、筋肉を動かすためにも必要です。ただ、過剰に摂取すると逆に骨折などが起こってしまう可能性があります。そのため、適切な量を与えることが重要です。
➄亜鉛
亜鉛は体内で作り出すことができないため、食事で摂取する必要があります。
そして、亜鉛には体内のさまざまな働きをサポートして正常に保つ役割があります。具体的には味覚を正確に保ったり、免疫力を向上させたり、新陳代謝を活性化させたり、毛並みや肌の健康を保ったり、抗酸化作用を活性化したりします。
➅ビタミンC
コラーゲンの合成を助け、皮ふや毛並みを整えてくれます。また、ストレス解消や免疫力の強化などにも有効です。
➆ビタミンE
ビタミンEには抗酸化作用があります。抗酸化作用により、さまざまな病気が予防されます。
➇フコダイン
フコダインは海藻のヌルヌルに含まれる成分です。多糖類の一種です。消化を助けたり胃の炎症や潰瘍を予防・修復したり、がんの発生や進行を遅らせたりする働きがあります。
ケルプの注意点
与えすぎに注意!
ケルプは健康によい食材ですが、やはり食べすぎると逆効果になってしまいます。
ケルプには食物繊維が豊富に含まれているため、ケルプを食べすぎると下痢や便秘などの原因になってしまいます。
ケルプの与え方
海藻は油との相性がよいため、一緒に摂取すると栄養素の吸収効率がアップします。
なので、ケルプを使って手作りフードを作るなら、油を使う料理がおすすめです。
そして、ケルプを与えるときには細かく刻んで与えてあげましょう。
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