ドッグフードの原材料と成分

犬に「グルコサミン・コンドロイチン」を与えるときの全知識

※本ページにはPRが含まれます。

愛犬にグルコサミンやコンドロイチンを与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。

グルコサミンやコンドロイチンはドッグフードに含まれていることが多くあります。また、宣伝などでグルコサミンが関節に効くということを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では「犬にグルコサミン・コンドロイチンを与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。

グルコサミン・コンドロイチンの効果効能

まず、グルコサミンは軟骨にとって重要な成分です。犬にとっては関節炎を予防するなど、関節の健康を保つ効果があります。

また、コンドロイチンには軟骨に水分をキープする効果があります。

そして、グルコサミンとコンドロイチンは一緒に摂取するとより効果的です。

グルコサミン・コンドロイチンの概要


グルコサミンはアミノ糖とも呼ばれる成分です。体の中でもブドウ糖から作られますが、その量は加齢とともに減少してしまいます。

そして、グルコサミンは軟骨成分であるヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸などの原料になるので軟骨にとって重要な成分です。

ちなみに、コンドロイチン硫酸とはコンドロイチンの正式名称です。グルコサミンとコンドロイチンを一緒に摂取すると相乗効果があります。

そして、グルコサミンやコンドロイチンは食物などで体内に入ってきても、すべてが吸収されるわけではありません。なので、これらの成分は量というよりは、吸収率のほうが大事です。吸収率が高いグルコサミンやコンドロイチンのほうが効果は高くなります。

グルコサミン・コンドロイチンの適量

グルコサミンやコンドロイチンはとればとるだけいいというものではありません。たとえ1日に多くの量を摂取したとしても、体外に排出されてしまいます。

そして、グルコサミンとコンドロイチンの摂取量は比率が大切です。グルコサミンが5に対してコンドロイチンを4摂取するといいと言われています。

また、犬にグルコサミンとコンドロイチンを与えたときの適量については特に情報がありませんが、人間の摂取量を参考にすれば、犬にこれらを与えるときの適量を求めることができます。

グルコサミンとコンドロイチンの適量は体重によって変わってくるので、これを犬に当てはめてみると、10㎏の犬ならグルコサミンを1日当たり200㎎ほど、コンドロイチンを160㎎ほど与えるのが適しているでしょう。

グルコサミン・コンドロイチンの注意点

アレルギーに注意!

グルコサミンやコンドロイチンのサプリメントを犬に与える場合、そのサプリメントのグルコサミンやコンドロイチンはカニ・エビ由来のものである可能性があります。

そして、カニ・エビ由来のものであった場合、甲殻アレルギーがある犬は注意が必要です。

甲殻アレルギーを持っている犬の場合、サプリメントのパッケージをきちんと確認してから与えるべきでしょう。

与えすぎに注意!

グルコサミンとコンドロイチンには素晴らしい効果がありますが、与えれば与えるだけよいというものではありません。

グルコサミンとコンドロイチンに副作用はありませんが、摂取しすぎると胃腸の調子が悪くなったり、吐き気や胸やけなどの原因になったりすると言われています。

グルコサミン・コンドロイチンの与え方

グルコサミンやコンドロイチンは食べ物から摂取する場合とサプリメントから摂取する場合が考えられます。それぞれ見ていきましょう。

食べ物から摂取する場合

食べ物からグルコサミンやコンドロイチンを摂取するのは可能だが難しいというのが結論になります。

グルコサミンやコンドロイチンはカニの甲羅、エビの殻、軟骨、うなぎ、フカヒレなどに多く含まれていますが、これらの食べ物を犬に与える機会は少ないのではないでしょうか。

もし食べ物からグルコサミンやコンドロイチンを与えたいなら、軟骨がおすすめです。

ちなみに、ドッグフードの中にはグルコサミンやコンドロイチンが含まれているものもあります。関節炎などを持っている犬の場合、これらの成分が入っているドッグフードを選ぶのも手ではないでしょうか。

サプリメントから摂取する場合

サプリから摂取するグルコサミンやコンドロイチンが犬へ有用に働くかどうかはまだわかっていません。インターネット上では効果があったという声もあれば、効果がなかったという声もあるようです。

ちなみに、グルコサミンやコンドロイチンのサプリメントは人間用のものも多く発売されていますが、これを犬に与えてもいいかは場合によります。犬にとって良くない成分が含まれている場合もあるので、メーカーに問い合わせをするのが無難でしょう。

グルコサミンやコンドロイチンのサプリメントは犬用のものもあるので、そちらを与えるのがおすすめです。

そして、サプリメントはグルコサミンとコンドロイチンのどちらも配合されているものがいいでしょう。

きなこ
きなこ
グルコサミンやコンドロイチンは関節の健康を保つのに役立ちます。
フード選びに迷ったら?

ドッグフードの達人では、160種類以上のドッグフードを5点満点で評価したうえで、S〜Eランクでランクづけしています

最もおすすめなのは、「Sランク」のドッグフードです。

Sランクのドッグフードなら…
★4.50以上の高得点
無添加で穀物不使用
栄養バランス◎
「獣医師推奨」「ヒューマングレード」など安全なポイント多数
お得な定期購入あり

A〜Eランクの商品とも比較したうえで、愛犬にぴったりなドッグフードを見つけましょう。

全ランク一覧は
こちら

こんな記事もおすすめ

※本ページにはPRが含まれます。

ドッグフードの原材料と成分

犬にらっきょうはダメ!理由・症状・対処法などを徹底解説

2018年10月25日
ドッグフードの達人
愛犬にらっきょうを与えてはいけません。 らっきょうは身近な野菜で、料理に使用しているという人も多いと思います。カレーなどの付け合わせと …

※本ページにはPRが含まれます。

ドッグフードの原材料と成分

犬に「ビフィズス菌」を与えるときの全知識|下痢に効果があるの?

2018年12月26日
ドッグフードの達人
愛犬にビフィズス菌を与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。   ビフィズス菌は人間の下痢などに効果があると言われていますが、 …

※本ページにはPRが含まれます。

ドッグフードの原材料と成分

犬にマカダミアナッツはダメ!理由・症状・対処法などを徹底解説

2018年10月25日
ドッグフードの達人
愛犬にマカダミアナッツを与えてはいけません。 マカダミアナッツはとても身近な食材で、海外に行ったときのお土産としても有名です。しかし、 …

※本ページにはPRが含まれます。

ドッグフードの原材料と成分

犬に「パセリ」を与えるときの全知識|生のままで大丈夫?適量は?

2023年7月10日
ドッグフードの達人
犬はパセリを食べても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。 パセリがドッグフードに入っていることはまれですが、肉や野菜の付け合わせ …

※本ページにはPRが含まれます。

ドッグフードの原材料と成分

犬に「パーム油」を与えるときの全知識|栄養成分や効果効能など

2018年10月20日
ドッグフードの達人
愛犬にパーム油を与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。   パーム油は植物性油脂の形でドッグフードに含まれていることがありま …

※本ページにはPRが含まれます。

ドッグフードの原材料と成分

犬に「麦茶」を与えるときの全知識|栄養成分や効果効能など

2018年10月23日
ドッグフードの達人
愛犬に麦茶を与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。   家で日常的に麦茶を飲んでいる人は多いのではないでしょうか。特に夏の暑 …