キャネディ(オールライフステージ)は、肥満の全年齢犬を対象にした、低カロリーのドッグフードです。
ドッグフードには数多くの種類があり、いくつか候補が見つかったとしても、愛犬に合うかどうかを検討するのが大変ですよね。
そこで、この記事では、キャネディ(オールライフステージ)を「原材料、成分、価格、安全性、利便性」の5つの項目で評価しています。
また、解析結果だけでなく、キャネディ(オールライフステージ)の特徴や評判なども紹介しています。
- 解析結果の詳細
- フードの特徴
- 評判
- 購入方法
キャネディ(オールライフステージ)の解析結果
総合評価:3.60点
(Bランク)
- 香料使用でやや減点
- その他、穀物や危険原材料はなし
- 粗脂肪・粗繊維が多め
- 粗灰分の割合が不明
- アメリカ産
- 製造工場の情報がなく減点
- 100gあたり約73円
- 大容量で安め
- お試しや定期購入がない
キャネディ(オールライフステージ)はアメリカ産の原材料を使用したドライフードです。解析では、合成着色料や遺伝子組み換え原材料などは使われていませんが、香料が使われていることがわかり、減点となりました。
成分では、粗脂肪と粗繊維がやや多めであるのが少し気になります。また灰分の量が明記されていないため、減点となりました。
キャネディ(オールライフステージ)の原材料の得点は4.25点となりました。
香料が使われているため、やや減点となりました。
天然香料であり、人工的な香料に比べると安全性は高いですが、何をもとにした香料なのかがわからないという点がやや危険です。
そのほか、減点となった点はありませんでした。穀物不使用で、合成着色料など危険な原材料も使われていません。
原材料の詳細は下記の通りです。
チキンミール、ターキーミール、玄米、エンドウ豆、オートミール、大麦、モロコシ、レンズ豆、乾燥アルファルファミール、チキン脂肪、亜麻仁、白米、ラムミール、サーモンオイル、天然香料、塩、トレオニン、塩化カリウム、タウリン、塩化コリン、混合トコフェロール、トリプトファン、硫酸亜鉛、DL-メチオニン、ビタミンE、硫酸鉄(I)、ナイアシン、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸、パントテン酸カルシウム、硫酸マンガン、硫酸銅、ビタミンA、亜セレン酸ナトリウム、リボフラビン、チアミン硝酸塩、ビオチン、ビタミンB12、亜鉛タンパク質化合物、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵物、塩酸ピリドキシン、エチレンジアミン二水素ヨウ化物、ビタミンD3、葉酸、乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵物、乾燥乳酸桿菌属プランタラム発酵物
キャネディ(オールライフステージ)の成分の評価は4.00点となりました。
粗脂肪と粗繊維が、本サイトの解析基準で「多め」となったほか、粗灰分の量が不明であるため、マイナス1点の減点となっています。
- 粗脂肪が多すぎると…
肥満につながる可能性があります。 - 粗繊維が多すぎると…
便秘につながる可能性があります。
粗タンパク質 | 24%以上 |
---|---|
粗脂肪 | 10%以上 |
粗繊維 | 4,5%以下 |
粗灰分 | 不明 |
水分 | 10%以下 |
エネルギー | 342,5kcal /100g |
キャネディ(オールライフステージ)の安全性の評価は4.00点となりました。
製造工場の場所や工程の情報が公開されていないため、やや減点となっています。
また、ヒューマングレードの明記もありません。
過去のリコールなどの問題はありません。
キャネディ(オールライフステージ)の価格の評価は5.00点となりました。
キャネディ(オールライフステージ)の価格は、20㎏で税込16,800円(楽天の場合)です。
100gあたりおおよそ80円程度となります。100gあたりの相場が250円前後と考えると、かなり安く買い求めやすい価格です。
キャネディ(オールライフステージ)の利便性の評価は2.00点となりました。
購入場所が少なく、お試しパックや他の味の種類などもないという点で、利便性がそこまで高くないため減点となっています。
また、公式サイトの販売や、定期購入はありません。
重さの種類には6.6kgと13.6kgの2種類があります。
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キャネディ(オールライフステージ)の特徴
キャネディ(オールライフステージ)の詳細な特徴を表にまとめると、以下のようになります。
総合評価 | 3.60点 | ||
---|---|---|---|
パッケージ | |||
価格 | 20㎏:税込16,800円 ※楽天の場合 | ||
最安値 | 楽天 | ||
100gあたり | 約80円 | ||
メイン食材 | チキンミール、玄米、白米 | ||
対象 | 肥満・全年齢用 | ||
賞味期限 | パッケージ記載 | ||
原産国 | アメリカ | カロリー | 330kcal/ 100g |
目的 | ー | タイプ | ドライ |
粒 | 形状の画像公開なし | ||
販売元 | CANIDAE | ||
公式サイト | キャネディ(オールライフステージ) |
キャネディ(オールライフステージ)の特徴には、以下のようなものがあります。
①肥満・全年齢犬用
ドッグフードの一般的なカロリーは100gあたり、350~400kcalです。
キャネディ(オールライフステージ)は100gあたり約342kcalとなっていますから、低カロリー設計となっています。
②小麦不使用だが穀物をいくつか使用
ただし、下記のようなその他の穀物が使用されているため、完全な穀物不使用ではありません。
- 大麦
- 玄米
- 白米
- 米糠
- 大麦粉
そのため、穀物全般にアレルギーがある場合は注意しましょう。
メイン食材は高タンパクなラム肉であるため、小さな体のワンちゃんが少しの量で十分なタンパク質を摂ることができます。
また、高タンパクでありながら低脂肪である点も魅力的です。
③肉類がメイン食材
キャネディ(オールライフステージ)は肉類がメイン食材となっています。
下記のようにさまざまな肉類が使用されています。
- チキンミール
- オートミール
- ターキーミール
- ラムミール
- チキン脂肪
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キャネディ(オールライフステージ)はこんな犬・飼い主さんにおすすめ!
キャネディ(オールライフステージ)は下記のような犬や飼い主さんにおすすめです。
こんなワンちゃんにおすすめ! | |
---|---|
●肥満気味 ●魚より肉が好き | |
こんな飼い主さんにおすすめ! | |
●大容量で安いフードが欲しい ●楽天で買えれば充分 |
メイン食材は肉類だから、「魚よりも肉派」の犬にも合っているよ。
価格も100gあたり約73円と安いです。そのため、一度に大量のフードを安く買いたい方におすすめです。
また、Amazonや公式サイトでの販売はありませんが、「楽天で買えれば十分」という方に向いています。
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キャネディ(オールライフステージ)の口コミ評判
キャネディ(オールライフステージ)の口コミを調べたところ、様々な意見が見つかりました。
そこでここでは、キャネディ(オールライフステージ)の良い口コミと悪い口コミについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
良い口コミ
キャネディ(オールライフステージ)には以下の良い口コミが見つかりました。
毛艶が良くなった
私たちはこの食品を長年使用しており、現在は115ポンドのブルマスチフと11ポンド分のピンに供給しています。
それは彼らを健康に、満腹で、完璧な体重、素敵なコート、良い歯に保ちました。
品質や一貫性に問題はありませんでした。絶対におすすめ!
[出典:Amazon]
快便になった
いつもながら迅速かつ丁寧な梱包の配送ありがたいです。
このキャネディはコスパがよくて、大型犬用に購入しましたが、少しお腹の調子の良くない小型犬にも与えて見たところ、快便でとても助かりました。
これからも継続していきたいと思ってます。
[出典:楽天]
これは素晴らしい食べ物のようで、私の犬は本当にそれが好きで、とても好き嫌いがあるので、素晴らしいと思います。
小口で食べられるので、とても食べやすく、消化しやすそうです。
また、良い成分も入っています。
私の唯一の不満は、私が手に入れたフレーバー(マルチプロテインフォーミュラ)が魚のようなにおいがして、犬が食べた後の息が最悪になることです。
でも、食後時間が経つと消えてしまうようですので、効きます。
[出典:Amazon]
食いつきが良い
3つの異なるハウスホールドの間には4人のオーストラリアン・シェパードがいて、よく一緒に遊んだり、時には一緒に食事をしたりします。
4匹の犬全員が喜んでむさぼり食う、私たちの誰もが試した唯一のドライキブルです!
4匹の中で一番うるさい犬でさえ、本当に楽しんでいるようです。私の本では、それが勝者になっています!
[出典:Amazon]
キャネディ(オールライフステージ)の口コミには「食いつきが良い」「快便になった」「毛艶が良くなった」などのものが多く見つかりました。
また20㎏といった大容量であるからこそ、全体的にコスパが良いといったものもありました。
したがってキャネディ(オールライフステージ)は、おもに多頭飼いや普段から食物旺盛の大型犬などにおすすめのドッグフードだといえるでしょう。
もちろん体質改善には個人差があるでしょうが、愛犬に合っているのであればいいですね。
悪い口コミ
キャネディ(オールライフステージ)には悪い口コミが見つかりました。
うちの愛犬には合わない
イヌ科は私にとってとてもそうでした。
私の犬は数年前からそれを食べていましたが、そのうちの1匹が食欲不振、嘔吐、腸のトラブルなどの胃の過敏症の問題を抱え始めました。
おやつやおもちゃを切り取って、彼が食べていた他のものではないことを確認し、獣医に病気がないかを調べるためにさまざまな検査をしてもらいました。
最後に試したのは食べ物を変えることでした…そして、私たちがそうした後、問題は止まりました。
他の犬たちはこの食べ物に何の問題もなかったので、おそらく食べ物そのものには問題ないでしょう。
しかし、私の犬の一匹はもうイヌ科のキブルを食べることができません。
[出典:Amazon]
このドッグフードを試してみてとても興奮しました。しかし、私の犬はそれにそれほど興奮していませんでした。
1匹は好き嫌いの多い犬なので、彼の意見はあまり数えませんが、もう1匹はほとんど何でも食べ、このドッグフードが嫌いです。
犬が気に入るかどうかを確認するために、小さめのバッグを購入することをお勧めします。
[出典:Amazon]
キャネディ(オールライフステージ)の口コミには高評価のものが多かったですが、それでも愛犬の特徴や体質には合わないといった批判的なものも見つかりました。
しかしどのドッグフードでもいえることなので、すぐにあきらめるのではなく1週間~10日間ていどかけて少しずつ混ぜるなど工夫してみてください。
また購入する販売店やショップによっては粗悪なものが送られることもあるので、なるべく正規品や高評価の口コミのところを選ぶといいでしょう。
キャネディ(オールライフステージ)の購入方法
キャネディ(オールライフステージ)は現在(2023年9月)、Amazon・楽天で販売されています。
ただしAmazonではかなり高額なのでおすすめしません
また、楽天だとお安く購入できますが「売り切れ」となっています。
ほかにもペットフードショップなどで販売されているようなので、気になる方はチェックしてみるといいでしょう。
しかしキャネディ(オールライフステージ)はどこも在庫切れなどがおおく、公式サイトでは公表されていないものの販売終了となる可能性が高いといえます。
Amazon | ||
---|---|---|
20㎏ | 税込41,098円 | 税込16,800円 |
送料 | 送料無料 | 送料無料 |
キャネディ(オールライフステージ)のよくある質問
キャネディ(オールライフステージ)のよくある質問への回答を紹介します。
キャネディ(オールライフステージ)に割引のお試しパックはあるの?
いいえ。
現在、キャネディ(オールライフステージ)は有料無料問わず、小さめのお試しやサンプルはありません。
キャネディ(オールライフステージ)を肥満でない犬に与えてもいいの?
肥満でない犬に与えても問題はありません。
ただし、低カロリーになっているため、栄養が不足しているワンちゃんや、育ち盛りのワンちゃんには不向きです。
キャネディ(オールライフステージ)は実店舗で買えるの?
キャネディ(オールライフステージ)が実店舗で購入できるかどうか、公式サイトに記載がありませんでした。
ペットショップなどの実店舗で販売している可能性もあるため、問い合わせてみましょう。
キャネディ(オールライフステージ)の賞味期限は?
キャネディ(オールライフステージ)はかなりの大容量ですが、開封後はなるべく3ヶ月以内で食べきるようにするように公式サイトに掲載がありました。
ちなみに保管方法ですが、ドッグフードは温度や湿度の変化も品質低下につながるので注意が必要です。
なるべく直射日光が当たらない風通しのいい場所で保管するようにしましょう。
キャネディ(オールライフステージ)の目安給餌量は?
キャネディ(オールライフステージ)は公式サイトによるとカップ基準で以下のように目安給餌量が記載しています。
1~5㎏ | 1/8~5/8(カップ) |
5~10㎏ | 5/8~1+1/4(カップ) |
10~20㎏ | 1+1/4~2(カップ) |
20~35㎏ | 2~2+3/4(カップ) |
35~45㎏ | 2+3/4~3+3/8(カップ) |
ただしカップのサイズ基準になるので、参考するにはやや不明瞭な部分かもしれません。
愛犬の目標体重や体質、摂取カロリー基準をベースとして考えてみるといいでしょう。
また与え方ですが、すぐに切り替えると犬の食いつきが悪くなったり、下痢や嘔吐につながるおそれもあります。
切り替える際は1週間~10日間かけて少しずつ混ぜて与えるように意識してみてください。
キャネディ(オールライフステージ)以外の種類はあるの?
今回ご紹介したキャネディ(オールライフステージ マルチプロテイン)は大容量ですが、ほかにもキャネディ(オールライフステージ レスアクティブ)と呼ばれるシリーズも発売されています。
レスアクティブは主に肥満犬向けに作られたドッグフードで、マルチプロテインよりも13,6㎏とやや少なめとなっているのが特徴です。
したがって活動量の多い犬は「マルチプロテイン」、活動量が下がっている、もしくはダイエット・避妊・去勢後で太りやすくなった犬向けだといえます。
キャネディ(オールライフステージ)は全年齢向けの大容量ドッグフード!
今回は、キャネディ(オールライフステージ)の原材料や成分などの基本情報に加えて、特徴や口コミ、メリット・デメリットなどを紹介しました。
キャネディ(オールライフステージ)は全犬種・全年齢向けのドッグフードです。
20㎏と大容量なので、多頭飼いの方やドッグフードの消費量の多い活動的な犬におすすめのドッグフードだといえるでしょう。
合成添加物や動物の副産物、トウモロコシ、小麦、大豆などが使われていないのも安心できるポイントですね。
ただし外国産のドッグフードなのかミールやフードの情報について詳しく記載されていない、販売されているところがかなり少ないといった面があるため、今回の基準だとややマイナスとなっています。
ほかにも、キャネディ(オールライフステージ)にはげんまいや白米、ジャガイモ、豆類などが使用されているので注意しなければいけません。
興味を持った方はぜひチェックしてみて下さいね。
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