愛犬にコロハを与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。
コロハはたまにドッグフードに含まれていることもあります。そして、愛犬にコロハを与えたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では「犬にコロハを与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。
そもそもコロハって何?
コロハは西アジア原産のマメ科の植物の種子です。コロハのほかにフェヌグリークと呼ばれることもあります。
そして、コロハは昔からアフリカやインドなどで栽培され、食用にされたり、薬として用いられたりしてきました。
ちなみに、コロハは葉っぱや茎を食べるときもありますが、豆を食べる場合が多いでしょう。現在ではスパイスやハーブとして用いられることが多いです。
コロハの効果効能
コロハにはまず、滋養強壮の働きがあります。ちなみに、滋養強壮の滋養は食べ物から摂取した栄養を体の中で使いやすいように変化させ、全身に届けることです。また、強壮とは滋養の効果が働いた結果、体の弱っているところが強くなる働きのことです。
そして、コロハには精力を増強させたり、消化を促進させたりする効果があります。
また、胃腸の働きを助ける効果もあります。コロハに含まれる食物繊維と抗酸化物質が余計なものを押し流して排出するからです。
コロハの栄養成分
コロハに含まれている主な栄養素は以下の通りです。
➀食物繊維
食物繊維には腸内環境を整える作用があります。具体的には、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌や毒素を排出してくれます。
➁たんぱく質
たんぱく質は三大栄養素のひとつであり、生きていく上で特に重要な栄養素です。血液や筋肉などの体をつくる主要な成分であり、体内で酵素など生命時に欠かせない物質にも変換されます。そして、エネルギー源になることもあります。
➂サポニン
サポニンには体脂肪を減らす効果があります。また、動脈硬化やガンなどの病気を予防する効果もあります。
➃トリプトファン
トリプトファンは犬が体の中で作り出すことができない必須アミノ酸のひとつです。しあわせホルモンという別名もあるセロトニンを生成するのに必要であり、情緒を安定させる効果があります。
➄リジン
リジンは必須アミノ酸のひとつです。そして、リジンには疲労を回復する効果もあります。また、体の成長や組織の修復に関わる抗体やホルモン、酵素などを作るための原料にもなります。そして、肝機能をサポートし、毛なみを生き生きとさせる効果もあります。
コロハの注意点
与えすぎに注意!
コロハはハーブの一種です。そして、ハーブの中には継続して摂取しすぎると良くないものもあります。コロハはそのひとつです。
コロハを摂取しすぎると下痢、アレルギー反応などの副作用が出てしまう可能性があります。
コロハを摂取するときには週に2日は休みを作るようにしてください。
豆アレルギーに注意!
コロハはマメ科の植物です。なので、豆にアレルギーがあるとコロハにもアレルギー反応が出てしまいます。
愛犬が豆アレルギーを持っているかわからない場合には、少量から与え始めるべきでしょう。
そして、嘔吐、下痢、かゆがる、発疹などアレルギーと思われる症状が出た場合には、豆アレルギーを疑ったほうがいいかもしれません。
コロハの与え方
大きなスーパーであれば、コロハが粉末状で売られている場合があります。その場合には「フェヌグリーク」という名前で売られていることが多いと思います。
これを買ってきて、フードにふりかけて与えるのがよいのではないでしょうか。
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