犬に「アスパラガス」を与えるときの全知識|生のままはダメ!

ドッグフードの原材料と成分

愛犬にアスパラガスを与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。

アスパラガスがドッグフードに含まれていることはまれですが、身近な食材なので、愛犬に与えたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では「犬にアスパラガスを与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。

アスパラガスの効果効能

アスパラガスには体を若々しく保ったり、免疫力を維持したりする効果があります。

また、体の調子を整えるビタミンも豊富に含まれています。

そして、アスパラガスに含まれているビタミンには、加熱しても壊れにくいという特徴があります。

そのため、アスパラガスは加熱しても多くのビタミンを摂取することができます。

アスパラガスの栄養成分


アスパラガスに含まれている主な栄養素は以下の通りです。

成分名 成分量(100gあたり)
水分 92.6g
食物繊維 1.8g
ビタミンC 15㎎
カリウム 270㎎
βカロテン 370μg
葉酸 190μg
アスパラギン酸 430㎎

[出典:食品成分データベース(文部科学省)]

➀食物繊維

食物繊維には腸内環境を整える作用があります。具体的には、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌や毒素を排出してくれます。

➁ビタミンC

コラーゲンの合成を助け、皮ふや毛並みを整えてくれます。また、ストレス解消や免疫力の強化などにも有効です。

➂カリウム

カリウムは体内で水分の調整を行っています。体内で増えすぎたナトリウムの排泄を促す働きもあります。また、心臓や筋肉の働きを調節したりする役割も持っています。

➃葉酸

葉酸はビタミンB群の一種です。緑の葉っぱに多く含まれているため、葉酸という名前が付きました。葉酸はたんぱく質や細胞を作るときに重要な役割を果たしています。そして、ビタミンB12と協力して血液を作る働きもあります。

➄アスパラギン酸

アスパラギン酸はアミノ酸の一種です。新陳代謝を活発にし、犬の体を疲れにくくしてくれます。また、うまみ成分でもあります。

➅ルチン

ルチンはポリフェノールの一種です。抗酸化作用により、健康を保ってくれます。

アスパラガスの注意点

与えすぎに注意!

アスパラガスには食物繊維が多く含まれているため、摂取しすぎると下痢や便秘の原因になります。

また、アスパラガスには少量ですが、アルカノイドという中毒性のある成分が含まれています。そのため、摂取しすぎるとアルカノイド中毒によって嘔吐や震えなどの症状が起こることがあります。

そして、これは野菜全般に言えることですが、摂取しすぎると尿がアルカリ性に傾いてしまいます。これにより、ストルバイト結石という尿路結石ができてしまうこともあります。

生のアスパラガスに注意

生のアスパラガスを人間が食べることはないと思いますが、犬に生のアスパラガスを与えることもおすすめできません。

先ほども指摘したアルカノイドという中毒成分は加熱すると大きく減りますが、生のままだと中毒が起こりやすくなります。

これにより、嘔吐や震えなどの中毒症状が起こるかもしれません。また、生のアスパラガスは消化にも悪いので、犬に与えないようにしましょう。

かたい部分に注意!

犬にアスパラガスの下のかたい部分や皮の繊維が多い部分は与えるべきではありません。犬にとって植物のかたい部分を消化することは困難だからです。

アスパラガスの与え方

犬にアスパラガスを与える際は、ゆでて細かく刻んで与えるのが基本です。ただ、ゆですぎるとアスパラギン酸、葉酸などの栄養素が溶け出してしまうので、さっとゆでるのがおすすめです。

また、ミキサーでくだいてから与えるのもおすすめです。そして、消化しにくいため、刻まずにそのまま与えるのはおすすめできません。

ちなみに、体重が4㎏ほどの犬の場合、与える量は10gくらいが目安です。

ドッグフードの達人
アスパラガスには体を若々しく保ったり、免疫力を維持したりする効果がありますが、与え方には工夫が必要です。
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