愛犬にユッカを与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。
日本では観葉植物として使われることが多いユッカですが、その根っこはユッカルートとも呼ばれ、根菜として食べられています。また、ユッカはまれにドッグフードに含まれていることもあります。
そこで、この記事では「犬にユッカを与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。
そもそもユッカって何?
ユッカは、日本では観葉植物として用いられることが多いです。ただ、ユッカの根っこはユッカルートと呼ばれ、根菜として食べることができます。そして、国によってはユッカルートを日常的に食べていることがあります。
ちなみに、ユッカルートはサトイモみたいな根菜です。そして、揚げたり煮たりして食べることが多いらしいです。
また、ユッカはドッグフードや犬のためのサプリメントとして用いられることも多くあります。
ユッカの効果効能
ユッカには消化吸収を助ける働き、炎症を抑える働き、排泄物のにおいを軽減する働きなどがあります。
ユッカの栄養成分
ユッカに含まれている主な栄養素は以下の通りです。
➀サポニン
サポニンには体脂肪を減らす効果があります。また、動脈硬化やガンなどの病気を予防する効果もあります。
➁炭水化物
炭水化物は脂肪やたんぱく質と並んで三大栄養素のひとつです。犬は人間と比べて必要な炭水化物の量が少ないですが、決して不要なわけではありません。
そして、炭水化物は犬の体内で主にエネルギー源として利用されます。また、すぐ使わない分は体脂肪として蓄積されます。
➂ビタミンC
コラーゲンの合成を助け、皮ふや毛並みを整えてくれます。また、ストレス解消や免疫力の強化などにも有効です。
➃βカロテン
βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。そして、抗酸化作用や免疫力を上昇させる効果があります。また、ビタミンAとして発育を促進したり、粘膜に働いて細菌から体を守るなど、たくさんの重要な役割を持っています。
➄たんぱく質
たんぱく質は三大栄養素のひとつであり、生きていく上で特に重要な栄養素です。血液や筋肉などの体をつくる主要な成分であり、体内で酵素など生命時に欠かせない物質にも変換されます。そして、エネルギー源になることもあります。
➅カルシウム
カルシウムは骨や歯を形成するために必要不可欠です。また、筋肉を動かすためにも必要です。ただ、過剰に摂取すると逆に骨折などが起こってしまう可能性があります。そのため、適切な量を与えることが重要です。
➆鉄分
鉄分は血液のヘモグロビンの中に含まれ、酸素を運ぶために必要です。また、エネルギーを作り出すためにも必要です。
ユッカの注意点
与えすぎに注意!
ユッカはハーブとされることもあるので、薬効があります。そして、薬効があるものは必ず週に2日は食べない日を作るべきでしょう。なぜなら、体が慣れてしまって、効果が薄まってしまう可能性があるからです。
また、ユッカの場合、長期間続けて摂取すると、逆に栄養素の吸収を阻害してしまう可能性があります。
また、根菜ででんぷんのかたまりなので、与えすぎると肥満の原因になってしまうかもしれません。
ちなみに、妊娠中もユッカを食べるのは避けたほうがいいと言われています。
ユッカの与え方
ユッカルートを日本で手に入れるのは困難かもしれませんが、もし手に入れた場合には、他の根菜と同じような与え方をするといいでしょう。
具体的には皮をむいて小さく切り、柔らかくなるまでゆでます。
そして、冷やしてから犬に与えるのです。フードプロセッサーなどでペースト状にしてから与えるのもおすすめです。
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