犬に「レモン」を与えるときの全知識|皮は与えちゃダメ!

ドッグフードの原材料/成分

犬はレモンを食べてもいいのでしょうか? 答えはイエスです。

ドッグフードにレモンが含まれていることはまずないと思いますが、身近な食材なので、犬にレモンを与えたいと考えている人もいると思います。

そこで、この記事では「犬にレモンを与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。

レモンの効果効能

レモンはビタミンCが豊富に含まれていることでとても有名です。そして、ビタミンCには皮ふや毛並みを整えたり、ストレスを解消したり、免疫力を向上させたりする効果があります。

ちなみに、犬はビタミンCを体内で合成できるため、犬がビタミンCを食べ物から摂取する必要はないと言われることもあります。この主張は間違いではありませんが、例外もあります。

 

確かに健康な犬であれば特にビタミンCについて意識しなくてもビタミンCが不足することはありません。ただ、ビタミンCの合成能力は年齢とともに低下していき、5歳をすぎると急激に落ちます。そのため、老犬になると体内で十分なビタミンCを合成することができなくなります。

また、犬は肝臓でビタミンCを合成しているのですが、薬を服用しているとビタミンCが体内で合成される量が減ってしまいます。なぜなら、薬を代謝しているのも肝臓であるため、薬によりビタミンCの合成量が減ってしまうからです。

そして、がんを患っている犬の場合、血管から高い濃度のビタミンCを投与すると、がんの進行を遅らせる効果があると言われています。

レモンの栄養成分

レモンに含まれている主な栄養素は以下の通りです。

成分名 成分量(100gあたり)
ビタミンC 100㎎
水分 85.3g
食物繊維 4.9g
クエン酸 3.0g

[出典:食品成分データベース(文部科学省)]

➀ビタミンC

コラーゲンの合成を助け、皮ふや毛並みを整えてくれます。また、ストレス解消や免疫力の強化などにも有効です。

➁食物繊維

食物繊維には腸内環境を整える作用があります。具体的には、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌や毒素を排出してくれます。

➂クエン酸

クエン酸は酸っぱさのもとです。そして、クエン酸には疲労回復効果があることがよく知られていますが、他にも痛風の改善に効果があったり、ミネラルの吸収をサポートしてくれたりします。

レモンの注意点

犬はレモンが苦手

上記のように、レモンのビタミンCにはさまざまな効果がありますが、残念ながら多くの犬はレモンが苦手です。なぜなら、犬はすっぱさに敏感であり、においだけでくしゃみをしたり、嫌な顔をしたりする犬もいるからです。ほとんどの犬は一度レモンの刺激を経験すると、レモンを欲しがらなくなります。

また、レモンを与えるとおなかがゆるくなってしまう犬もいます。

そのため、レモンを犬に味見させるのは問題ありませんが、無理に与えるべきではありません。

与えすぎに注意!

レモンを食べすぎてしまう犬は少数だと思いますが、レモンは与えすぎにも注意が必要です。

レモンの薄皮は犬にとって消化に良いものではないので下痢や嘔吐などの原因になってしまうかもしれません。

皮や白い部分に注意!

皮や白い部分は犬にとって消化に悪い部分なので、与えるのは避けたほうがいいでしょう。

特にレモンの皮には紫外線を吸収すると中毒物質に変化するソレランが含まれているため、犬に与えるべきではありません。

加工品に注意!

レモンの加工品の中には与えるのに注意が必要なものもあります。それぞれ見ていきましょう。

はちみつ漬けレモン・砂糖漬けレモン

はちみつ漬けレモンや砂糖漬けレモンは生のレモンに比べて酸味が抑えられているため、食べやすい食べ物です。しかし、その分砂糖が豊富に含まれており、カロリーも高めです。

そのため、犬に与えてしまうと肥満、歯周病、糖尿病の原因になってしまうことがあり、与えるべきではありません。

レモンティー

レモンティーは犬に与えるべきではありません。

レモンティーには100mlあたり30㎎ものカフェインが含まれており、中毒になってしまう場合があるからです。

レモンの与え方

上でも述べた通り、ほとんどの犬はレモンをそのまま与えても食べてくれません。

そのため、レモンはそのまま与えるのではなく、レモン汁をうまく活用するのがおすすめです。レモン汁を使って料理を作るのです。

ドッグフードの達人
レモンは与え方に工夫が必要ですが、ビタミンCを摂取するのに適しています。
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