ドッグフードの達人(@dogfoodmaster)です。
今回の解析は、日本の犬に合わせて作られたオーストラリア産ドッグフード「モッピー(Moppy)」です。
動物栄養学の権威が開発したから安心できると評判です。
■今回の解析商品:モッピー レギュラー小粒
モッピーの総合評価(★2.3)
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総評:低価格だが、品質があと一歩
「モッピー(Moppy)」は、モッピーアンドナナというオーストラリアの会社が製造し、黒龍堂という日本の会社が輸入販売しているドッグフードです。当サイト独自の評価基準で厳正に審査した結果、「Dランク」の評価となりました。
モッピーはメイン食材としてアレルゲンになりやすく消化にもよくない小麦を使用しており、それ以外にも動物性油脂、コーングルテンミールなどのよくない原材料が含まれています。ただ、もちろんよい原材料も多くあります。
そして、添加物は合成ビタミンと合成ミネラル以外含まれていないようです。また、成分についてはタンパク質がやや少ない印象です。そして、モッピーは楽天から購入することができますし、Amazonでも一部ラインナップを取り扱っているようです。
公式サイトで購入すれば専用の計量カップがついてくるのもうれしいですね。ただ、価格は100gあたり83円であり、品質を考えると高めと言えるでしょう。
モッピーの基本情報
参考価格 | 通常価格:2.5kg/2069円(税別) |
---|---|
100gあたり | 約83円 |
カロリー | 320kcal/100g |
メイン食材 | 小麦 |
原産国 | オーストラリア |
対応年齢 | 成犬用 |
賞味期限 | 不明 |
販売元 | 黒龍堂 |
注目ポイント |
|
最安値 | Rakuten |
モッピーの特徴
続いて、モッピーの特徴をより詳しくご紹介いたします。
①フン臭軽減
モッピーにはユッカフォーム抽出物が含まれています。そして、ユッカフォーム抽出物には消臭効果があり、これがウンチのにおいを軽減します。
②かための粒で口のケア
モッピーでは歯の健康を維持するため、水分量を抑えて粒のかたさを維持しています。
かたい粒をよく噛むことで歯に歯垢がたまってしまったり、歯石ができてしまったりするのを防ぐことができるのです。これにより、口の健康を守ることができます。
③食いつきに配慮
モッピーでは食欲が落ちた犬や好き嫌いが多い犬でも食べてくれるよう、食いつきにこだわっています。具体的には、犬の食いつきをよくするため、コプラミールというヤシ科植物の果実を配合しています。
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モッピーの原材料と成分
モッピーに含まれている原材料と成分は以下の通りです。
(ピックアップ食材は緑文字、マイナス食材は赤文字で表記しています。)
脂質 12%以上
粗繊維 3.5%以下
灰分 7%以下
水分 8%以下
代謝エネルギー 320Kcal/100g
小麦
モッピーの主原料は小麦です。
小麦は、犬がアレルギーを引き起こしやすい原材料であるため、与える際は注意が必要です。また小麦に含まれるグルテンは消化しにくく、愛犬のお腹に負担をかけてしまいます。
ラム
ラムは高たんぱく低カロリーの肉で、体を温める効果があります。そして、ラム肉には消化吸収に優れているという特徴もあります。
また、ラムはアレルギーで鶏肉などが食べられない犬用のたんぱく質源として使われることも多くあります。
米
米にはでんぷんが多く含まれています。そのため、米は犬にとってよい炭水化物源になります。
そして、米には老化を防止する効果、疲労を回復する効果、神経の機能を正常化する効果などもあります。
ひまわり油
ひまわり油は無臭でマイルドな味わいであり、酸化しにくいという特徴があります。そして、ひまわり油には抗酸化成分が含まれています。そのため、犬の体を若々しく保つ効果があります。
また、毛並みを整えてくれる効果や便秘改善効果、抗炎症作用なども期待できます。
亜麻仁油
亜麻仁油は人間にとってもとても良い油ですが、犬にとっても良い油です。日常的に摂取しにくいオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
犬の皮ふや毛の健康を維持したり、アレルギーの炎症を抑えたり、さまざまな効果が期待できます。
動物性油脂
動物性油脂はレンダリングをするときに製造されていると言われています。レンダリングとは、食肉を取った後の家畜の廃棄物から脂肪を搾り取ることです。
そして、動物性油脂の中には病気にかかっていた動物や家畜の殺虫剤なども含まれている可能性があります。
コーングルテンミール
コーングルテンミールとは、とうもろこしからデンプンを取り除いたものです。糖質が多めに含まれているため、肥満の原因になることがあります。また、アレルゲンにもなりやすいので注意が必要です。
そして、モッピーにはその他にも動物性油脂、コーングルテンミールなど気になる原材料が含まれています。
ただ、添加物は栄養強化のために使用される合成ミネラルと合成ビタミン以外含まれていないようです。
そして、成分はタンパク質がやや少ない印象です。犬には人間よりも多くのタンパク質が必要なため、タンパク質が25%は欲しいところです。
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モッピーの口コミと評判
モッピーの口コミは以下の通りです。
良い口コミ評判
喜んで食べています
いつも安く購入できて、助かります。ワンたちも喜んで食べています。開封したての新鮮さをあげたくて、このサイズにしています。
ほとんど残しません
今までのフードは残す確立が高かったのですが、モッピーに替えてからは殆ど残さなくなりました。
現在は100%モッピーで、糞臭もあまり気にならないくらい軽減されて、とても良いフードだと思います。
無くなりましたらリピします。
残さず食べます
よくたべるようになりました。
残さず食べてくれます。
フン臭の軽減を実感している人もいるようですね。
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モッピーの最安値
初回購入 | – | – | – |
---|---|---|---|
通常購入 | 2069円 | ※ | 1791円 |
定期購入 | – | – | – |
送料 | 700円 | ※ | 864円 |
モッピーは公式サイトから購入することができるほか、Amazonや楽天からも購入することができます。そして、Amazonでは今回解析している「レギュラー」は売られていないようですが、ほかのラインナップの一部は売られているようです。
そして、公式サイトと楽天だったら、楽天から購入したほうがお得になっているようです。
ちなみに、公式サイトで購入すると、モッピー専用の計量カップがついてきます。楽天と公式サイトで値段の差はわずかなので、計量カップが欲しい人は公式サイトから購入するといいでしょう。
そして、多くのドッグフードと同じように、モッピーも大きなパッケージの商品を購入したほうがお得になっています。具体的な価格表は以下のとおりです。
内容量 | 価格 |
---|---|
1.2kg | 1242円 |
2.5kg | 2069円 |
7.5kg(2.5kg×3) | 5175円 |
15kg | 9504円 |
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モッピーの与え方
この項では、モッピーの与え方について解説していきたいと思います。
給餌量
モッピーの給餌量は以下の表の通りです。
ただ、この値はあくまで目安です。給餌量は年齢、活動量、代謝などによって異なります。愛犬に与えてみて、太ってきたら量を減らし、やせすぎてしまったら量を増やすようにしましょう。
フードの切り替え方
前のフードから、モッピーへ切り替えるときには、徐々に切り替えていくようにしましょう。
具体的には、まずモッピーを前のフードに1割ほど混ぜて与えます。そして、2日目は2割程度、3日目は3割程度などと、7~10日ほどかけてモッピーの割合を増やしていき、前のフードを減らしていくといいでしょう。
また、おなかが弱い犬の場合はもう少し長い時間をかけてゆっくりと移行していくようにしましょう。
もし急に新しいフードを与えてしまうと、犬のおなかがびっくりして、下痢の原因になってしまうかもしれません。
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モッピーの賞味期限と保存方法
いくら良いフードでも、保存方法を間違えてしまったり、賞味期限を過ぎてしまったりすると、愛犬に悪い影響を与えてしまう可能性があります。
そこで、この項ではモッピーの賞味期限と保存方法について解説していきたいと思います。
賞味期限
モッピーの公式サイトに賞味期限に関する記述はありませんでした。ただ、ドッグフードは一般的に1か月以内に食べきるべきと言われています。
そして、ドッグフードは賞味期限を過ぎると酸化が進んでしまい、食いつきが悪くなってしまいますし、犬のさまざまな健康被害の原因になってしまう場合もあります。ドッグフードは賞味期限内に食べきるようにしましょう。
保存方法
モッピーは常温で冷暗所に保存するといいでしょう。
そして、温度や湿度が高い場所は避けるようにしてください。ちなみに、冷蔵庫に保存するのは避けるようにしましょう。冷蔵庫に保存してしまうと外に出したときに温度差で結露してドッグフードが湿ってしまい、それがカビの原因になる可能性があるからです。
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モッピーの注意点
モッピーには注意が必要な点もあります。それぞれ見ていきましょう。
アレルギーに注意!
すべての食材や添加物は、アレルギーを引き起こす可能性があります。そのため、ドッグフードに含まれている原材料により、アレルギーが引き起こされてしまう可能性もあります。特にモッピーに含まれている小麦やコーングルテンミールはアレルゲンになりやすい食材です。
ですので、アレルギー検査などを行い、愛犬のアレルギーについてはあらかじめ把握しておいたほうがいいでしょう。
また、ドッグフードを食べて嘔吐、下痢、かゆがる、発疹などアレルギーと思われる症状が出た場合には、そのドッグフードを食べるのはやめたほうがいいでしょう。
動物性油脂に注意!
動物性油脂は粗悪な原材料から製造されていると考えられています。注意が必要です。
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モッピーの種類
モッピーには以下のようなラインナップがあります。
ハイエナジー(小粒・大粒)
ハイエナジーは幼犬や妊娠・授乳期の母犬、活動犬など、多くの栄養が必要な犬のためのドッグフードになっています。小粒タイプと大粒タイプがあります。
レギュラー(小粒・大粒)
レギュラーは一般の成犬用のドッグフードです。小粒タイプと大粒タイプがあります。
ライトエナジー(大粒)
ライトエナジーはダイエットが必要な犬やシニア犬のため、カロリーを低くしたドッグフードです。大粒タイプのみがあります。
スーパーライトエナジー(大粒・小粒)
スーパーライトエナジーはダイエットが必要な犬やシニア犬のために、ライトエナジーよりもさらにカロリーを低くしたドッグフードです。小粒タイプと大粒タイプがあります。
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モッピーのQ&A
その他、モッピーによくある質問をまとめました。
Q①:粒の大きさはどのくらいですか?
モッピーの粒は丸型で、直径が8.5mm以下になっています。
Q②:モッピーとナナの違いは何ですか?
モッピーとナナはどちらも同じ会社が製造しているドッグフードです。そのため、似ている部分も多くありますが、異なる部分もあります。
モッピーではメイン食材として小麦を使用していますが、ナナでは小麦が用いられておらず、そのかわりに米がメイン食材となっています。
小麦は消化に悪く、アレルゲンにもなりやすいので、モッピーとナナだったら、当サイトではナナをおすすめしています。
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