愛犬にひまわり油を与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。
ひまわりは種がハムスターのえさになっていることが有名だと思いますが、種からは油をとることができます。そして、その油は犬に与えることもできるんです。
そこで、この記事では「犬にひまわり油を与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。
そもそもひまわり油ってどんな油?
ひまわり油は文字通り、ひまわりの種子からとれる油です。古い民間療法では便秘解消、傷口の治療、リウマチの治療などにも用いられてきました。
そして、今ではサラダドレッシングやマーガリンなど、食用にされていることが多いでしょう、また、バイオディーゼルの燃料としても用いられます。
ちなみに、ひまわり油は生産量がとても多いため、パーム油、大豆油、菜種油とともに、4大植物油のひとつとして数えられています。
ひまわり油の効果効能
ひまわり油は無臭でマイルドな味わいであり、酸化しにくいという特徴があります。そして、ひまわり油には抗酸化成分が含まれています。そのため、犬の体を若々しく保つ効果があります。
また、毛並みを整えてくれる効果や便秘改善効果、抗炎症作用なども期待できます。
ひまわり油の栄養成分
ひまわり油(ミッドオレイック)に含まれている主な栄養素は以下の通りです。
成分名 | 成分量(100gあたり) |
---|---|
脂質 | 100g |
飽和脂肪酸 | 8.85g |
一価不飽和脂肪酸 | 57.22g |
多価不飽和脂肪酸 | 28.09g |
リノール酸 | 28g |
ビタミンE | 38.7㎎ |
[出典:食品成分データベース(文部科学省)] 脂質は3大栄養素のひとつです。細胞膜の成分やホルモンの原料などになっています。不足すると正常に成長できなくなったり、皮ふ炎の原因になったりします。また、油にとけるタイプのビタミンの吸収にも役立ちます。 ただ、とりすぎると肥満や生活習慣病などの原因になってしまうので注意が必要です。 一価不飽和脂肪酸は動物性脂肪やオリーブオイルなどに多く含まれています。体内で合成することもできます。とりすぎると心疾患や肥満などの原因になってしまうと言われています。 多価不飽和脂肪酸は主に植物油や魚に多く含まれています。そして、酸化しやすいという特徴を持っています。 リノール酸は脂肪酸の一種です。コレステロール値を下げる作用があります。ただ、過剰に摂取すると善玉コレステロールも減らしてしまうので注意が必要です。 ビタミンEには抗酸化作用があります。抗酸化作用により、さまざまな病気が予防されます。 ひまわり油は適量ならよい効果をもたらしますが、あくまで油です。そのため、与えすぎると肥満や下痢などの原因になってしまいます。 ひまわり油はいつもあげているフードにかけてあげるのもいいでしょう。➀脂質
➁一価不飽和脂肪酸
➂多価不飽和脂肪酸
➃リノール酸
➄ビタミンE
ひまわり油の注意点
与えすぎに注意!
ひまわり油の与え方
また、ひまわり油は酸化しにくいため、手作りフードを作るときの油として活用するのもおすすめです。
ちなみに、犬に与える量は人間と比べてほんの少しです。目安は小さじ1~2杯ほどでしょう。
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