アディクションは、体質やライフステージに合わせてさまざまな商品バリエーションがある、ニュージーランド産のドッグフードです。
「商品名は聞いたことがあるけれど、本当に信頼できるの?」「愛犬とドッグフードとの相性は良いだろうか?」と不安に感じる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では、アディクションを「原材料、成分、価格、安全性、利便性」の5つの項目で評価しています。
また、解析結果だけでなく、アディクションの特徴や評判なども紹介しています。
アディクションの解析結果
総合評価:3.73点
(Bランク)
ただし、過去にリコール歴がある点や、価格が高めである点、定期購入などがない点など、原材料以外の部分でやや減点が目立った印象だね。
ぜひ、アディクションよりも総合得点が高いSランクのフードもチェックしよう!
アディクションは、体質やライフステージに合わせてさまざまな商品バリエーションがある、ニュージーランド産のドッグフードです。
解析のうえで「評価された点」と「懸念となった点」をまとめると、以下のようになります。
評価された点 | |
---|---|
● 穀物不使用 ● 危険な添加物なし ● Amazon・楽天で購入可能 ● 重さの種類が複数ある ● 同じシリーズで味の種類がある | |
懸念となった点 | |
● 塩化ナトリウムが使われている ● 粗タンパク質が少なめ ● 粗繊維・粗灰分がやや多め ● リコール歴あり(2016年) ● 定期購入ができない ● お試しパックがない |
アディクションの原材料の得点は5.00点となりました。
穀物不使用であり、特に心配な添加物もないため、満点となっています。
原材料の詳細は下記の通りです。
カンガルー生肉、ドライカンガルー肉、グリーンピース、タピオカ、ココナッツオイル、フラックスシード、アップル、醸造用酵母、エンドウ豆タンパク、天然フレーバー、イエローピース、ビネガー、シーソルト、塩化カリウム、硫酸マグネシウム、塩化コリン、タウリン、DL-メチオニン、炭酸カルシウム、亜鉛アミノ酸複合体、鉄アミノ酸複合体、ビタミンE、ナイアシン、銅アミノ酸複合体、d-パトテン酸カルシウム、マンガンアミノ酸複合体、亜セレン酸ナトリウム、リボフラビン、硝酸チアミン、ビタミンB12、ビタミンA、塩酸ピリドキシン、硫酸コバルト、ヨウ素酸カルシウム、葉酸、ビタミンD3、ローズマリーエキス、緑茶エキス、スペアミントエキス、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
原材料からわかるとおり、アディクションでは100%ワイルドオーストラリアカンガルーを使用しています。
カンガルーは高タンパク質・低脂肪・低コレステロールと言われており、脂肪分については2%とかなり低め。
人工ホルモン剤やステロイドは使用されていないので安心ですし、ダイエットにも効果が期待できます。
ほかにもアディクションには、ワンちゃんの活力や消化器の健康を維持する働きを持つペクチンが豊富なリンゴを一緒に調理して仕上げています。
またバジル、オレガノ、ツバキ、カモミール、タイム、ペパーミント、ローズマリー等の豊富なハーブ類と、クランベリー、ブルーベリー、パパイヤ、マンゴー等のフルーツ類も加えて愛犬の生涯の健康をサポートしてくれます。
さらにアディクションには穀物やポテト、とうもろこし、小麦、大豆、グルテンを含んでいないので、食物アレルギーが心配なワンちゃんにもおすすめです。
モッピープロの成分の評価は2.00点となりました。
本サイトの基準に基づくと、タンパク質がやや少なく、繊維と灰分がやや多いため減点となっています。
低タンパクと言っても、AAFCO(米国飼料検査官協会)の定める栄養基準は満たしているのでそこまで心配するような数値ではありません。
しかし、ドッグフードのタンパク質は成分値25%以上あるのが理想的だといわれているので、子犬や普段から活動的なワンちゃんには少しタンパク質が足りないかもしれませんね。
粗タンパク質 | 22.0%以上 |
---|---|
粗脂肪 | 11.0%以上 |
粗繊維 | 6.0%以下 |
粗灰分 | 12.0%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
エネルギー | 324kcal /100g |
粗タンパク質の減点について | |
---|---|
当サイトでは、粗タンパク質が22%未満のドッグフードを「粗タンパク質が少なめ」と判断しています。アディクションは粗タンパク質が「22.0%以上」となっているため、ボーダーラインぎりぎりということでやや減点となりました。タンパク質は筋肉や体全体の健康を支える大事な栄養であるため、もう少し多めであればさらに理想的です。 | |
粗繊維の減点について | |
当サイトでは、粗繊維が4%以上のドッグフードを「粗繊維が少なめ」と判断しています。アディクションは粗タンパク質が「6.0%以上」となっているため、減点となりました。繊維はお腹の調子を整える重要な成分ですが、もう少し抑えめであれば、お腹を壊す可能性も低くなります。 | |
粗灰分の減点について | |
当サイトでは、粗灰分が10%以上のドッグフードを「粗灰分が少なめ」と判断しています。アディクションは粗灰分が「12.0%以上」となっているため、もう少し抑えめであれば、ミネラルの吸収がよりスムーズになります。 |
アディクションの安全性の評価は3.50点となりました。
先にも述べたように、穀物やポテト、とうもろこし、小麦、大豆、グルテンを含んでいない穀物&グレイン&ポテトフリーのドッグフードです。
またGMO・副産物・フィーラー・人口着色料・人工香料・人工保存料などは一切含まれていません。
100%天然成分でできたドッグフードなのでかなり安心できるといえるでしょう。
ただしグレインフリーであるものの、過去にリコール歴があり、製造工場の場所や詳細な安全性が不明であるため、今回は減点となりました。
アディクションの価格の評価は3.50点となりました。
アディクションの100gあたりの価格は約299円です。
相場が100gあたり299円前後とすると、高いほうに分類されるため、減点となりました。
アディクションの利便性の評価は2.75点となりました。
Amazon・楽天で販売されているものの、定期購入やお試しパック、初回割引がないため減点となっています。
アディクションの特徴
アディクションの特徴を表にまとめると、以下のようになります。
総合評価 | 3.73点 | ||
---|---|---|---|
Bランク: 著しく大きな減点ポイントはないが、S・Aランクのフードに比べると惜しい点がある。 | |||
パッケージ | |||
ジッパー | なし | ||
価格 | |||
最安値 | Amazon Rakuten | ||
100g あたり | 約299円 | ||
対象 | 全年齢 | ||
メイン食材 | カンガルー生肉 | ||
穀物の使用 | なし(グレインフリー) | ||
賞味期限 | パッケージに記載 | ||
原産国 | ニュージーランド | ||
カロリー | 324kcal /100g | ||
タイプ | ● ドライタイプ ● 大きさ:非公開 | ||
販売元 | Addiction Foods. | ||
公式サイト | アディクション |
アディクションの特徴には、以下のようなものがあります。
①安全な原材料
アディクションは安心の原材料から構成されています。
具体的には、未加工で高品質の食材のみを使用しています。
肉は放し飼いで育てられ、人口ホルモン剤やステロイドなどが含まれている心配もありません。食用に適さない肉副産物も不使用になっています。
また、穀物も使われておらず、体に優しいドッグフードです。
②ほぼ無添加
人工保存料、香料、着色料などは不使用になっています。含まれている添加物は栄養強化のために使用される合成ミネラルと合成ビタミンのみです。
③ニュージーランドの自社工場で生産
ニュージーランドは世界でもっともクリーンな環境を持つ国の1つとして知られています。
その工場はニュージーランドのベイ・オブ・プレンティという場所にあり、緑豊かな自然、湖、農作地帯に囲まれています。
工場では厳しい製造基準で作られているため、安心できます。
アディクションはこんな犬・飼い主さんにおすすめ!
アディクションは、下記のような犬や飼い主さんにおすすめです。
こんなワンちゃんにおすすめ! | |
---|---|
● 穀物のアレルギーがある ● カンガルーの味や香りが好き | |
こんな飼い主さんにおすすめ! | |
● グレインフリーで安全な原材料のものがいい ● 同じシリーズで様々な商品をローテーションしたい |
また、今回紹介した「ワイルドカンガルー&アップル グレインフリードッグフード」は、カンガルー肉の味わいが好みのワンちゃんにおすすめ。
また、アディクションでは体質やライフステージに合わせて様々な商品バリエーションがあるため、さまざまな種類をローテーションしたい方にも向いています。
アディクションの口コミ評判
アディクション(ワイルドカンガルー&アップル グレインフリードッグフード)の口コミを調べたところ、様々な意見が見つかりました。
口コミの収集には下記のサイトを参考にしました。
- 楽天のレビュー
- Amazonのレビュー
口コミをまとめると、以下のようになります。
良い口コミ | |
---|---|
● 食いつきが良い ● 体の調子が良い | |
悪い口コミ | |
● 価格が高い |
ここからは、アディクションの実際の口コミを紹介します。
良い口コミ評判
まず、アディクションには、以下のような良い口コミがあります。
- 食いつきが良い
- 体の調子が良い
実際の口コミを見てみましょう。
食いつきが良い
うちの子は13才のわがままチワワです。何を食べてもすぐに飽きてしまうのですが、今までで一番長く続いています。膵炎の為、低脂肪のこちらのフードが体にも合っているようで、便が安定してきました。1.6㎏と身体は小さいですが、粒が平べったくて食べやすようです。
[出典:Amazon]
アディクションは色んな味を試しましたが、このカンガルーのタイプのが気に入って食べています。匂いも悪くないですし愛犬は喜んで食べています。このシリーズはおすすめです。
[出典:Amazon]
体の調子が良い
ADDICTIONのサーモン、鹿も試しましたがうちのわんこは便がゆるくなってしまいました。
今回のカンガルーは便の状態もよくあっているようなので続けてみます。
美味しそうによく食べますし変な油っぽさもなく安心して与えられます。
[出典:Amazon]
皮膚疾患の子に毎回購入しています。
病院の先生にも『材料に問題はありませんね』と言われたので安心して与えています。
粒はそこそこの大きさですが、平たい形なので、小さい子も噛みやすいようで、問題なく食べております♪
[出典:Amazon]
アディクションの口コミには基本的に「食いつきが良かった」といった高評価のものが多く挙げられました。
また低脂肪フードかつ無添加のフードであるからこそ、持病のあるワンちゃんやアレルギーのあるワンちゃんにも安心して与えられると好評です。
なかには「便が良くなった」といった口コミも多く、腸内改善や便通改善に効果的だとわかりました。
もちろん個人差はあるでしょうが、試してみる価値はありそうです。
悪い口コミ評判
アディクションには、以下のような悪い口コミがあります。
実際の口コミを見てみましょう。
価格が高い
ブリーダーがこの餌を指定してきたので、与えていますが、かなり高額です。
別の餌探しています。
[出典:Amazon]
うちの愛犬は8歳のトイプードル。他のフードと全部で3種類混ぜて食べさせてます。
食べむらの激しい愛犬ですがこれを混ぜて食べるようになってからはお皿に入れても割と直ぐに食べてくれます。
本当はこれだけで食べさせたいけど割高なので…
[出典:Amazon]
色々なドックフードを試した時に、このドックフードだけは待てが出来なかったものでした。
やはり食いつきが良く好きみたいです。
ただ、値段が高いので、常食にするかは検討中です。
[出典:Amazon]
アディクションには高評価の口コミが多いですが、なかには悪い口コミも寄せられていました。
とくに「価格が高い」といったものが目立ちました。
今回調査したところ、楽天が最も安く購入できることが分かったので、もし気になる方は楽天がおすすめです。
ただし公式サイトでない分、粗悪品が届いたりすることもあるので必ず口コミ評価を確認するようにしてください。
アディクションの購入方法
アディクションは主に以下のサイトで販売されています。
ちなみに公式サイトでは500gで2,090円(税込)、1,8㎏で6,831円(税込)で販売されています。
Amazonと楽天では取り扱う重さの種類が異なっているので注意が必要です。
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
---|---|---|---|
600g | 税込1,980円 | ||
1.8kg | 税込6,831円 | 税込5,390円 | |
ー | 税込24,000円 | ||
ー | |||
送料 | ー | 無料 | 600g:550円 1.8kg:無料 |
アディクションによくある質問
アディクションのよくある質問への回答を紹介します。
アディクションの給与量について、詳しい表は公開されていません。
愛犬の体調を見ながら適量を与えましょう。なお、前まで食べていたドッグフードから切り替える場合は、1週間〜10日かけて、今まで食べさせていたフードのなかに少しずつアディクションを混ぜ、徐々に慣れさせましょう。
いいえ。アディクションにはお試しパックがありません。
アディクションでは、今回紹介した「ワイルドカンガルー&アップル グレインフリードッグフード」の商品以外にも、ライフステージにあわせたバリエーションがあります。
2021年12月現在で、Amazonや楽天で取扱があるのが、サーモンをメイン食材にした「サーモンブルー」です。
アディクションはグレイン&グルテンフリーのドッグフード!
今回は、アディクションの原材料や成分などの基本情報に加えて、特徴や口コミ、メリット・デメリットなどを紹介しました。
アディクションはニュージーランド産の原材料を使用した、グレイン&グルテンフリーのドッグフードだということがわかりました。
また人工保存料・防腐剤・着色料など合成添加物(ビタミン&ミネラル類以外)はもちろん、副産物や遺伝子組み換え食品までも使っていないのでそのあたりも安心です。
ドッグフードとしてはやや低タンパク質・低カロリーにつくられているので、おもに室内外で活動量の少なめのワンちゃんにおすすめ。
反対に、普段から活動的なワンちゃんや成長期で豊富な栄養分が必要なワンちゃんにとっては少し物足りないかもしれません。
今回の記事を見て興味を持った方はぜひチェックしてみてください。
ドッグフードの達人では、160種類以上のドッグフードを5点満点で評価したうえで、S〜Eランクでランクづけしています。
最もおすすめなのは、「Sランク」のドッグフードです。
Sランクのドッグフードなら… |
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● ★4.50以上の高得点 ● 無添加で穀物不使用 ● 栄養バランス◎ ● 「獣医師推奨」「ヒューマングレード」など安全なポイント多数 ● お得な定期購入あり |
A〜Eランクの商品とも比較したうえで、愛犬にぴったりなドッグフードを見つけましょう。