愛犬にビーツを与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。
ビーツがドッグフードに含まれていることはまれですが、栄養素が豊富に含まれていることで話題です。なので、愛犬にビーツを与えたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では「犬にビーツを与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。
そもそもビーツって何?
ビーツはアカザ科の野菜で、ほうれん草の仲間です。ボルシチに使われていることで有名です。
栄養価が高く、「食べる輸血」と表現されることもあります。
ビーツの効果効能
ビーツにはまず、抗酸化作用があります。つまり、犬の体を若々しく保つ効果があるのです。また、腸内環境を改善する効果や肝機能を高める効果もあります。
ビーツの栄養成分
ビーツに含まれている主な栄養素は以下の通りです。
成分名 | 成分量(100gあたり) |
---|---|
水分 | 87.6g |
炭水化物 | 9.3g |
マグネシウム | 18㎎ |
鉄分 | 0.4㎎ |
亜鉛 | 0.3㎎ |
葉酸 | 110μg |
ナイアシン | 0.3㎎ |
ビタミンC | 5㎎ |
食物繊維 | 2.7g |
[出典:食品成分データベース(文部科学省)] 炭水化物は脂肪やたんぱく質と並んで三大栄養素のひとつです。犬は人間と比べて必要な炭水化物の量が少ないですが、決して不要なわけではありません。 そして、炭水化物は犬の体内で主にエネルギー源として利用されます。また、すぐ使わない分は体脂肪として蓄積されます。 マグネシウムは体内で骨や歯をつくるために使われています。そして、マグネシウムは体内で不足すると骨から遊離して神経の興奮を抑えたり、エネルギを作ったり、血圧を維持したりするのに利用されます。 鉄分は血液のヘモグロビンの中に含まれ、酸素を運ぶために必要です。また、エネルギーを作り出すためにも必要です。 亜鉛は体内で作り出すことができないため、食事で摂取する必要があります。 そして、亜鉛には体内のさまざまな働きをサポートして正常に保つ役割があります。具体的には味覚を正確に保ったり、免疫力を向上させたり、新陳代謝を活性化させたり、毛並みや肌の健康を保ったり、抗酸化作用を活性化したりします。 葉酸はビタミンB群の一種です。緑の葉っぱに多く含まれているため、葉酸という名前が付きました。葉酸はたんぱく質や細胞を作るときに重要な役割を果たしています。そして、ビタミンB12と協力して血液を作る働きもあります。 食物繊維には腸内環境を整える作用があります➀炭水化物
➁マグネシウム
➂鉄分
➃亜鉛
➄葉酸
➅食物繊維
➆ベタシアニン
ベタシアニンはポリフェノールの一種です。強力な抗酸化力を持っています。
ビーツの注意点
与えすぎに注意!
ビーツにはよい効果がありますが、与えすぎるのは良くありません。
ビーツには食物繊維が豊富に含まれています。そのため、与えすぎてしまうと下痢や便秘などの原因になってしまいます。
ビーツの与え方
ビーツは生で食べさせるのがおすすめです。細かくしたりすりおろしたりして与えるのがいいでしょう。
ちなみに、食べると赤い色素が消化できずに尿の色が変わってしまう場合もあります。尿の色が変わってしまうとびっくりしてしまうかもしれませんが、健康に問題はありません。
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