愛犬にクランベリーを与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。
クランベリーはドッグフードに含まれていることも多くあります。本当に犬が食べていいものなのかどうか気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では「犬にクランベリーを与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。
クランベリーの効果効能
クランベリーに含まれるキナ酸には、膀胱炎やストルバイト結石を予防する効果があります。
なぜなら、ストルバイト結石は尿がアルカリ性になることで起こり、キナ酸の働きによって尿が中性になるからです。また、キナ酸は細菌の増殖を抑えるため、これが膀胱炎の予防につながります。
クランベリーの栄養成分
クランベリーに含まれている主な栄養素は以下の通りです。
成分名 | 成分量(100gあたり) |
---|---|
水分 | 87.13g |
ビタミンC | 13.3㎎ |
カルシウム | 8㎎ |
カリウム | 85㎎ |
マグネシウム | 6㎎ |
食物繊維 | 4.6g |
[出典:Wikipedia] コラーゲンの合成を助け、皮ふや毛並みを整えてくれます。また、ストレス解消や免疫力の強化などにも有効です。 食物繊維には腸内環境を整える作用があります➀ビタミンC
➁食物繊維
➂ポリフェノール(アントシアニン)
ポリフェノールにはさまざまな種類がありますが、クランベリーに含まれているのはアントシアニンです。
そして、アントシアニンには目の機能を改善する効果があります。また、細菌の付着を抑える効果もあります。
➃ペクチン
ペクチンは食物繊維の仲間です。食物繊維ですから、腸内の善玉菌の繁殖を助けて腸内環境を整える効果があります。
また、皮ふの調子を整える効果もあります。
➄キナ酸
キナ酸には尿をアルカリ性から酸性に傾ける性質があります。また、細菌の増殖を抑える効果もあります。
クランベリーの注意点
人間用のクランベリーに注意!
日本においてクランベリーが果実のまま売られていることは少なく、クランベリーの加工品を見ることが多いと思います。
しかし、人間用に味付けされたクランベリーの加工品は犬に与えるべきではありません。例えば、代表的な加工品としてはクランベリージュース、クランベリージャム、クランベリーソースなどがありますが、これらの加工品にはクランベリーの酸味を減らすため、砂糖が多く使われています。
これを犬にあげてしまうと犬が糖分過多になってしまい、歯周病や肥満などの原因になってしまいます。
また、クランベリー入りクッキーもバターや牛乳が肥満の原因になってしまうので与えるべきではありません。
シュウ酸カルシウム結石の犬には不適
クランベリーはストルバイト結石の犬には適してますが、シュウ酸カルシウム結石の犬には適していません。
なぜなら、ストルバイト結石の原因が尿がアルカリ性になることであるのに対して、シュウ酸カルシウム結石の原因は尿が酸性になることだからです。
よって、シュウ酸カルシウム結石の犬にクランベリーを与えてしまうと尿がますます酸性になってしまい、逆効果になってしまいます。
クランベリーの与え方
クランベリーが日本において生で手に入ることは少ないと思いますが、もし手に入った場合には、様子を見ながら少量ずつ与えるようにしましょう。犬はすっぱいものが苦手なので、好みは分かれるでしょう。
また、生のクランベリーからソースやジャムなどを作る場合、砂糖を加えないで作れば犬に与えても大丈夫です。
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