愛犬にフィッシュミールを与えてはいけません。
フィッシュミールは安いドッグフードによく用いられています。そして、危険性は広く知られていると思いますが、その理由まで知っている人はなかなかいないのではないでしょうか。
そこで、この記事では「犬にフィッシュミールを与えてはいけない理由」について解説していきたいと思います。
粗悪な原料で、危険な酸化防止剤が添加されている可能性も
「〇〇ミール」にはたいてい粗悪な原料が用いられています。
フィッシュミールには人間用としては認められていないような低品質の魚が用いられているかもしれません。
また、危険な酸化防止剤が用いられている可能性もあります。
「〇〇ミール」の危険性
ドッグフードの原料には、「〇〇ミール」と書かれていることがあります。例えば、この記事で扱う「フィッシュミール」もそうですし、ほかにも「チキンミール」などがあてはまります。
そして、「〇〇ミール」と書かれているとなんとなく良さそうに見えますが、その印象は間違っています。「〇〇ミール」にはたいてい粗悪な原料が用いられています。
「〇〇ミール」はあいまいな表現ですが、きちんとした原料が用いられていれば、きちんと具体的に書くはずです。良くない原料を用いているからあいまいにしか表記できないのです。
そして、「〇〇ミール」は動物で人が食べられない部分を粉砕して加工したものです。他に「〇〇粉」「〇〇パウダー」「〇〇エキス」などと表記されることもあります。
フィッシュミールの概要
特に種類を特定せずにいろいろな魚を混ぜて加工原料として用いる場合、ドッグフードの原材料名では「魚」「魚肉」などと表記します。
そして、これは魚油を搾りだすために用いられることがありますが、搾りかすも原材料として用いられることがあります。
搾りかすは乾燥し、粉砕して用いられますが、これがフィッシュミールです。フィッシュミールは魚粉と呼ばれることもあります。
そして、フィッシュミールに使われる魚としてはイワシ類、サバ類、マグロ類加工品副産物(骨や頭など)などがあげられます。
ちなみに、製造方法からもわかる通り、フィッシュミールは脂肪の大部分が取り除かれているため、低脂肪です。そして、たんぱく質の量が多いという特徴があります。
また、骨や内臓がついたまま加工されるので、ビタミンやミネラルなどが豊富に含まれています。
フィッシュミールの危険性
フィッシュミールが危険な理由は主に2つあります。
まず1つめは、「〇〇ミール」全般に言えることですが、粗悪な原料が用いられていることです。場合によっては、人間用としては認められていないような低品質の魚が用いられているかもしれません。
次に2つめは、危険な酸化防止剤が用いられている可能性があることです。フィッシュミールは比較的酸化しやすいため、加工するときに酸化防止剤が添加されることが一般的です。
そして、フィッシュミールはできるだけ価格を抑えるためにドッグフードへ使われていることが多いので、添加される酸化防止剤も安くて危険な場合が多いです。具体的には、危険な酸化防止剤として有名なBHAやBHTやエトキシキンなどが用いられていることが多いでしょう。
そして、特にアメリカへ輸入されるフィッシュミールはエトキシキンが一定量添加されていなければなりません。つまり、アメリカ産のフィッシュミールを用いているドッグフードには必ずエトキシキンが添加されていることになります。
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