犬に「あんこ」を与えるときの全知識|大福やどら焼きには注意

ドッグフードの原材料と成分

愛犬にあんこを与えても大丈夫なのでしょうか? 答えは条件付きのイエスです。

ドッグフードにあんこが使われることはないと思いますが、身近な食材なので、犬があんこを食べてしまうこともあるかもしれません。

そこで、この記事では「犬にあんこを与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。

砂糖を加えてないあんこなら大丈夫

人間が食べるあんこには砂糖が多く入っているため、肥満や歯周病、糖尿病の原因になりやすく、犬に与えるのはおすすめできません。

ただ、砂糖を入れないで作ったあんこを適量与えるのであれば問題ありません

あんこの栄養成分


あんこ(小豆)に含まれている主な栄養素は以下の通りです。

成分名 成分量(100gあたり)
食物繊維 3.4g
ビタミンB1 0.02㎎
ビタミンB2 0.04㎎
亜鉛 0.4㎎
鉄分 1.3㎎
カリウム 160㎎
水分 45.3g

[出典:食品成分データベース(文部科学省)]

➀食物繊維

食物繊維には腸内環境を整える作用があります。具体的には、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌や毒素を排出してくれます。

➁鉄分

鉄分は血液のヘモグロビンの中に含まれ、酸素を運ぶために必要です。また、エネルギーを作り出すために必要です。

➂亜鉛

亜鉛は体内で作り出すことができないため、食事で摂取する必要があります。

そして、亜鉛には体内のさまざまな働きをサポートして正常に保つ役割があります。具体的には味覚を正確に保ったり、免疫力を向上させたり、新陳代謝を活性化させたり、毛並みや皮ふの健康を保ったり、抗酸化作用を活性化したりします。

➃カリウム

カリウムは体内で水分の調整を行っています。体内で増えすぎたナトリウムの排泄を促す働きもあります。また、心臓や筋肉の働きを調節したりする役割も持っています。

➄サポニン

サポニンには体脂肪を減らす効果があります。また、動脈硬化やガンなどの病気を予防する効果もあります。

➅ポリフェノール

ポリフェノールはほとんどの植物に存在する苦味や色素のもとです。ポリフェノールは強い抗酸化作用を持っており、犬の体を健康に保つのに役立ってくれます。

あんこの効果効能

あんこの主原料である小豆には食物繊維、ビタミン、ミネラル、サポニン、ポリフェノールなどの栄養素が含まれています。

そして、食物繊維が腸内環境を整えてくれるほか、さまざまな効果が期待できます。

あんこの注意点

与えすぎに注意!

みなさんもご存知の通り、あんこは甘いですよね。これはあんこに大量の砂糖が含まれているからです。そのため、人間が食べていたあんこを犬が食べてしまった、という程度なら問題ありませんが、人間が食べるようなあんこは犬に積極的にあげていいものではありません。

砂糖が入っているあんこを犬に多く与えてしまうと、肥満や歯周病、糖尿病などの原因になってしまいます。

加工品に注意!

あんこが単体で食べられることは少なく、お菓子に入っている場合も多いですが、その場合、犬が食べても大丈夫なのでしょうか。それぞれ見ていきましょう。

大福

大福はあんこが入っているお菓子の代表格ですが、犬に与えるのはおすすめできません。砂糖が多く入っている点ももちろんよくありませんが、それ以上にもちが良くないのです。

犬は人間と違って、食べ物をほとんどかまず、丸呑みにする場合もあります。そして、みなさんもご存知の通り、もちを十分にかまないまま飲み込んでしまうと、のどに詰まってしまう場合があります。

ヨウカン、どら焼き、アンパン

これらも砂糖が多く入っているので、犬に積極的に与えていいものではありません。

あんこの与え方

上でも述べた通り、砂糖が多く入っている人間用のあんこを犬に与えるのはおすすめできません。

もし犬にあんこを与えたい場合には、砂糖が入っていないあんこを与えるべきです。ただ、そのようなあんこはあまり手に入らないと思うので、もし与えたいという場合には手作りになるでしょう。

砂糖が入ってないあんこを作る場合も、普通のあんこを作る場合とそこまでレシピは変わりません。犬には冷ましてから与える、という点だけ注意が必要です。

 

どうしてもあんこに甘さが欲しいという場合は、りんごや干し柿などを混ぜて作るのもおすすめです。ただ、果物であっても糖分がある程度含まれているのは変わらないので、あまり与えすぎないようにしましょう。

ちなみに、小豆の皮は犬の消化に悪いためこしあんがおすすめですが、もしつぶあんにしたいのであれば、皮は細かく刻んで入れるべきです。

ドッグフードの達人
砂糖が入っていないあんこならば、与えても問題ありません。
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