愛犬にかぼちゃを与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。
かぼちゃがドッグフードに使われることはまれですが、身近な食材なので愛犬に与えたいと考えている人も多いのではないでしょうか。また、愛犬がかぼちゃを食べてしまって、心配になっている人もいると思います。
そこで、この記事では「犬にかぼちゃを与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。
かぼちゃの効果効能
かぼちゃには食物繊維やビタミン類などが豊富に含まれています。
そのため、食物繊維による整腸作用が期待でき、ビタミンは体の調子を整えてくれます。
かぼちゃの栄養成分
かぼちゃに含まれている主な栄養素は以下の通りです。
成分名 | 成分量(100gあたり) |
---|---|
βカロテン | 700μg |
ビタミンA | 60μg |
ビタミンB1 | 0.07㎎ |
ビタミンB2 | 0.06㎎ |
カルシウム | 20㎎ |
鉄 | 0.5㎎ |
カリウム | 400㎎ |
食物繊維 | 2.1g |
[出典:食品成分データベース(文部科学省)] βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。そして、抗酸化作用や免疫力を上昇させる効果があります。また、ビタミンAとして発育を促進したり、粘膜に働いて細菌から体を守るなど、たくさんの重要な役割を持っています。 ビタミンB1は糖質からエネルギーを生産したり、皮膚や粘膜の健康を保つのを助けたりする役割があります。ビタミンB1が欠乏すると食欲がなくなったり、疲れやすくなったりします。 ビタミンB2は主に皮膚や粘膜の健康を保つのに役立つビタミンです。代謝を支える重要な役割を持っています。活発に運動する犬ほどたくさんのビタミンB2が必要になります。 食物繊維には腸内環境を整える作用があります➀βカロテン
➁ビタミンB1
➂ビタミンB2
➃食物繊維
かぼちゃの注意点
アレルギーに注意!
世の中にあるあらゆる物質はアレルゲンになる可能性があります。そのため、かぼちゃの場合もアレルギーには注意する必要があります。
かぼちゃをはじめて与える場合、少量を与えるべきでしょう。
そして、嘔吐、下痢、かゆがる、発疹などアレルギーと思われる症状が出た場合には、かぼちゃアレルギーを疑ったほうがいいかもしれません。
また、一度アレルギー検査を受けてみるのも手でしょう。
与えすぎに注意!
かぼちゃは栄養満点ですが、100gあたり90kcalであり、野菜にしては高カロリーです。
そのため、食べすぎになりやすく、食べすぎると肥満の原因になってしまいます。
また、食物繊維のとりすぎにより、便秘などの原因になってしまうこともあります。
種に注意
かぼちゃには種が含まれていますが、種は犬に与えるべきではありません。なぜなら消化に悪く、食べてもそのままフンとして出てきてしまうからです。
かぼちゃの与え方
犬は食べ物をあまりかまず、丸呑みしてしまうことも多くあります。そのため、かぼちゃは犬が消化しやすいように、細かくカットするか、マッシュ状にするのがおすすめです。
また、皮をむき、芯が残らないようにゆでたり蒸したりして、やわらかくもするべきでしょう。指でつまんでつぶれるぐらいがちょうどいいゆで具合です。
ちなみに、かぼちゃに含まれる栄養をもれなく食べてもらうために、スープにするのもおすすめです。ただ、スープにする場合には犬がやけどしないよう、冷ましてから与えるべきです。
そして、与える量の目安は1日の食事量の20%ほどです。
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