犬に「大麦」を与えるときの全知識|穀物アレルギーに注意!

ドッグフードの原材料/成分

愛犬に大麦を与えても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。

大麦は高品質なドッグフードで炭水化物源として用いられることがあります。しかし、大麦は本当に安全な食材なのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では「犬に大麦を与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。

大麦の効果効能

大麦を食べると食物繊維の働きにより腸内環境が改善されます。また、犬がアレルギーや風邪に強い体になります。

また、カルシウムの働きにより骨が丈夫になり、精神的にも安定するようになります。

大麦の栄養成分

大麦に含まれている主な栄養素は以下の通りです。

成分名 成分量(100gあたり)
水分 14g
炭水化物 68g
食物繊維 6.3g
ビタミンB1 0.21㎎
ビタミンB2 0.04㎎
ビタミンB6 0.09㎎
カルシウム 27㎎
鉄分 2.1㎎

[出典:食品成分データベース(文部科学省)]

➀炭水化物

炭水化物は脂肪やたんぱく質と並んで三大栄養素のひとつです。犬は人間と比べて必要な炭水化物の量が少ないですが、決して不要なわけではありません。

そして、炭水化物は犬の体内で主にエネルギー源として利用されます。また、すぐ使わない分は体脂肪として蓄積されます。

➁食物繊維

食物繊維には腸内環境を整える作用があります。具体的には、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌や毒素を排出してくれます。

➂ビタミンB1

ビタミンB1は糖質からエネルギーを生産したり、皮膚や粘膜の健康を保つのを助けたりする役割があります。ビタミンB1が欠乏すると食欲がなくなったり、疲れやすくなったりします。

➃カルシウム

カルシウムは骨や歯を形成するために必要不可欠です。また、筋肉を動かすためにも必要です。ただ、過剰に摂取すると逆に骨折などが起こってしまう可能性があります。そのため、適切な量を与えることが重要です。

➄鉄分

鉄分は血液のヘモグロビンの中に含まれ、酸素を運ぶために必要です。また、エネルギーを作り出すためにも必要です。

大麦の注意点

アレルギーに注意!

世の中にあるあらゆる物質はアレルゲンになる可能性があります。そのため、大麦の場合もアレルギーには注意する必要があります。

大麦の場合、穀物アレルギーに注意する必要があります。ただ、大麦は小麦やトウモロコシよりアレルギーになりにくいため、これらの穀物よりは安心して与えることができます。

それでも大麦をはじめて与える場合は、少量を与えるべきでしょう。

そして、嘔吐、下痢、かゆがる、発疹などアレルギーと思われる症状が出た場合には、大麦アレルギーを疑ったほうがいいかもしれません。

与えすぎに注意!

大麦には食物繊維が豊富に含まれています。また、犬は炭水化物の消化が苦手です。そのため、大麦を与えすぎてしまうと消化不良になり、下痢や便秘などの原因になってしまいます。

また、肥満の原因にもなってしまいます。

大麦の与え方

大麦は犬にとって消化しにくい食べ物です。そのため、犬に与えるときには消化しやすいように工夫する必要があります。

具体的には、水を多めに入れて柔らかく炊くといいでしょう。また、さらに消化に良くするなら、フードプロセッサーなどで細かくするといいでしょう。

ドッグフードに大麦が使われている理由

大麦はドッグフードに含まれていることがあります。特に健康面を意識した比較的高価なドッグフードに使われていることが多いでしょう。

そして、安いドッグフードに含まれている穀物はかさましのために使われていることが多いですが、大麦はそうではありません。

大麦には豊富な栄養分が含まれているので、肉類では摂取が難しい栄養分を補うために使われていることが多いのです。

ドッグフードの達人
大麦には栄養分が豊富に含まれていますが、消化に悪いため与え方には工夫が必要です。
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