犬はパセリを食べても大丈夫なのでしょうか? 答えはイエスです。
パセリがドッグフードに入っていることはまれですが、肉や野菜の付け合わせとして人間用の食事に登場することはあると思います。そして、パセリを犬に食べさせても大丈夫なのか疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では「犬にパセリを与えるときに必要な知識」について解説していきたいと思います。
パセリの効果効能
パセリには食物繊維のほか、βカロテン、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。
また、食中毒を予防する効果があるアピオール、殺菌効果があり口臭予防につながるピネンなども含まれています。
そして、目にも良く白内障の予防になるほか、肝臓にもよいとされています。
パセリの栄養成分
パセリに含まれている主な栄養素は以下の通りです。
成分名 | 成分量(100gあたり) |
---|---|
水分 | 84.7g |
食物繊維 | 6.8g |
ビタミンC | 120㎎ |
ビタミンB1 | 0.12㎎ |
ビタミンB2 | 0.24㎎ |
鉄分 | 7.5㎎ |
カルシウム | 290㎎ |
βカロテン | 7400μg |
[出典:食品成分データベース(文部科学省)] 食物繊維には腸内環境を整える作用があります➀食物繊維
➁ビタミンC
コラーゲンの合成を助け、皮ふや毛並みを整えてくれます。また、ストレス解消や免疫力の強化などにも有効です。
➂ビタミンB1
ビタミンB1は糖質からエネルギーを生産したり、皮膚や粘膜の健康を保つのを助けたりする役割があります。ビタミンB1が欠乏すると食欲がなくなったり、疲れやすくなったりします。
➃ビタミンB2
ビタミンB2は主に皮膚や粘膜の健康を保つのに役立つビタミンです。代謝を支える重要な役割を持っています。活発に運動する犬ほどたくさんのビタミンB2が必要になります。
➄鉄分
鉄分は血液のヘモグロビンの中に含まれ、酸素を運ぶために必要です。また、エネルギーを作り出すために必要です。
➅カルシウム
カルシウムは骨や歯を形成するために必要不可欠です。また、筋肉を動かすためにも必要です。ただ、過剰に摂取すると逆に骨折などが起こってしまう可能性があります。そのため、適切な量を与えることが重要です。
➆βカロテン
βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。そして、抗酸化作用や免疫力を上昇させる効果があります。また、ビタミンAとして発育を促進したり、粘膜に働いて細菌から体を守るなど、たくさんの重要な役割を持っています。
パセリの注意点
与えすぎに注意!
パセリには食物繊維が豊富に含まれているため、与えすぎると便秘や下痢の原因になってしまうことがあります。
もっとも、人間が食べるときでも付け合わせであるパセリを犬に大量に与えようと考える人はあまりいないかもしれません。
パセリの与え方
パセリは生のまま与えたほうが栄養豊富なので、生のまま細かく刻んでトッピングにするのがおすすめです。人間が食べるときと同じように、パセリは単体で与えるのにはあまり適してません。
そして、手作りのビスケットにパセリを混ぜるのもおすすめです。
ちなみに、犬の体重が2㎏~5㎏なら10g~20g、8㎏~11㎏なら30g~40gくらいが適量です。
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