ドッグフードの原材料と成分

犬にせんべいは良くない!その理由・対処法などを徹底解説

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愛犬にせんべいを与えるのはおすすめできません。

せんべいは日本人にとっては身近なお菓子なので、食べたことがある人が多いと思います。そして、せんべいが大好きという人もいるのではないでしょうか。

なので、犬にもせんべいを食べさせていいのか気になっている人も多いと思います。

そこで、この記事では「犬にせんべいをおすすめできない理由」について解説していきたいと思います。

塩分が多すぎる

せんべいには塩分が多く含まれているため犬へ与えるには適していません。

また、アレルギーや添加物の心配もあります。

ただ、どうしても与えたい場合には、犬用のものにするか、手作りするようにしましょう。

犬にせんべいを与えるのはなぜ良くない?


犬にせんべいを与えるべきではないのは、塩分が多すぎるからです。

犬が必要な塩分の量は人間と比べてずっと少量です。そのため、せんべいなどの塩分が多いものを与えてしまうとすぐに塩分過多になってしまいます。犬が塩分をとりすぎてしまうと心臓や腎臓に負担がかかってしまい、さまざまな病気の原因になってしまうかもしれません。

そして、犬は塩分を感じる能力が鈍いので、摂取する塩分の量を自分でコントロールすることはできません。食べ物があると、そこから際限なく摂取してしまいます。

そのため、飼い主が犬に適切な塩分量を見極める必要があるのです。ちなみに、ドッグフードを与えている場合、ドッグフードには適切な量の塩分が含まれているため、ほかに塩分を与える必要はありません。

 

また、せんべいにはコショウ、しょうゆ、わさび、トウガラシなどの刺激物が含まれている場合もあります。そして、これらの刺激物を犬に与えてしまうと胃の負担になってしまい、胃炎などの原因になってしまうかもしれません。

また、せんべいの中には砂糖がまぶしてあるものもあります。そして、犬は糖分を他の栄養素で代用することができるため、摂取しなくてもいいくらいです。

そのため、人間と同じ感覚で砂糖を含む食品を与えてしまうと、すぐに糖分過多になってしまいます。そして、犬が糖分をとりすぎてしまうと肥満や歯周病や糖尿病の原因になってしまう可能性があります。

せんべいの注意点

アレルギーに注意!

せんべいにはさまざまな種類がありますが、使用されている食材の種類によって、アレルギーが出てしまうこともあります。

そのため、特にアレルギー体質の犬の場合には注意したほうがいいでしょう。せんべいのパッケージを確認してあげるのが大切です。

そして、そして、嘔吐、下痢、かゆがる、発疹などアレルギーと思われる症状が出た場合には、アレルギーを疑ったほうがいいかもしれません。

犬に与えるべきではないせんべいの原料

せんべい自体も犬によいものではありませんが、含まれている原料によっては、さらに犬に良くない場合もあります。それぞれ見ていきましょう。

チーズ

チーズには塩分が多く含まれています。また、チーズは犬にとっては味が濃すぎます。そのため、チーズが含まれているせんべいは犬に与えるべきではないでしょう。

ピーナッツ

ピーナッツが使われているせんべいには塩分が多く含まれている傾向があります。また、ピーナッツは犬にとって消化しにくい食べ物なので、ピーナッツをふくむせんべいを与えてしまうと消化不良になってしまい、下痢や嘔吐の原因になってしまうかもしれません。

そのため、ピーナッツが含まれているせんべいは犬に与えないようにしましょう。

マカダミアナッツ

せんべいの中にマカダミアナッツが含まれていたら、絶対に犬へ与えないようにしましょう。

犬がマカダミアナッツを食べると中毒を起こしてしまいます。ちなみに、中毒の原因は不明です。

そして、犬がマカダミアナッツ中毒を起こすと12時間以内に嘔吐、けいれん、発熱などの症状が出てぐったりしてしまいます。

添加物に注意!

せんべいも安いものだと意外と多くの添加物が含まれています。それぞれ見ていきましょう。

着色料

着色料は商品に色をつけるために使用されます。色がよいと、食べ物がおいしく感じられるようになるからです。

そして、着色料はアレルギーやがんのリスクを高める可能性があると言われています。

化学調味料

化学調味料とは食品の味を調えるために添加される、人工的に作られた調味料のことです。

酸味料

酸味料は、文字通り酸っぱさを加えるために使用されます。

乳化剤

乳化剤は油と水のように、普通は混ざらないものを混ざりやすくするために用いられます。そのため、乳化剤を使うと材料が混ざりやすくなります。

もしせんべいを与えるなら


現在では犬用のせんべいも販売されています。そのため、犬に与えるなら犬用のせんべいのほうが適しているでしょう。

ちなみに、犬用のせんべいの中にも、添加物が使われている場合があります。そのため、犬用のせんべいを選んであげるときには、できるだけ無添加のものにしましょう。

そして、与えるときには目安を参考にしましょう。

 

また、せんべいは手作りするという方法もあります。そこで、今回はひとつ手作りせんべいのレシピを紹介したいと思います。

せんべいを手作りするためにはまず、ごはんをラップに包んで、手で米の原型がなくなるまでつぶします。

そして、次に好きなトッピングを混ぜましょう。そしたら電子レンジで水気を飛ばします。ちなみに、600wの電子レンジだったら2分ほどで十分です。

そして、水分を飛ばしたらトースターで焦げ目がつくまで焼いて完成です。ちなみに、焼いた後は冷ましてから乾燥剤と一緒に保存してあげるといいでしょう。

 

そして、せんべいを与える場合には、犬用のものを与えるときでも、手作りのものを与えるときでも、最初は少量にしましょう。

犬がアレルギーを持っている場合もありますし、体質に合ってない可能性もあるからです。

そして、2回目以降はだんだん量を増やしていき、適量を見つけてあげるようにしましょう。

きなこ
きなこ
せんべいには塩分が多く含まれているため犬へ与えるには適していません。

ただ、どうしても与えたい場合には、犬用のものにするか、手作りするようにしましょう。

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