「ドッグフードはどこで保存したらいい?」
「開封後のフードは何に入れればいいの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ドッグフードを間違った方法で保存すると、フードが腐敗して、犬の病気を引き起こしてしまう可能性があります。
犬の健康を守るためにも、正しい保存方法や注意点を知りたいですよね。
そこで、この記事ではドッグフードの正しい保存方法はもちろん、注意点やおすすめの保存容器も詳しく解説します。
ドッグフードの種類別の保存方法
ドッグフードの正しい保存方法を、種類別にそれぞれ詳しく解説します。
ドライタイプ:密封して冷暗所で保存
ドライタイプのフードは、開封前でも開封後でも冷暗所に保存しましょう。 冷暗所とは、直射日光が当たらず、高温多湿にならない風通しの良い常温の場所のことです。 開封後の賞味期限は、1か月前後のことが多いです。 ただし、値段が高い無添加のドライタイプのフードは、強力な酸化防止剤を使ってないぶん、酸化しやすくなっているため注意しましょう。 なぜなら、ドライタイプのフードの水分量は10%程度以下のため、結露ができやすく、カビなどが発生する可能性が高いからです。 ただし、冷蔵庫で保存することで、常温で繁殖しやすいコナダニが発生しにくくなります。そのため、犬がコナダニアレルギーなどの場合は、冷蔵庫で保存することも一つの手ですので、状況によって使い分けましょう。 ※本ページにはPRが含まれます。 ウエットタイプ(缶詰・レトルト)のフードは、開封前も開封後も冷蔵庫で保存します。 開封後は、別の容器に入れ替えてラップなどで密封し、すぐに冷蔵庫で保存しましょう。 ウエットタイプのフードには水分が多く含まれているため、冷蔵庫で保存しても早ければ3日くらいでカビが生えることもあります。与える時にはよく確認しましょう。 また、冷蔵していたウエットタイプのフードを解凍する場合は、冷蔵庫でゆっくり解凍しましょう。常温で解凍すると水分が出て、フードを腐らせやすくなります。 開封後の賞味期限は、2〜3日のことが多いです。人の食品と同じで、開封したらできるだけ早く使い切りましょう。 半生タイプ(ソフトドライ・セミモイスト)のフードは、ウエットタイプと同じく、開封前も開封後も冷蔵庫で保存します。 ただし、半生タイプは小分けパックで開封後に使い切りやすくなっているため、保存する必要は他のタイプに比べて少ないでしょう。 小分けの袋にそれぞれ乾燥剤が入っているものも多いです。 開封後の賞味期限は、約1か月のことが多いです。 ドッグフードを保存するときの注意点は以下のようなものがあります。 それぞれ詳しく見ていきましょう。 どの種類のドッグフードでも、空気を抜き、密閉して保存することが大切です。 なぜなら、空気に触れることで、酸化したり栄養素が壊れたりしてしまうからです。 外の空気と触れないように、輪ゴムではなく袋どめクリップなどを使いましょう。 ドッグフードを保存するときは、光が当たる場所を避けることも大切です。 直射日光はもちろん、電気の光もよくありません。 光が当たると、フードの温度が上昇して傷みやすくなってしまいます。 フードを保存するときに、乾燥剤や脱酸素剤を一緒に入れることもおすすめです。 乾燥剤や脱酸素剤には以下のような効果があります。 人間の食べ物と同じで、ドッグフードも、夏場は他の季節よりも特に注意が必要です。 なぜなら、夏は食中毒を引き起こす菌が増殖しやすくなるからです。 そのため、夏はフードだけではなく、水の取扱いにも注意しましょう。 水を入れる器の中がぬるっとしてきたら、菌が増殖してきた証拠ですので、家庭用の食器洗いの漂白剤などを使ってよく洗いましょう。 ドッグフードをお湯でふやかして与えることもありますよね。 ふやかしたドッグフードは、その日のうちに使い切るようにしましょう。 「冷蔵庫で保存すれば良いのではないか?」と思うかもしれませんが、解凍するときに雑菌が増えてしまうため、避けたほうが安全です。 保存容器を選ぶときは、以下のようなポイントを見て選びましょう。 どの種類のドッグフードでも、しっかりと密閉することが大切です。 フードの酸化を防ぐために、高い密閉性をもつ容器を選ぶと良いでしょう。 「なるべくお金をかけたくない」という場合には、家にあるものを使うこともできます。 安くても性能が良い容器もありますので、長い目で考えて選んでも良いでしょう。 大型犬や多頭飼いの場合、大容量のフードを保存しますよね。 入りきらないことのないように、たくさん入る容器を選ぶと良いでしょう。 1日に2回以上ある食事の時間のたびに、手を汚したりフードが飛びっちったりしてほしくないですよね。 実用面で考えると、手早く取り出せるものを選ぶと良いでしょう。 保存方法だけでなく、衛生面にも気を配りたいですよね。 定期的に洗うことを踏まえると、いちいち分解しなくて済むものや、水切りがしやすいものを選ぶと良いでしょう。 ドッグフードを保存するときにおすすめの保存容器を紹介します。 それぞれ見ていきましょう。 ジッパーは、食品などを保存しておくための袋です。 ドライ、ウエット、半生の全ての種類のフードを保存することに適しています。 1食分ずつ小分けにすれば、フードが空気に触れるのは小分けにするときとフードを与えるときの2回で済みます。 全てのタイプのフードに使えますが、水分が多いフードの場合はしっかり密閉しないと中身が溢れてしまうので注意しましょう。 ジップロックはジッパーの商品の代表格です。 安く手に入れることができ、サイズや種類も豊富なのでフードに合わせて使い分けられます。 ただし、密閉性が低く、繰り返し使うことには適していないという口コミもあります。 使いやすい~~ 使いやすいんです 密封度が低い。気づくと封が開いており、チャックの精度が低い どの袋も2、3回の開封でチャックそのものが剥がれてしまいまったり、 タッパーは、食品などを保存しておくための容器です。 人用の食品と同じように、ドライ、ウエット、半生の全ての種類のフードをタッパーで保存することも一般的です。 100円ショップで売っているものから、空気を抜いて真空状態にできるものまで幅広い種類があります。 ただし、洗うときは容器とフタの両方を洗わなければならない点、冷蔵庫のスペースが必要になる点がデメリットであると言えます。 真空琺瑯(ほうろう)ストッカーは、特許を取得した独自機能によって、容器の中を真空状態にすることができます。 別売りの専用ポンプ(税込550円)をセットで使えば、より一層酸化を防ぐことができます。 0.7LのSサイズもありますので、小分けにして保存したい場合はSサイズを使うのもおすすめです。 フードストッカーは、フードの中身だけを入れ替えて保存するための容器です。 冷暗所で保存するドライタイプのフードを入れておくのに適しています。 密閉性が高く、毎回の食事のために取り出すのが楽になります。 安いものもありますが、作りがもろくすぐ壊れてしまったり、洗うのが面倒という意見もあるようです。 オリジナルフードストッカーは、フードストッカーの中でも特に人気のある商品です。 フードを入れる部分が半透明になっているため、残りの量がわかりやすくなっています。 ただし、粒が大きいフードは取り出しにくいという口コミもありますので、サイズを確認してから購入しましょう。 よく考えられた製品です。 これはいい。 軽いし、場所も取らないし、握りやすいし、下に向ければお皿に直接出てくるし。。。 大粒には不向きでした フードディスペンサーは、ハンドルを回すことで一定の量を取り出せる保存容器です。 冷暗所で保存するドライタイプのフードを入れておくのに適しています。 上からフードを継ぎ足すようになっているため、古いフードがいつまでも残ってしまうことがなく、簡単に一定の量を取り出すことができます。 ただ、安くても2,000円以上の商品が多く根が張る点、洗うときに分解しなけらばならない点がデメリットです。 ポップンディスペンサーは、フードディスペンサーの中でも特に人気のある商品です。 スタイリッシュなデザインであり、カラーが3種類あるので、キッチンに合わせて違和感なく置けることがオシャレだと評判です。 ただし、組み立てが少し難しかったり、密閉性が悪かったりするという口コミもあります。 ドッグフードを入れてます ドッグフードにおススメ お洒落 飲み物が入っていたペットボトルを洗って、ドライタイプのフードを保存する容器として使うこともできます。 とても手軽なうえ、キャップで密封もできるため利用している人も多いです。 ただし、菌が繁殖しやすい状態は不衛生であり、飲み物の匂いがうつってしまい愛犬が食べてくれないことから、人によってはおすすめできないようです。 いくらドッグフードの保存方法に気をつけていても、フードボウルが汚れていては意味がありません。 フードを与える時には、フードボウルの汚れにも気を配りましょう。 フードボウルについたフードの残りカスや水分は、微生物が繁殖する原因になるため、使用後は綺麗に洗いましょう。 メラミンスポンジを使うと、簡単に綺麗にすることができます。100円ショップでも販売していますので、活用してみてください。 以上、この記事ではドッグフードの正しい保存方法について解説しました。 最後にポイントをおさらいしましょう。 フードを傷ませてしまうことのないように、賞味期限内に使い切れる分だけを購入して、正しく保存しましょう。 ドッグフードの達人では、160種類以上のドッグフードを5点満点で評価したうえで、S〜Eランクでランクづけしています。 最もおすすめなのは、「Sランク」のドッグフードです。 A〜Eランクの商品とも比較したうえで、愛犬にぴったりなドッグフードを見つけましょう。
[出典:モグワン]水分量 10%以下 おすすめ保存容器 ジッパー
タッパー
フードストッカー
フードディスペンサー
ペットボトルウエットタイプ:密封して冷蔵庫で保存
[出典:K9ナチュラル公式通販サイト]水分量 75%程度 使用容器 缶詰、アルミトレー、レトルトパウチ おすすめ保存容器 ジッパー
タッパー半生タイプ:その日のうちに使い切る
[出典:株式会社ジャンプ]水分量 ソフトドライ:10~30%程度
セミモイスト:25~35%程度おすすめ保存容器 ※使いきれない場合
ジッパー
タッパードッグフードを保存するときの注意点
注意点①密閉する
注意点②光を避ける
注意点③乾燥剤や脱酸素剤を使用する
湿気を吸収して空気を乾燥させる
「シリカゲル」と「生石灰」の2種類がある
カビの発生や繁殖を防止する
防虫効果がある注意点④夏は飲み水にも注意する
注意点⑤ふやかす場合はその日のうちに食べ切る
保存容器の選び方
選び方①密閉性で選ぶ
選び方②コスパで選ぶ
選び方③容量で選ぶ
選び方④取り出しやすさで選ぶ
選び方⑤洗いやすさで選ぶ
おすすめの保存容器は?
特徴 商品例 ジッパー 空気に触れる回数が最低限
※中身が溢れるリスクありジップロック タッパー 真空タイプなど種類が豊富
※洗うのが大変、冷蔵庫のスペースが必要真空琺瑯ストッカー フードストッカー 密閉性が高く大容量にも対応
※値段が安いものは密閉性が低く壊れやすいオリジナルフードストッカー フードディスペンサー 一定の量を簡単に取り出せる
※値段が高め、洗うのが大変ポップンディスペンサー ペットボトル 手軽で密閉性も高い
※衛生的ではない、匂い移りしやすいー ジッパー:空気に触れる回数を減らす
ジッパーの商品例:ジップロック
サイズ M:22枚入
L:16枚入販売元 旭化成
袋を開ける部分が隆起してるし、ビニールがしっかりしてるので、とても使いやすかった。
(2017年にレビュー)
[出典:Amazon]
沢山入ってて良かった
百均で購入するのも便利で助かっていますが
この商品は閉じ口の開封が非常に楽な仕組みです 密封性も確実の様です
(2020年にレビュー)
[出典:Amazon]
しっかり密封を確認してチャックを閉めても、数回開閉すると緩くなってしまいます。
海苔などを保管していたのですが、二重タイプでしけることはなかったのですが、これだとすぐにしけります。
とんでもなくチャックが強力(結局開くとき裂けてしまう)だったりと、
どうも製品の精度が低いような気がします。
(2020年にレビュー)
[出典:Amazon]タッパー:真空機能つきもある
タッパーの商品例:真空琺瑯ストッカー
容量 2.8L 販売元 HARIO株式会社 フードストッカー:取り出すのが楽になる
フードストッカーの商品例:オリジナルフードストッカー
容量 約2.5L 販売元 サクラペットフード
これ確かに密封性が良いです。
決して見た目だけ可愛い製品ではなく、しっかりとした作りです.
光も通りにくいように容器は不透明です。
色々な点において丁寧によく考えられて作られており、おすすめです。
(2021年にレビュー)
[出典:Amazon]
ワンコが2匹いるので、手っ取り早く給餌できるものがないかと探してました。
計量カップ式のキャップがついてるので、一石二鳥。
ワザワザ量ったりはしてませんが、何かの時にすぐ利用できると思います。
電動のものもありますが、これで充分だと思います。
(2017年にレビュー)
[出典:Amazon]
ペットのドッグフード用に購入。
ハンドル回してフードを出してやるのですがもちろん適量が出るわけでは無いので最終計ってやらないといけないですがフードを保管して置いておくのには良いです。カップルがついて、注ぎ口があって使いやすいです
ただ、我が家の餌が大きいようで、注ぎ口から出てこない
直径6ミリ、厚さ3ミリの餌。
指でかき回して出して使ってます
きっと小粒なら物凄く使いやすいんだろうなぁと思っています。
コンパクトさと、使いやすいさは抜群だと思います。
ただ、ウチの餌の大きさにはむいてなかったようですm(__)m
(2019年にレビュー)
[出典:Amazon]フードディスペンサー:値段は高いが便利
フードディスペンサーの商品例:ポップンディスペンサー
容量 約3.5L カラー ホワイト、ブラック、レッド 販売元 株式会社セイエイ
ドッグフード用に購入しました。キッチンに違和感なく置けて満足です♪
ただドッグフードだと重さで前に傾いてしまうので半分くらいの量にして使用しています。
(2018年にレビュー)
[出典:Amazon]
2kg アカナというドッグフードが丁度入りました。全部入れても安定してます。年長の息子、餌やり当番ですが、幼児が使っても倒れないです。
見た目グッド、お値段グッド。
最初に組み立てる時に、渾身の力で部品をねじ込んで下さい。特に女性。難儀しました。
(2020年にレビュー)
[出典:Amazon]
ペットのドッグフード用に購入。
ハンドル回してフードを出してやるのですがもちろん適量が出るわけでは無いので最終計ってやらないといけないですがフードを保管して置いておくのには良いです。タッパーとか箱に入れておくよりもお洒落です。下部の蓋はシリコンリングで密閉性は良いのですが上部の蓋は何もシールリングがついてないので密閉性は悪いです。乾燥剤を入れてやると問題無く使用出来ているのでドッグフードもボリボリと食べてるので湿気は大丈夫の様です。洒落っ気あります。
(2021年にレビュー)
[出典:Amazon]ペットボトル:賛否両論だが手軽
補足:フードボウルも清潔に保つ
まとめ
保存方法 ドライタイプ:冷暗所
ウエットタイプ:冷蔵庫
半生タイプ:使い切れない場合は冷蔵庫保存容器の選び方 密閉性で選ぶ
コスパで選ぶ
容量で選ぶ
取り出しやすさで選ぶ
洗いやすさで選ぶ注意点 密閉する
光を避ける
乾燥剤や脱酸素剤を使用する
ふやかす場合はその日のうちに食べ切る
夏は飲み水にも注意する保存容器 ジッパー
タッパー
フードストッカー
フードディスペンサー
ペットボトルSランクのドッグフードなら… ● ★4.50以上の高得点
● 無添加で穀物不使用
● 栄養バランス◎
● 「獣医師推奨」「ヒューマングレード」など安全なポイント多数
● お得な定期購入あり