ドッグフードの基本

長持ちする?ドッグフードを冷蔵庫で保存するときのポイントと注意点

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ドッグフードを保存するとき、冷蔵庫で保存しても良いか気になりますよね。

冷蔵庫に入れることで、長持ちさせたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、ドッグフードを冷蔵庫で保存するときのポイントと注意点を詳しく解説します。

そもそもドッグフードは冷蔵庫に入れていいの?

結論から述べると、ウェットタイプと半生タイプのドッグフードは、冷蔵庫で保存するのが適切です

ウェットタイプと半生タイプは水分を多く含むため、常温で保存しておくとすぐに腐敗してしまいます。長持ちさせるためには、開封後はもちろん、開封前も冷蔵庫で保存することが大切です。

ドッグフードを冷蔵庫で保存するときのポイント

ドッグフードを冷蔵庫で保存するときのポイントは以下の2つです。

  1. 密閉容器を使って小分けにする
  2. 野菜室やチルド室を使う

それぞれ詳しく見ていきましょう。

密閉容器を使って小分けにする

ドッグフードを冷蔵庫で保存するときは、タッパーやジッパーつきの袋などを使用して、中身だけを小分けにして保存しましょう

[出典:Yahoo!ショッピング]

パッケージのまま丸ごと冷蔵庫に入れると、冷蔵庫に出し入れする回数が増えて、冷蔵庫の内側と外の温度差によって結露ができやすくなるからです。その結果、カビなどが発生してしまいます。

そのため、パッケージの中身だけを小分けにして保存しましょう。

野菜室やチルド室を使う

ドッグフードを冷蔵庫で保存するときは、冷蔵室だけではなく、野菜室やチルド室を使ってもOKです。

[出典:Yahoo!不動産おうちマガジン]

それぞれのスペースには以下のような特徴があります。

冷蔵室2℃~5℃
取り出しやすく広いスペース
奥に置くほど温度が冷たい
チルド室0℃〜2℃
フードが凍る直前の温度
水分量が多いウエットタイプは凍る可能性があるため注意
野菜室3℃〜8℃
密閉性が高いため外気と触れるのを防ぐ

最も密閉性が優れているのは野菜室ですので、スペースが空いている場合は野菜室に保存することもおすすめです。

ドッグフードを冷蔵庫で保存するときの注意点

ドッグフードを冷蔵庫で保存するときの注意点は以下の4つです。

  1. ドライタイプは冷暗所で保管する
  2. 開封後は2〜3日で使い切る
  3. ふやかしたフードはその日のうちに使い切る
  4. 温める場合は湯せんする

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ドライタイプは冷暗所で保存する

ドライタイプのフードは、冷蔵庫で保存することに適していません。なぜなら、ドライタイプのフードを冷蔵庫で保存すると、カビなどが発生する可能性が高いからです。

ドライタイプのフードの水分量は10%程度以下のため、冷蔵庫に出し入れするときに、冷蔵庫の内側と外の温度差によって結露ができやすいのです。その結果、カビなどが発生しやすくなります。

ただし、冷蔵庫で保存することで、常温で繁殖しやすいコナダニが発生しにくくなります。そのため、犬がコナダニアレルギーなどの場合は、冷蔵庫で保存することも一つの手です。

基本的には、ドライタイプのフードは直射日光が当たらず高温多湿にならない常温の場所に保存しましょう。

開封後は2〜3日で使い切る

フードを冷蔵庫で保存しても、開封後は2〜3日で使い切りましょう

パッケージに表記されている賞味期限は、あくまでも未開封の状態での期限です。開封したときから風味はどんどん落ちていきますので、早めに使い切ることに越したことはありません。

ふやかしたフードはその日のうちに使い切る

ドッグフードをお湯でふやかして与えることもありますよね。

ふやかしたドッグフードは、冷蔵庫で保存せず、その日のうちに使い切るようにしましょう

「冷蔵庫で保存しても問題ないのではないか?」と思うかもしれませんが、温め直すときに雑菌が増えてしまうため、避けたほうが安全です。

温める場合は湯せんする

冷蔵庫で保存していたフードは、そのままだと冷たいため食いつきが良くないことが多いです

温める場合は、電子レンジではなく湯せんがおすすめです。50~60℃程度のお湯で湯せんして、36~37℃程度に戻してから与えましょう。

電子レンジで加熱すると、加熱しすぎてやけどをしてしまう危険性があります。また、フードに含まれる熱に弱い栄養素が壊れてしまう可能性もあるため、あまりおすすめできません。

まとめ

以上、この記事ではドッグフードを冷蔵庫で保存するときのポイントと注意点を解説しました。

ドッグフードを腐敗させないように、賞味期限内に使い切れる分だけを購入して、正しく保存しましょう。

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