飼い主なら知っておくべき!犬が好きな食べ物と嫌いな食べ物

ドッグフードの基本

長く犬を飼っていると、犬がえさを食べてくれなくなることもありますよね。

そして、犬がえさを食べてくれないときには、犬が好きな食べ物を与えると食べてくれることがあります。

また、犬が嫌いな食べ物は与えないようにしたいですよね。

そこで、この記事では犬の好きな食べ物と嫌いな食べ物について解説していきたいと思います。

肉や魚、甘いもの、塩分が多いものなどが好き

犬が好きな食べ物には肉や魚、甘みが強いもの、塩分が多い食べ物などがあります。

一方、犬が嫌いな食べ物には、酸味が強いもの、辛いもの、苦いもの、独特な強いニオイを持つものなどがあります。

そして、犬がフードを食べてくれないときは、好きな食べ物を混ぜてあげると食べてくれることがあります。

犬の食性

犬は肉食寄りの雑食動物です。そのため、主食は肉ですが、そのほかにもいろいろなものを食べます。

そして、人間より味覚や視覚などが弱いですが、とても敏感な嗅覚を持っています。そのため、犬は食べ物を一番にニオイで判断します。このことから、犬はニオイの強いものが好みだと言われています。

ちなみに、多くのドッグフードは犬に食べてもらえるように、ニオイが強くなっているものが多いでしょう。

犬が好きな食べ物

犬が好きな食べ物には肉や魚、甘みが強いもの、塩分が多い食べ物などがあります。具体的には以下の表の通りです。

  • 動物性タンパク質源:肉類・魚類・卵など
  • 甘みが強いもの:バナナなどの甘い果物、さつまいもなどの甘い野菜、など
  • 塩分が多い食べ物:パン、チーズ、ハム、ソーセージなど
  • その他:ミルク、ヨーグルトなどの乳製品、焼いたもの、蒸したものなど

それぞれ詳しく見ていきましょう。

肉や魚


犬はもちろん、主食である肉や魚が大好物です。また、肉や魚と同じように動物性タンパク質が詰まっている卵も好きです。

そして、肉の中でも特に鶏肉、牛肉、豚肉、鴨肉、羊肉などが好きだと言われています。ちなみに、この中で犬が一番好きなのは牛肉です。

 

また、煮干し、ソーセージ、ハムなど肉の加工品も好きですが、これらには塩分が多く含まれているため、犬へ与えるにはあまり適していないでしょう。

どうしても与えたい場合には、ペット用の塩分控えめのものを用いるのがおすすめです。

ちなみに、塩分が少なくても添加物が多く含まれていては犬の体にはよくありません。できるだけ無添加のものを選んであげるといいでしょう。

甘みが強いもの

犬は甘い食べ物も大好きです。これは人間と似ていますね。

具体的には、バナナ、りんご、梨などの果物、かぼちゃ、さつまいもなどの野菜、ケーキやクッキーなどのお菓子などを好んで食べます。

ただ、ケーキやクッキーなど、甘みが強いお菓子には砂糖が多く含まれていることが多く、犬にあまり適していません。犬が砂糖をとりすぎてしまうと肥満や歯周病などの原因になってしまう場合があります。注意が必要です。

塩分が多い食べ物


犬は塩分が多く含まれている食べ物も好きです。これも人間と似ている部分があるかも知れません。

ただ、犬が必要な塩分は人間よりずっと少量であり、犬が塩分をとりすぎてしまうとさまざまな病気の原因になってしまうかもしれません。そして、ドッグフードには犬が必要とする塩分が十分含まれています。

そのため、犬が好むからといって、塩分が多い食べ物を犬に与えるのはあまりよいことではありません。

 

ちなみに、具体的に犬が好きな塩味の強い食べ物としてはパンやチーズやハムやソーセージなどがあげられます。

そして、塩分が多いこと以外にも、パンは犬にとって消化に悪いグルテンが含まれているためよくありません。また、ソーセージやハムは添加物が多く含まれていることが多いので犬に適していません。

そのため、どうしても犬に塩分が多いものを与えたいなら、塩分が多いこと以外にはあまりデメリットがないチーズを少量だけ与えてあげるといいでしょう。

その他

犬はその他にミルクやヨーグルトなどの乳製品、焼いたものや蒸したものなども好んで食べます。

そのため、犬に食べ物を与える場合は生のまま与えるのではなく、焼いたり蒸したりして与えるのがおすすめです。

また、ミルクといえば牛乳のことを指すのが一般的ですが、犬は乳糖不耐症であることが多く、牛乳を与えるとおなかを壊してしまうかもしれません。そのため、犬には牛乳ではなく、ヤギ乳や犬用に発売されているミルクなどを与えるといいでしょう。

また、ヨーグルトは無糖でプレーンのものなら犬に与えても問題ありません。

犬が嫌いな食べ物

犬が嫌いな食べ物には、酸味が強いもの、辛いもの、苦いもの、独特な強いニオイを持つものなどがあります。具体的には、以下のような食べ物が苦手です。

  • 酸味の強い食べ物:レモンなどの柑橘類(かんきつ)、梅干し、お酢など
  • 辛い食べ物:トウガラシ、ワサビなどの香辛料など
  • 苦い食べ物:ゴーヤ、コーヒーなど
  • 独特な強いニオイを持つ食べ物:ソラマメ、ネギ類、ニオイの強い葉物野菜など

それぞれ見ていきましょう。

酸味が強い食べ物


犬は酸味が強い食べ物や刺激臭がするような食べ物が苦手です。具体的には、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類、梅干しなどです。

ちなみに、柑橘類は水分が多く含まれているため水分補給に適しており、酸味がくせになってしまう犬もいます。そして、中身なら犬が食べても大丈夫ですが、外皮はかたくて消化に悪いので与えないようにしましょう。

 

また、これは食べ物ではなくて液体ですが、犬はアルコール類のニオイや、お酢のニオイなども苦手です。

そして、お酢はまだいいのですが、アルコール類は犬に与えないようにしましょう。犬にはアルコールを分解する酵素がないからです。犬がアルコール類を摂取してしまうと、急性アルコール中毒になってしまう可能性があります。

辛い食べ物


犬は辛い食べ物も苦手です。

たとえば、トウガラシ、ワサビなどの香辛料は刺激臭が強くて辛いため、苦手としています。そして、辛い食べ物は犬に与えるべきでもありません。

 

犬に与えてしまうと胃腸が刺激されてしまいます。そして、下痢を起こし、嘔吐や食欲不振まで引き起こしてしまうかもしれないからです。

また、下痢が続くことによって脱水症状になってしまうこともあります。

そして、犬が辛みの強い食べ物を食べてしまうと、胃が感覚麻痺を起こしてしまう場合もあります。そして、胃の感覚が麻痺すると、さまざまな病気の原因になってしまう可能性があります。

苦い食べ物

犬は苦い食べ物や飲み物も苦手です。具体的には、ゴーヤやコーヒーなどは苦手と言えるでしょう。

 

ちなみに、コーヒーは犬が絶対に飲んではいけない飲み物のひとつなので、たとえ苦手でなくても与えないようにしましょう。

犬がコーヒーを飲んでしまうとカフェイン中毒になってしまい、神経の興奮が収まらなくなってしまいます。そして、症状が重い場合、ふらつき、筋硬直、呼吸不全などで命にかかわる事態になるかもしれません。

ちなみに、犬だけではなく多くの動物は苦い食べ物が苦手ですが、それにはきちんと理由があると考えられています。

苦いものは毒物が含まれていることが多いので、苦い味がするということは毒物が含まれているサインだったのです。

 

また、犬が苦いものを嫌うという性質を利用して、しつけを行う方法もあります。

犬を室内で飼っていると、家具などを噛んでしまうことがありますが、その対策に苦味を用いるのです。

具体的には、ビターアップルという苦い成分が含まれているスプレーが発売されています。このスプレーを噛んでほしくないものに噴射すると次に噛んだときに犬が苦味を感じて、嫌だと感じ、それ以降噛まなくなるのです。

独特な強いニオイを持つ食べ物


犬は以上で紹介したもの以外にも、独特な強いニオイを持つ食べ物は嫌う傾向にあります。たとえば、犬はソラマメの独特なニオイが苦手です。また、ニオイが強い葉物野菜も苦手です。

 

そして、ネギ類のニオイも苦手ですが、ネギ類は犬が絶対に食べてはいけない食材のひとつです。

ネギ類を犬に与えてはいけないのは、有機チオ硫酸化物という成分が含まれているからです。有機チオ硫酸化物はヘモグロビンを変化させて赤血球を破壊し、溶血性貧血を引き起こしてしまいます。

そして、最悪の場合には破壊された赤血球からカリウムが流れ出し、高カリウム血症になって命に関わる事態になってしまう場合もあります。ネギ類は犬に食べられないようにしましょう。

個体差について

ここまで犬の好きな食べ物と嫌いな食べ物について解説してきましたが、人間にもいろんな好みがあるように、犬も好きなものや嫌いなものには個体差があります。

そのため、ここまでに紹介した話は、そのまますべての犬に当てはめることができるわけではありません。

犬がえさを食べないときは


長く犬を飼っていると、犬がえさを食べてくれないこともあると思います。

そして、えさを食べてくれないときには、何らかの病気にかかっていることもあるので、どうしても食べてくれないときには、動物病院へ連れて行ってあげたほうがいいでしょう。

ただ、健康ではあるものの、えさを食べてくれない場合には、工夫すれば食べてくれるかも知れません。

そこで、この項では犬がえさを食べてくれないときの対処法について紹介したいと思います。

風味をつける

これまでにも紹介したように、犬は主にニオイで食べ物を判断します。

そのため、風味をつけてニオイを変えてあげると、食べてくれることがあります。

具体的には、いつものフードに冷ました鶏のスープやかつおだしなどをかけてあげましょう。これらは犬が好む風味を漂わせるので、犬がえさを食べてくれるようになるかもしれません。

好物をトッピング

これは人間でも犬でも同じですが、普段の食事を食べたくないときでも、好物だと食べたくなってしまいます。

そのため、いつものフードに愛犬の好物をトッピングしてあげるとフードも食べてくれることがあります。

 

ただ、これには注意点があり、フードの上に好物を置くだけだと好物だけを食べられてしまうかもしれません。そうすると栄養が偏ってしまいます。

ですので、好物を細かくして、わけて食べることができないくらいしっかり混ぜてあげるのがポイントです。

そうすればニオイの上でも区別がつきにくくなるので、フードごと食べてくれるようになるかもしれません。

味を変える

やはり、犬も毎日同じフードを食べていると飽きが来てしまうのかもしれません。

そこで、犬がフードを食べてくれなくなったときには、フードを変えてみるのもおすすめです。

特にメイン食材は味やニオイに大きく影響するので、いつもとメイン食材が異なるフードを与えてあげるといいでしょう。

ただ、一気に変えてしまうと、それはそれで警戒して食べてくれない可能性があります。また、食べてはくれても慣れないフードにおなかを壊してしまう可能性もあります。そのため、フードは1週間程度かけて徐々に変えていくのがおすすめです。

ドッグフードの達人
犬が好きな食べ物には肉や魚、甘みが強いもの、塩分が多い食べ物などがあります。

一方、犬が嫌いな食べ物には、酸味が強いもの、辛いもの、苦いもの、独特な強いニオイを持つものなどがあります。

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