ドッグフードの袋は最低限の保存能力しかないため、きちんと長く保存するためには保存容器を購入する必要があります。
しかし、保存容器にはさまざまな種類があって、どれを使ったらいいかわからなくなってしまいますよね。
そこで、この記事ではおすすめの保存容器について解説していきたいと思います。
密閉力の高い容器がおすすめ!
ドライフードでもウエットフードでも、ドッグフードの保存容器で一番大切なのは密閉性が高いことです。
そして、ドライフードの場合にはフタが大きい大サイズの保存容器、ウェットフードの場合には小さい保存容器だとなおよいでしょう。
おすすめ保存容器
さっそくおすすめの保存容器についてみていきましょう。これから紹介する保存容器は以下のとおりです。
- ドライフードおすすめ保存容器
- ジップロック
- OXO ポップコンテナ
- アイリスオーヤマ 密閉容器
- グッドスマイルインターナショナル 真空キャニスター
- 伊勢藤 ドライフードストッカー スタッカブル
- セイエイ ポップンディスペンサー
- ジップロック
- リッチェル 犬用缶詰のフタ
ウエットフード保存容器
それぞれみていきましょう。
ジップロック<ドライ・ウェット>
ジップロックは有名な保存容器なので、持っている人も多いのではないでしょうか。
ジップロックはドッグフードを大量に保存するには向いていませんが、小分け保存するには適しています。ちなみに、保存容器としては珍しく、ドライフードでもウェットフードでも問題なく保存できるのもうれしいポイントです。
そして、保存容器としては値段がかなり安めなので、保存容器にあまりお金をかけたくないという人にもおすすめです。
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フードストッカー<ドライ>
フードストッカーとは、ドッグフードを入れる箱型の容器のことです。ドッグフードを保存する容器としては一番一般的なので、さまざまなものが発売されており、機能やサイズも多様です。
ウェットフードを保存するにはあまり適していないものが多いですが、ドライフードの保存には最適です。今回はその中でも3つのおすすめ商品を紹介したいと思います。
OXO ポップコンテナ
ポップコンテナはフタについているボタンを押すだけで開け閉めできることが特徴のフードストッカーです。開け閉めが簡単な上に、ゴムパッキンできちんと密閉することができます。
また、フタの内側は取り外しが可能なので、簡単に清潔を保つことができます。
そして、ポップコンテナにはさまざまなサイズや形が用意されているため、自分に合ったサイズ・形を選ぶことができます。
また、これは別売りですが、フタの裏にはスクープなどをつけることもできます。スクープの中には量を測ることができるものもあります。
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アイリスオーヤマ 密閉容器
アイリスオーヤマが発売している密閉容器はフタの内側にスコップを取り付けておくことができ、除湿剤を取りつけることができるメッシュもついています。
これによりスコップが汚れなくて済みますし、湿気が多い季節も安心です。
また、パッキンが丈夫で長い間使っていても密閉性が保たれ、フタも大きいので補充作業も楽ちんです。
何よりも、これだけの性能を持っていながら、安い価格で購入できるのが素晴らしいです。
機能もコスパも優れた商品と言えるでしょう。
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グッドスマイルインターナショナル 真空キャニスター
グッドスマイルインターナショナルが発売している真空キャニスターは、フタの上についているボタンを押すだけで空気を自動排出して真空状態にすることができる商品です。ゴムパッキンで密閉能力も高くなっています。
そして、空気にふれる機会を最小限に減らしてくれるため、とても高い保存能力を持っています。ちなみに、大きさは2ℓ、5ℓ、3.5ℓの3種類あります。
ただ、電池で動くため、別途で単3電池を2本用意する必要があり、電池切れになったら交換する必要もあります。ちなみに、開閉回数によって違いますが、だいたい2ヶ月に1回ほど交換する必要があるでしょう。
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伊勢藤 ドライフードストッカー スタッカブル
ドライフードストッカー スタッカブルは大容量なのが魅力のドライフード用保存容器です。10kgを超えるパッケージのドライフードでも手軽に保存することができます。
回して開けるスクリュー式のフタになっているため、犬がいたずらして開けてしまうこともありません。130gの計量カップもついているので便利ですね。
ちなみに、大きなフタが横についているのにもきちんと理由があります。この形をしていれば、縦置きも横置きも可能です。そして、容器を重ねたり、物を上に置いたりしても中身をスムーズに取り出すことができます。
ただ、大量のドッグフードを保存することができる分、値段は高くなっています。
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フードディスペンサー<ドライ>
フードディスペンサーとは、食べ物を保存しておける容器の1種で、ドリンクバーのような形になっています。そして、ハンドルを回すと上から食べ物が落ちてくるようになっています。
アメリカなどではドッグフードはもちろん、シリアルなどの保存容器としても人気のあるものになっています。今回はその中でも1つおすすめ商品を紹介したいと思います。
セイエイ ポップンディスペンサー
セイエイが発売しているポップンディスペンサーは機能性とスタイリッシュさを兼ね備えた商品になっています。オシャレな見た目をしているので、インテリアのように飾っておくこともできますね。
そんなポップンディスペンサーはドッグフードを上から入れれば後はえさの時間に皿を下に置き、ハンドルを回せばドッグフードを出すことができます。毎回同じ量が出せるので調整も簡単にすることができます。そして、フードを入れる口は大きくなっているので、継ぎ足しも簡単です。
また、フードストッカーなどではどうしても下に古いドッグフードが残ってしまう場合がありますが、ポップンディスペンサーではこれが起こりません。フードは上から入れ、下に出ていくので、古いものから使っていくことができるのです。
そして、ポップンディスペンサーは簡単に分解することができるので、汚れた時には手軽に洗浄することができます。構造上、密閉性はあまり高くなさそうに見えますが、密閉性は意外と高く、湿気たりしないと評判です。
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缶詰のフタ<ウェット>
缶詰のフタは、通常は開けたらもう閉められない缶詰をフタすることができるアイテムです。缶詰型のウェットフードの保存におすすめです。今回はその中でも1つのおすすめ商品を紹介したいと思います。
リッチェル 犬用缶詰のフタ
リッチェルが発売している犬用缶詰のフタは開封した缶詰のフタをはがして取りつければ缶詰を簡単に密閉することできるアイテムです。空気が入らないほどぴったり閉まります。保存容器に移し替える必要がないので洗うのは缶とフタだけでいいのがうれしいですね。
そして、きちんとサイズのバリエーションもあり、直径が6.5mm、6.7mm、7.5mm、8.5mmの缶詰に対応しています。いつも使っているフードの缶詰のサイズに適したものを選んであげましょう。
そして、保存容器と比べてかなり安くなっているので、コスパがとても優れた製品になっています。
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保存のポイント
さて、ここまでおすすめの保存容器について見てきましたが、保存のポイントについても確認しておきましょう。
ドッグフードの保存のポイントは以下の3つです。
- 空気に触れさせない
- 低温低湿度に保つ
- 光を避ける
それぞれ見ていきましょう。
空気に触れさせない
そもそもドッグフードを保存する必要があるのは、腐敗や酸化を防ぐためなのですが、このうち酸化は空気中の酸素とドッグフードが触れ合うことで起こります。
そして、酸素は空気中に含まれているため、ドッグフードを保存するときには空気に触れさせないことが重要なのです。
さて、具体的に空気に触れさせないためには、まず保存容器のふたをきちんと密閉してあげるのが大切です。
そうすれば外の空気と触れ合わずに済みます。
また、容器の中にできるだけ空気を入れないことも大切です。
そのため、保存容器を選ぶときには、真空保存できるものが特におすすめです。
そして、更に用心するなら、容器の中に脱酸素剤を入れてあげると、容器の中の酸素の量をへらすことができます。
また、空気に触れる回数を減らしてあげるのも大切なので、保存容器は用がないときには開けないようにしましょう。
そして、1食分ずつ小分けにしてあげると、さらに空気に触れる回数を減らすことができます。
低温低湿度に保つ
一般的に、食べ物は水分が多くなるほど保存が難しくなると言われています。また、温度が上がるとカビや細菌が繁殖しやすくなってしまいます。
そして、ドッグフードのうちもっとも一般的なドライフードは水分の量が10%で少なめですが、空気中の水分を吸いやすい食べ物でもあります。
また、ドッグフードのうちウェットフードは水分が多く、保存が難しいフードです。
そのため、ドッグフードはどのタイプでも、低温低湿度の場所に保存する必要があります。
特に、夏など暑い季節は高温に注意が必要ですし、梅雨など湿度が高い季節は湿気に注意が必要です。
光を避ける
ドッグフードを保存する時には、光を避けることも大切です。
まず、日光の場合は光自体がドッグフードの酸化をはやめてしまいますし、ドッグフードの温度も上昇させてしまいます。
そのため、腐敗も酸化も進みやすくなってしまいます。
また、蛍光灯の光など、室内を照らす明かりでも、酸化を促進してしまうため、ドッグフードは光があまり当たらないところに保存するべきです。
タイプ別保存方法
ドッグフードには主にドライフードとウェットフードの2種類がありますが、種類ごとに異なる保存のポイントもあります。
それぞれ見ていきましょう。
ドライタイプ
ドライフードは水分の量が少ないため、長い間保存しておけるという特徴があります。
正確な賞味期限はフードによって異なりますが、未開封なら1~2年、開封済みなら1~3ヶ月程度と言われています。
そして、ドライフードは長く持つことから、10kg以上の大きなパッケージが用意されていることもあります。
このような理由から、ドライフードを保存する容器には小さなものから大きなものまであります。
そして、容器を選ぶ時には、1回に購入するフードの量に合わせたものを選択する必要があります。
また、密閉できる容器であることも大切です。密閉しないと酸化が進みやすくなってしまい、虫やほこりが入ってしまったり、犬がイタズラしてしまったりする可能性もあります。
そして、フタは大きいほうがいいでしょう。なぜなら、フタが大きければフードの袋の口ごと容器に入れることができるからです。もしこれができない場合、周りにフードがこぼれてしまう可能性もあります。
また、フタが大きいほうがフードの取り出しもしやすくなります。
ウェットタイプ
ウェットタイプには水分が多く含まれているため、開封後は数時間~数日のうちに食べ切らなければなりません。
そして、ウェットタイプの場合は残りを冷蔵庫に保存するのが普通です。量はそこまで多くありません。
そのため、ウェットタイプの場合、そこまで大きな容器は必要ありません。手に収まるような小さなサイズのものがいいでしょう。
そして、ウェットタイプの場合も密閉できるのが大切です。
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