ドッグフードの達人(@dogfoodmaster)です。
今回の解析は、自然素材100%のドッグフード「グリーンプラス」です。
完全無添加なので安心だと評判です。
■今回の解析商品:グリーンプラス チキン
グリーンプラスの総合評価(★2.5)
総評:完全無添加でヒューマングレードだが成分がよくない
「グリーンプラス」は、犬猫自然本舗という日本の会社が製造販売しているドッグフードです。当サイト独自の評価基準で厳正に審査した結果、「Dランク」の評価となりました。
グリーンプラスはヒューマングレードの良質な原材料から構成されています。ただ、小麦粉、大豆、とうもろこしなど、犬に適していない原材料も含まれています。そして、添加物については完全無添加になっており、合成ミネラルと合成ビタミンすら含まれていません。
成分についてはタンパク質も少ないですが、脂質もかなり低くなっています。この量の脂質しか含まれていないドッグフードを食べ続けると脂肪が足りなくなって毛づやなどがわるくなってしまう可能性があるので注意が必要です。
そして、グリーンプラスにはお試しパックがあり、定期購入もできるため、利便性は高くなっています。ちなみに、価格は100gあたり151円であり、品質を考えると微妙なコスパです。
グリーンプラスの基本情報
参考価格 | 通常価格:1kg/1509円(税別) 定期購入:1kg/1358円(税別) 10%OFF お試しセット:500円(税別) |
---|---|
100gあたり | 約151円 |
カロリー | 373kcal/100g |
メイン食材 | 鶏肉 |
原産国 | 日本 |
対応年齢 | 全年齢対応 |
賞味期限 | 未開封なら1年、開封後は30日 |
販売元 | 犬猫自然本舗 |
注目ポイント |
|
グリーンプラスの特徴
続いて、グリーンプラスの特徴をより詳しくご紹介いたします。
①安心の原材料
グリーンプラスは安心の原材料から構成されています。具体的には、人が食べられるレベルの原材料のみを使用しています。また、グリーンプラスは原材料を国内の契約農家から仕入れており、原材料は無農薬もしくは減農薬の安全性も高いものになっています。
そして、ほとんどの原材料が国内産になっていますが、ホースとマトンの肉のみ海外産です。
②完全無添加
グリーンプラスは完全無添加のドッグフードになっています。つまり、合成着色料や合成保存料などはもちろん、栄養強化のために使用される合成ミネラルと合成ビタミンすら使用していません。
そのため、愛犬に安心して与えることができます。
③ノンオイルコーティング製法
安価なドッグフードは最後に動物性油脂を吹きかけて製造されています。これをオイルコーティングと言いますが、オイルコーティングをすることで、犬の食いつきをよくすることができます。
ただ、オイルコーティングに使用される動物性油脂には粗悪な原材料が使用されている可能性があり、犬のアレルギー症状の原因となる場合もあります。
そんなオイルコーティング製法をグリーンプラスでは行っていません。そのため、愛犬に安心して与えることができます。
グリーンプラスの原材料と成分
グリーンプラスに含まれている原材料と成分は以下の通りです。
(ピックアップ食材は緑文字、マイナス食材は赤文字で表記しています。)
鶏肉
グリーンプラスの主原料は鶏肉です。
鶏肉は消化吸収のよい上質なタンパク源で、鉄分やビタミンも豊富です。高タンパク・低脂質を理想とする犬にはぴったりの原材料と言えます。
大麦
大麦を食べると食物繊維の働きにより腸内環境が改善されます。また、犬がアレルギーや風邪に強い体になります。
また、カルシウムの働きにより骨が丈夫になり、精神的にも安定するようになります。
玄米
玄米は犬にとって優れた炭水化物源です。また、炭水化物のほかにもビタミン類などがバランスよく含まれています。
ですので食物繊維による整腸効果が期待でき、ビタミン類が体の調子を整えてくれます。
米ぬか
米ぬかは、精米後の廃棄物の再利用としてドッグフードにもしばしば使われます。ビタミンやミネラル、食物繊維などの成分がたくさん含まれています。
小麦粉
小麦粉は小麦を粉状にしたものです。
小麦は、犬がアレルギーを引き起こしやすい原材料であるため、与える際は注意が必要です。また小麦に含まれるグルテンは消化しにくく、愛犬のお腹に負担をかけてしまいます。
とうもろこし
グリーンプラスに使用されているとうもろこしは、ひげ・皮・芯の部分が使われていないため、比較的安心できます。
消化しやすいものではありませんが、犬のエネルギー源となる糖質や植物性タンパク質、ビタミンやミネラルの補給に役立ちます。
ただ、まれにアレルギー反応が出ることもあるため、与える際は注意が必要です。
大豆
大豆には植物性たんぱく質をはじめ、必須アミノ酸、リノール酸、イソフラボンなどの成分が含まれています。特に植物性たんぱく質は豊富です。
ただ、大豆はアレルゲンになりやすい食材です。また、消化にもあまりよくないので食べすぎには注意が必要です。
しかし、グリーンプラスは完全無添加のドッグフードであり、合成ミネラルや合成ビタミンすら入っていません。
そして、成分についてはタンパク質と脂質がかなり低くなっています。特に脂質は10%は欲しいところで、2.9%だと長期的に脂質が足りなくなってしまう可能性もあります。
グリーンプラスの口コミと評判
グリーンプラスの口コミは以下の通りです。
良い口コミ評判
残さず食べてくれます
丁寧で心のこもった対応が伝わります。
何より残さずたべてくれるので、大変嬉しいです。
安心安全です
いつもありがとうございます
安心安全でフードの香りも良くまた、愛犬の犬臭もなく
おかげさまでとても元気です。
これからもよろしくお願いします
大満足してくれます
袋を開けた瞬間にとても良い香りがします。今までのドッグフードっていう匂いじゃないです。思わず自分が食べたくなりました!
もちろんワンちゃんも大満足で、しばらく空になった器から離れませんでした。
原材料に聞きなれない物が入ってなく、とても安心して与えられます。
今回は初めてでチキンのみでしたが、色々試してみようと思います。
悪い口コミ評判
合わないようです
私(人間)も食べてみました。魚ダシの風味が広がり、薄味ながらも美味しいと思いました。こちらのお店で販売されてるドライフードを全て試食しましたが、このフードが一番おいしかったです。
愛犬も初めはペロッと完食していましたが、数日すると未消化のまま吐き出しをしました。ホームページにもあるように手製のスープでふやかして与えましたが、それでも何度もカラ嘔吐をしてしんどそうなときがあります。
うちの犬には合わないようなので、「犬の雑穀ごはん」の方を継続しようかなと思います。
便がゆるくなりました
13才と7才のダックスに無添加のご飯をと思い初めて購入しました。
見事に2匹とも便がゆるくなりました。
リピはなしです。
元のご飯に戻します。
ただ、合わないこともあり、便がゆるくなる場合もあるようです。
グリーンプラスの最安値
初回購入 | – | – | – |
---|---|---|---|
通常購入 | 1509円 | – | 1509円 |
定期購入 | 1358円 | – | – |
送料 | 670円 | – | 670円 |
グリーンプラスをAmazonから購入することはできませんが、公式サイトや楽天から購入することができます。そして、公式サイトと楽天で値段に違いはないようです。
そして、グリーンプラスは定期購入することもできます。具体的には、定期購入では毎回注文しなくてもフードが定期的に届くようになります。
そして、グリーンプラスの定期購入では価格が10%オフになりますし、配送予定日の5営業日前までに連絡すれば休止や解約も自由です。また、配送周期も自由に選ぶことができます。
そして、グリーンプラスにはお試しセットも用意されています。具体的には、犬猫自然本舗が販売している8種のフードを463円(税抜)で試すことができます。送料は無料です。ちなみに、お試しセットに含まれているフードは以下のとおりです。
- グリーンプラス チキン・ポーク(全犬用) 50g
- マザープラス チキン・まぐろ(成犬用) 50g
- 犬の雑穀ごはん チキン(全犬用) 25g
- グレイン チキン・ビーフ(全犬用) 100g
- 玄太の元氣ごはん(養生食)チキン 100g(全犬用)
- エブリ・ワン さくら鍋(全犬用) 60g
- カリッカリかつおふりかけ 10g
- ささみジャーキー 20g
また、グリーンプラスでは返品も可能です。具体的には、未開封で購入から8日以内に連絡した場合、全額返金を受けることができます。ただ、商品の状態によっては返品に応じてくれない場合もあるので注意が必要です。
グリーンプラスの与え方
この項では、グリーンプラスの与え方について解説していきたいと思います。
給餌量
グリーンプラスの年齢ごとの給餌量は以下の表の通りです。
ただ、この値はあくまで目安です。給餌量は年齢、活動量、代謝などによって異なります。愛犬に与えてみて、太ってきたら量を減らし、やせすぎてしまったら量を増やすようにしましょう。
フードの切り替え方
前のフードから、グリーンプラスへ切り替えるときには、徐々に切り替えていくようにしましょう。
具体的には、まずグリーンプラスを前のフードに1割ほど混ぜて与えます。そして、2日目は2割程度、3日目は3割程度などと、7~10日ほどかけてグリーンプラスの割合を増やしていき、前のフードを減らしていくといいでしょう。
また、おなかが弱い犬の場合はもう少し長い時間をかけてゆっくりと移行していくようにしましょう。
もし急に新しいフードを与えてしまうと、犬のおなかがびっくりして、下痢の原因になってしまうかもしれません。
グリーンプラスの賞味期限と保存方法
いくら良いフードでも、保存方法を間違えてしまったり、賞味期限を過ぎてしまったりすると、愛犬に悪い影響を与えてしまう可能性があります。
そこで、この項ではグリーンプラスの賞味期限と保存方法について解説していきたいと思います。
賞味期限
グリーンプラスの賞味期限は未開封の場合には1年、開封済みの場合には30日になっています。
そして、ドッグフードは賞味期限を過ぎると酸化が進んでしまい、食いつきが悪くなってしまいますし、犬のさまざまな健康被害の原因になってしまう場合もあります。ドッグフードは賞味期限内に食べきるようにしましょう。
保存方法
グリーンプラスは常温で冷暗所に保存するといいでしょう。
そして、温度や湿度が高い場所は避けるようにしてください。ちなみに、冷蔵庫に保存するのは避けるようにしましょう。冷蔵庫に保存してしまうと外に出したときに温度差で結露してドッグフードが湿ってしまい、それがカビの原因になる可能性があるからです。
グリーンプラスの注意点
グリーンプラスには注意が必要な点もあります。それぞれ見ていきましょう。
価格に注意!
グリーンプラスは確かに良い原材料を用いていて、犬の体にとって良いフードになっていますが、値段は高いため、飼い主の経済的負担は大きくなってしまいます。
具体的には、グリーンプラスは体重5㎏の成犬の場合、給餌量の目安は95gなので、1日あたり約143円になります。これは、1か月で約4300円かかる計算になります。
ただ、ドッグフードの適量は愛犬の運動量などによっても変わるため、これはあくまで目安です。
アレルギーに注意!
すべての食材や添加物は、アレルギーを引き起こす可能性があります。そのため、ドッグフードに含まれている原材料により、アレルギーが引き起こされてしまう可能性もあります。特にグリーンプラスに含まれているとうもろこし、小麦粉、大豆はアレルゲンになりやすい食材です。
ですので、アレルギー検査などを行い、愛犬のアレルギーについてはあらかじめ把握しておいたほうがいいでしょう。
また、ドッグフードを食べて嘔吐、下痢、かゆがる、発疹などアレルギーと思われる症状が出た場合には、そのドッグフードを食べるのはやめたほうがいいでしょう。
グリーンプラスの種類
グリーンプラスには以下のようなラインナップがあります。
チキン
チキンは鶏肉がメイン食材のドッグフードです。
ポーク
ポークは豚肉がメイン食材のドッグフードです。
ビーフ
ビーフは牛肉がメイン食材として使用されているドッグフードです。
ホース
ホースは馬肉をメイン食材として使用したドッグフードです。
マトン
マトンは羊肉がメイン食材になっているドッグフードです。
ライト
ライトはダイエットが必要な犬やシニア犬のため、カロリーが控えめに設定されているドッグフードです。
グリーンプラスのQ&A
その他、グリーンプラスによくある質問をまとめました。
Q①:粒の大きさはどのくらいですか?
グリーンプラスの粒は四角形で、直径は5mm程度になっています。これは小さめの粒なので、小型犬に適しています。