ドッグフードの達人(@dogfoodmaster)です。
今回の解析は、解禁されたブリーダー専用ドッグフード「モッピープロ」です。
オーストラリアの大学教授が日本の環境に合わせて作ったので安心だと評判です。
■今回の解析商品:モッピープロ レギュラー小粒
モッピープロの総合評価(★2.9)
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総評:安価だが原材料がよくない
「モッピープロ」は、黒龍堂という日本の会社が輸入販売しているドッグフードです。当サイト独自の評価基準で厳正に審査した結果、「Dランク」の評価となりました。
モッピープロは栄養強化のために使用される合成ミネラルと合成ビタミン以外の添加物が含まれていないドッグフードです。そして、成分はややタンパク質が少ないですが、それ以外には特に問題ないようです。
ただ、モッピープロのメイン食材はアレルゲンにやりやすく消化にもよくない小麦であり、それ以外にも動物性油脂、コーングルテンミール、家禽ダイジェストなどのよくない原材料が含まれています。
そして、Amazonや楽天からも購入できるため利便性も高くなっており、価格は100gあたり71.6円と手を伸ばしやすい価格になっています。
モッピープロの基本情報
参考価格 | 通常価格:2.5kg/1790円(税別) お試しセット:0円(税別) |
---|---|
100gあたり | 約71.6円 |
カロリー | 320kcal/100g |
メイン食材 | 小麦 |
原産国 | オーストラリア |
対応年齢 | 成犬用 |
賞味期限 | 開封後は1か月 |
販売元 | 黒龍堂 |
注目ポイント |
|
最安値 | Amazon Rakuten |
モッピープロの特徴
続いて、モッピープロの特徴をより詳しくご紹介いたします。
①安全な工場で生産
モッピープロは安全な工場で生産されています。具体的には、オーストラリアにあるHACCPに対応した工場で生産しています。HACCPとは、Hazard Analysis Critical Control Point の略で、原材料の生産から出荷に至るまで、危険の防止を効果的に行うために国際的に使われている方法です。
ちなみに、オーストラリアは世界でもっとも衛生基準が厳しい国のひとつとして知られています。
②フン臭が軽減
モッピープロにはユッカフォーム抽出物が含まれています。そして、ユッカフォーム抽出物には消臭効果があり、これがウンチのにおいを軽減します。
③食いつきに配慮
モッピープロでは食欲が落ちた犬や好き嫌いが多い犬でも食べてくれるよう、食いつきにこだわっています。具体的には、犬の食いつきをよくするため、コプラミールというヤシ科植物の果実を配合しています。
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モッピープロの原材料と成分
モッピープロに含まれている原材料と成分は以下の通りです。
(ピックアップ食材は緑文字、マイナス食材は赤文字で表記しています。)
小麦
モッピープロの主原料は小麦です。
小麦は、犬がアレルギーを引き起こしやすい原材料であるため、与える際は注意が必要です。また小麦に含まれるグルテンは消化しにくく、愛犬のお腹に負担をかけてしまいます。
ラム
ラム肉は高たんぱく低カロリーの肉で、体を温める効果があります。そして、ラム肉には消化吸収に優れているという特徴もあります。
また、ラム肉はアレルギーで鶏肉などが食べられない犬用のたんぱく質源として使われることも多くあります。
米
白米にはでんぷんが多く含まれています。そのため、白米は犬にとってよい炭水化物源になります。
そして、白米には老化を防止する効果、疲労を回復する効果、神経の機能を正常化する効果などもあります。
チキン
鶏肉は消化吸収のよい上質なタンパク源で、鉄分やビタミンも豊富です。高タンパク・低脂質を理想とする犬にはぴったりの原材料と言えます。
ターキー
ターキー(七面鳥)は、高タンパク低脂肪でアレルゲンにもなりにくい食材です。
ビタミンB2やビタミンB6、ミネラルを豊富に含んでいます。肉の中では低脂肪なほうである鶏肉よりもヘルシーであることから、低カロリーのドッグフードによく用いられています。
亜麻仁油
亜麻仁油は人間にとってもとても良い油ですが、犬にとっても良い油です。日常的に摂取しにくいオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
犬の皮ふや毛の健康を維持したり、アレルギーの炎症を抑えたり、さまざまな効果が期待できます。
~等
~等はあいまいな表記です。そして、このようなあいまいな表記の原材料には、粗悪なものが使用されている可能性があります。注意が必要です。
動物性油脂
動物性油脂はレンダリングをするときに製造されていると言われています。レンダリングとは、食肉を取った後の家畜の廃棄物から脂肪を搾り取ることです。
そして、動物性油脂の中には病気にかかっていた動物や家畜の殺虫剤なども含まれている可能性があります。
コーングルテンミール
コーングルテンミールとは、とうもろこしからデンプンを取り除いたものです。糖質が多めに含まれているため、肥満の原因になることがあります。また、アレルゲンにもなりやすいので注意が必要です。
家禽ダイジェスト
家禽ダイジェストとはアミノ酸のレベルにまであらかじめ分解された家禽のタンパク質のことであり、アレルギー反応が起こりにくく、消化にもよいというメリットがあります。
ただ、酸分解によって製造されている場合、発がん性物質が含まれています。
また、長期的に摂取すると腸内細菌のバランスを崩してしまうかもしれないので注意が必要です。
そして、モッピープロにはその他にも動物性油脂、コーングルテンミール、家禽ダイジェストなど気になる原材料が含まれています。
ただ、添加物は栄養強化のために使用される合成ミネラルと合成ビタミン以外含まれていないようです。
そして、成分はタンパク質がやや少ない印象です。犬には人間よりも多くのタンパク質が必要なため、タンパク質が25%は欲しいところです。
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モッピープロの口コミと評判
モッピープロの口コミは以下の通りです。
良い口コミ評判
瞬殺で食べます
最近シュプレモのワイルドレシピを与えていたのですが、
どうも食べない…
そこで改めてこちらを与えてみたら、
ボールの中のモッピープロが瞬殺で無くなってしまいます。
飽きたらまた同じかな…
と思ってみてますが、
ともかく嬉しそうに食べているので満足です。
食いつきがよく、ウンチも良いです
食いもよく、
ウンチもとても良い感じでとても気に入ってます。
完食してくれるようになりました
食にあまり興味のない子で食べ残しが多かったのですがこのフードにしたら完食してくれるようになりました。
悪い口コミ評判
食べてくれませんでした
食の細い我が家のわんこ。フードジプシーと化しています。残念ながらお気に召さず…。
好みではないみたい
うちの子はあまり子のみではないみたいで。お手頃なのできにいってればと、残念に思います。
ただ、食べてくれない場合もあるようです。
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モッピープロの最安値
初回購入 | – | – | – |
---|---|---|---|
通常購入 | – | 1790円 | 1790円 |
定期購入 | – | – | – |
送料 | – | 648円 | 648円 |
モッピープロはAmazonや楽天などの通販サイトから購入することができます。そして、Amazonでも楽天でも、価格は同じようです。
ちなみに、モッピープロの公式サイトからは無料サンプルを手に入れることができます。無料サンプルは1つのラインナップに対して1回まで申し込むことができます。
そして、多くのドッグフードと同じように、モッピープロにもまとめ買いによる割引があります。具体的な価格表は以下のとおりです。
内容量 | 価格 |
---|---|
1.2kg | 1242円 |
2.5kg | 1790円 |
7.5kg(2.5kg×3) | 4600円 |
15kg | 5995円 |
30kg(15kg×2) | 11000円 |
60kg(15kg×4) | 20000円 |
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モッピープロの与え方
この項では、モッピープロの与え方について解説していきたいと思います。
給餌量
モッピープロの給餌量は以下の表の通りです。
ただ、この値はあくまで目安です。給餌量は年齢、活動量、代謝などによって異なります。愛犬に与えてみて、太ってきたら量を減らし、やせすぎてしまったら量を増やすようにしましょう。
フードの切り替え方
前のフードから、モッピープロへ切り替えるときには、徐々に切り替えていくようにしましょう。
具体的には、まずモッピープロを前のフードに1割ほど混ぜて与えます。そして、2日目は2割程度、3日目は3割程度などと、7~10日ほどかけてモッピープロの割合を増やしていき、前のフードを減らしていくといいでしょう。
また、おなかが弱い犬の場合はもう少し長い時間をかけてゆっくりと移行していくようにしましょう。
もし急に新しいフードを与えてしまうと、犬のおなかがびっくりして、下痢の原因になってしまうかもしれません。
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モッピープロの賞味期限と保存方法
いくら良いフードでも、保存方法を間違えてしまったり、賞味期限を過ぎてしまったりすると、愛犬に悪い影響を与えてしまう可能性があります。
そこで、この項ではモッピープロの賞味期限と保存方法について解説していきたいと思います。
賞味期限
モッピープロの賞味期限は開封後1か月になっています。
そして、ドッグフードは賞味期限を過ぎると酸化が進んでしまい、食いつきが悪くなってしまいますし、犬のさまざまな健康被害の原因になってしまう場合もあります。ドッグフードは賞味期限内に食べきるようにしましょう。
保存方法
モッピープロは常温で冷暗所に保存するといいでしょう。
そして、温度や湿度が高い場所は避けるようにしてください。ちなみに、冷蔵庫に保存するのは避けるようにしましょう。冷蔵庫に保存してしまうと外に出したときに温度差で結露してドッグフードが湿ってしまい、それがカビの原因になる可能性があるからです。
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モッピープロの注意点
モッピープロには注意が必要な点もあります。それぞれ見ていきましょう。
アレルギーに注意!
すべての食材や添加物は、アレルギーを引き起こす可能性があります。そのため、ドッグフードに含まれている原材料により、アレルギーが引き起こされてしまう可能性もあります。特にモッピープロに含まれている小麦やコーングルテンミールはアレルゲンになりやすい食材です。
ですので、アレルギー検査などを行い、愛犬のアレルギーについてはあらかじめ把握しておいたほうがいいでしょう。
また、ドッグフードを食べて嘔吐、下痢、かゆがる、発疹などアレルギーと思われる症状が出た場合には、そのドッグフードを食べるのはやめたほうがいいでしょう。
動物性油脂に注意!
動物性油脂は粗悪な原材料から製造されている可能性があります。注意が必要です。
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モッピープロの種類
モッピープロには以下のようなラインナップがあります。
ハイエナジー
ハイエナジーは幼犬、活動量が多い犬、妊娠・授乳期の母犬など、多くの栄養が必要な犬のためのドッグフードになっています。小粒タイプと大粒タイプがあります。
レギュラー
レギュラーは成犬に適した栄養バランスのドッグフードになっています。小粒タイプと大粒タイプがあります。
ライトエナジー
ライトエナジーはダイエットが必要な成犬のためのドッグフードになっています。大粒のみになっています。
スーパーライトエナジー
スーパーライトエナジーはダイエットが必要な犬やシニア犬のためのドッグフードになっています。ライトエナジーよりもさらにカロリー、脂質、タンパク質が少なくなっています。小粒タイプと大粒タイプがあります。
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モッピープロのQ&A
その他、モッピープロによくある質問をまとめました。
Q①:粒の大きさはどのくらいですか?
モッピープロの粒は円盤型であり、直径が8.5mm程度、厚さは3~4mm程度になっています。
Q②:モッピーとの違いは何ですか?
モッピープロとモッピーはどちらも黒龍堂という会社が輸入しているドッグフードで、原材料などがとても似ており、ほとんど違いはありません。ただ、モッピープロとモッピーでは、モッピープロのほうが若干安いドッグフードになっています。
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