犬にたけのこは良くない!その理由・対処法などを徹底解説

ドッグフードの原材料と成分

愛犬にたけのこを与えるのはおすすめできません。

たけのこは秋の食材の代表ですよね。秋になるとたけのこご飯などを食べる人も多いと思います。なので、犬にもたけのこを与えてもいいのかどうか気になっている人もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では「犬にたけのこをおすすめできない理由」について解説していきたいと思います。

かたくて消化に悪い

犬がたけのこを食べても中毒症状が起こるわけではありません。

しかし、たけのこ消化に悪く、シュウ酸が含まれていて、アレルギーの可能性もあるので、犬へ与えるのはおすすめできません。

もしどうしても与えたい場合には、犬の健康状態がよいときにし、アク抜きをしてゆでてから細かく切ってあげるようにしましょう。

犬にたけのこを与えるのはなぜ良くない?


犬がたけのこを食べても中毒症状が起こるわけではありません。しかし、たけのこは犬にあまり適していない食べ物です。その理由は主に4つあります。それぞれ見ていきましょう。

食物繊維

たけのこには多くの食物繊維が含まれています。食物繊維自体は適量なら腸内環境を整えてくれる作用がありますが、摂取しすぎてしまうと消化不良になり、下痢や便秘などの原因になってしまう可能性があります。

そして、たけのこの食物繊維はかたいため、特に消化不良が起こりやすい傾向にあります。

また、たけのこは人間でも繊維が歯の間に挟まってしまうことがありますが、これは犬でも起こります。そして、人間の場合は歯につまった繊維をつまようじなどで取り除くことができますが、犬の場合そうはいきません。

犬にたけのこの繊維が挟まってしまうとそのまま残ってしまい、ストレス源になったり、食欲不振になったりしてしまうかもしれません。また、繊維がそのまま残って虫歯のリスクを高める原因になってしまう可能性もあります。

シュウ酸

たけのこは特にアクの強い食品です。そして、アクの中には多くのシュウ酸が含まれています。

そのため、たけのこに含まれているシュウ酸がシュウ酸カルシウム結石の原因になってしまう場合があります。

ただ、犬の食事とシュウ酸カルシウム結石との関係は薄いと言われているので、そこまで心配しすぎる必要はないのかもしれません。

窒息の危険

たけのこは比較的かたい食品です。そのため、犬に大きいままたけのこを与えてしまうと噛み切れないまま飲み込んでしまい、窒息の原因になってしまう可能性があります。

特に小型犬はのどや消化管が細く、窒息の危険性が高いので注意が必要です。

大きなままのたけのこは犬へ絶対に与えないようにしましょう。

アレルギー

たけのこに含まれているアセチルコリンやノイリンは人間に対して胃痛、のどのかゆみなどのアレルギー症状を引き起こす可能性があります

アレルギーは初めて与えるときに発症することもありますが、継続的に摂取することで発症することもあります。一度与えて大丈夫だったからといって安心はできないので注意が必要です。

そして、アレルギーは免疫力が低下しているときや内臓にトラブルを抱えていたりする場合、特に注意が必要です。

たけのこの注意点

カリウム

たけのこにはカリウムが豊富に含まれています。その量はキャベツの約2.5倍と言われています。

そして、腎臓に疾患があったりしてカリウムの摂取に制限がある犬にたけのこを与えるのはやめましょう。

もし与えてしまうと高カリウム血症になってしまうリスクがあります。

おもちゃ代わりにしない

犬と一緒にたけのこを掘りに行ったとき、犬の暇つぶしのために、犬にたけのこをおもちゃ代わりに与えている人がいるようです。

しかし、犬へおもちゃ代わりにたけのこを与えるのはやめるようにしましょう。生のたけのこをガリガリする感覚が楽しくなってしまい、たけのこを一本食べてしまう可能性があるからです。

そして、生のたけのこは食物繊維がかたくなっていますし、シュウ酸も多く含まれています。また、たけのこの外側のけば立った固い皮は飲み込んでしまうと詰まらせてしまう可能性もあります。

とても危険なので絶対にやめましょう。

たけのこを食べたときの対処法


たけのこは人にとっても比較的噛み切るのが難しく、繊維が歯に挟まりやすい食材です。特に小型犬がたけのこを食べてしまうと噛み切ることができず、飲み込んでしまって呼吸困難になってしまうかもしれません。

犬がたけのこを食べてしまった場合、しばらくはのどに詰まらせていたり、歯などに挟まっていたりしないか確認するようにしましょう。

また、嘔吐や下痢など、消化不良の症状が出ていないかどうか確認するのも大切です。特に子犬や老犬などの場合、消化不良による症状が原因で脱水症状に陥ってしまう可能性もあります。

消化不良と思われる症状が出ていたら動物病院へ連れていってあげるようにしましょう。

 

そして、犬に与えるつもりはなくても、ふと落としてしまったたけのこを食べられてしまうこともあると思います。

このようなときに犬が食べてしまってものどに詰まらせてしまうことがないように、たけのこ料理を作る際には、細かく切るくせをつけたほうが安全です。

たけのこを与えてもいい犬

犬にたけのこを与えるのはあまりおすすめできませんが、健康な犬なら少量与えたくらいでは問題ありません。

もしどうしても犬へたけのこを与えたい場合には犬の様子をよく観察しながら与えるようにしましょう。

たけのこの栄養成分

たけのこに含まれている主な栄養素は以下の通りです。

成分名 成分量(100gあたり)
水分 90.8g
たんぱく質 3.6g
炭水化物 4.3g
食物繊維 2.8g
ビタミンB6 0.13㎎
葉酸 63μg
カリウム 520㎎
鉄分 0.4㎎

[出典:食品成分データベース(文部科学省)]

➀食物繊維

食物繊維には腸内環境を整える作用があります。具体的には、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌や毒素を排出してくれます。

➁カリウム

カリウムは体内で水分の調整を行っています。体内で増えすぎたナトリウムの排泄を促す働きもあります。また、心臓や筋肉の働きを調節したりする役割も持っています。

たけのこの与え方


たけのこは犬の健康状態がよいことを前提に与えましょう。そして、たけのこの与え方には3つほどポイントがあります。

まず1つ目は鮮度のよいたけのこを与えることです。人間の場合でも犬の場合でも同じですが、やはり新鮮なたけのこのほうが健康によいです。

ちなみに、根元に赤いぶつぶつができていた李、外皮が黒くなっていたりするたけのこは鮮度が落ちています。鮮度の落ちたたけのこはアクが強くなっているので犬へ与えるのに適していません。

そのため、できるだけ外皮が白っぽくて赤いぶつぶつがないたけのこを選ぶようにしましょう。

 

次に2つ目はアク抜きをすることです。アクにはシュウ酸やアセチルコリンなど犬に悪い影響を与える物質が含まれていますが、アクを落とすことでこれらの成分を減らすことができます。特にシュウ酸は水に溶けやすいため、アク抜きが有効です。

必ずアクを抜いてからたけのこを調理するようにしましょう。

 

そして3つ目は加熱してから細かく切ってあげることです。たけのこの食物繊維はかたくなっていますが、加熱するとずいぶんやわらかくなります。ちなみに、ゆでて加熱するのがおすすめです。ゆでればよりアクが抜けることも期待できます。

また、細かく切ってあげるとさらに消化に良くなります。逆に大きなまま与えてしまうと消化不良を起こしたり、のどや消化管に詰まってしまったりする可能性があるので、必ず切ってから与えましょう。

たけのこの里について

たけのこに似た名前のものにたけのこの里がありますよね。中身は全然違いますが、名前が似ているのでたけのこの里を与えてもいいのかについても解説しておきたいと思います。

結論から言うと、予想はついている人が多いと思いますが、たけのこの里は犬へ絶対に与えないようにしましょう。たけのこの里にはチョコレートが含まれており、チョコレートは犬へ絶対に与えてはいけない食品のひとつだからです。

犬がチョコレートを食べてしまうと、テオブロミンという物質によって中毒が起こってしまいます。

ドッグフードの達人
たけのこは人間にとってもかたくて消化に悪い食べ物なので、犬に与えるのはおすすめできません。

もしどうしても与えたい場合には、犬の健康状態がよいときにし、アク抜きをしてゆでてから細かく切ってあげるようにしましょう。

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