ドッグフードのコラム

【代用禁止】ドッグフードとキャットフードの違いは?与える時の対策

「ドッグフードとキャットフードは何が違うの?」
「犬にキャットフードを与えても大丈夫?」
「犬が猫の食べ残しを食べてしまう…」

そんな疑問やお悩みをお持ちの飼い主さんも多いのではないでしょうか。

実は、ドッグフードとキャットフードは原材料や栄養素が大きく異なります。

愛犬や愛猫の健康を守るためには、代用することは禁止です。

そこで、この記事ではドッグフードとキャットフードの違いに加えて、犬と猫のフードを代用した時の危険性、犬と猫にフードを与える時の対策を詳しく解説します。

結論:ドッグフードとキャットフードは大きく異なる

結論から述べると、ドッグフードとキャットフードは大きく異なります

ドッグフード キャットフード
①原材料 主に肉類 主に魚介類
②栄養素 タンパク質:18%
脂肪:5.5%
タンパク質:26%
脂肪:9%
③価格 比較的安い 比較的高い
④与える量 比較的多い 比較的少ない
⑤嗜好性 比較的低い 比較的高い

犬にキャットフードを与えたり、猫にドッグフードを与えたりすると、以下のような症状になる危険性があります。

  • 犬にキャットフードを与える
    栄養過多
  • 猫にドッグフードを与える
    栄養不足

そのため、犬と猫が一緒にいる時は、犬と猫がそれぞれのフードを食べないように対策する必要があります。

  • 時間をずらす
  • 場所をずらす

ドッグフードとキャットフードの違い

ドッグフードとキャットフードには以下のような違いがあります。

  • 栄養素
  • 価格
  • 与える量
  • 嗜好性
  • 脂肪

それぞれ詳しく解説します。

違い①原材料

ドッグフードとキャットフードは、原材料が異なります

なぜなら、犬は雑食であり、猫は肉食だからです。

犬は肉を好むため、主な原材料に鶏肉やラム肉、鹿肉などの肉類を使用しています。

一方、猫は魚を好むため、主な原材料にマグロやかつおなどの魚介類を使用しています。

違い②栄養素

ドッグフードとキャットフードは、含まれている栄養素が異なります

環境省によると、一般的なドッグフードには、タンパク質が18%、脂肪が5.5%含まれています。

一方、一般的なキャットフードには、タンパク質が26%、脂肪が9%含まれています。

また、犬は体内で合成できる栄養素でも、猫は体内で合成できない栄養素があります。

ドッグフードよりもキャットフードに多く含まれている栄養素には以下のようなものがあります。

  • タンパク質
    タウリンなど
  • 脂肪
    アラキドン酸など
  • ビタミン
    ナイアシン、ビタミンAなど
  • ミネラル
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違い③価格

ドッグフードとキャットフードは、価格が異なります

基本的に、ドッグフードよりもキャットフードのほうが価格が高い傾向があります。

なぜなら、キャットフードのほうが栄養価が高い原材料を使用しているからです。

一般的なドッグフードとキャットフードの価格は以下の通りです。

500g 2kg
ドッグフード 約500円 約2,000円
〜3,000円
キャットフード 約1,000円 約4,000円
〜5,000円

違い④与える量

ドッグフードとキャットフードは、与える量が異なります

基本的に、キャットフードよりもドッグフードのほうが与える量が多い傾向があります。

なぜなら、猫よりも犬のほうが一日に必要なカロリーが多いからです。

犬と猫に必要な一日のカロリーは以下の通りです。

体重
1kg 250kcal 70〜80kcal
5kg 490kcal 350〜400kcal

※成犬・成猫の場合
[参考:一般社団法人ペットフード協会]

猫と小型犬であれば与える量に大きな差はありませんが、猫と大型犬では与える量が大きく異なるのです。

違い⑤嗜好性

ドッグフードとキャットフードは、嗜好性が異なります

基本的に、ドッグフードよりもキャットフードのほうが嗜好性が高いです。

なぜなら、キャットフードにはタンパク質・脂肪・塩分が多く含まれており、味付けも濃いからです。

嗜好性とは、言い換えると食いつきのことです。

主に食べ物について、人間や動物が好んで食べることを「嗜好性が高い」といいます。

犬と猫のフードを代用すると危険

ドッグフードとキャットフードを代用することはできません。

犬にキャットフードを与えたり、猫にドッグフードを与えたりすると、以下のような症状になる危険性があります。

  • 犬にキャットフードを与える
    栄養過多
  • 猫にドッグフードを与える
    栄養不足

それぞれ詳しく解説します。

犬にキャットフードを与えるとどうなる?

犬にキャットフードを与えると、栄養過多になります

なぜなら、キャットフードのほうが栄養価と嗜好性が高いため、犬にとっては栄養素も味付けも過剰になるからです。

そのため、以下のような症状になる危険性があります。

  • 内臓に負担
  • 肥満

キャットフードには、犬に必要以上の脂肪や塩分が含まれているため、内臓に負担をかけたり肥満になりやすくなったりします。

特に、腎臓病を発症しやすくなります。

また、犬にとってキャットフードは嗜好性が高いため、キャットフードを食べると、ドッグフードの味が薄く感じて食べなくなることがあります。

猫にドッグフードを与えるとどうなる?

猫にドッグフードを与えると、栄養不足になります

なぜなら、ドッグフードには猫に必要な栄養素が十分に含まれていないからです。

そのため、以下のような症状になる危険性があります。

  • 栄養失調
  • 内臓に負担
  • 目の病気にかかりやすくなる

ドッグフードには、猫に必要な栄養素が十分に含まれていないため、内臓に負担がかかり、栄養失調になる危険性があります。

特に、タウリンが不足すると、目の病気にかかりやすくなります。

また、猫にとってドッグフードは嗜好性が低いため、味付けが薄く物足りなくなります。

補足:人間がペットフードを食べるとどうなる?

人間が犬や猫などのペットフードを食べることは、危険ですのでやめましょう

なぜなら、人間の食品とペットフードの基準は異なるからです。

そのため、ペットフードには人間が食べると危険な添加物が含まれている場合もあります。

ヒューマングレードであっても、人間が食べるために作られているわけではありませんので、人間が食べるのはやめましょう。

ヒューマングレードとは、人間の食品と同等の基準でつくられたフードです。

ペットフードは、人間の食品よりも基準が低いため、品質や衛生基準が低くなる可能性が高くなります。

そのため、ヒューマングレードという基準を使用することで、「人間の食品と同じくらい、品質が高い」ことが証明できるのです。

犬と猫にフードを与える時の対策

犬と猫が一緒にいる時は、犬と猫がそれぞれのフードを食べないように対策しましょう。

  • 時間をずらす
  • 場所をずらす

それぞれ詳しく解説します。

対策①時間をずらす

犬と猫が一緒にいる時は、フードを与える時間をずらしましょう

特に、猫はデリケートであるため、食べる時に他の動物がそばにいると落ち着かないことがあります。

対策②場所をずらす

犬と猫が一緒にいる時は、フードを異なる場所に置きましょう

猫はフードを少しずつ食べるため、1日分のフードをずっと置いておくこともあります。

その場合、猫のまだ食べてないフードを犬が食べることがないように、犬が近づけない場所に置きましょう。

キャットタワーなど高い場所であれば届かないため、犬が猫のフードを食べるのを防ぐことができます。

まとめ

以上、この記事ではドッグフードとキャットフードの違いに加えて、犬と猫のフードを代用した時の危険性、犬と猫にフードを与える時の対策を解説しました。

最後にポイントをおさらいしましょう。

違い ①原材料
②栄養素
③価格
④与える量
⑤嗜好性
危険性 犬にキャットフードを与える
栄養過多
猫にドッグフードを与える
栄養不足
対策 時間をずらす
場所をずらす

ドッグフードとキャットフードは、見た目は似ていても中身は全く異なります。

少し食べるくらいなら問題はありませんが、犬にはドッグフード、猫にはキャットフードを与えましょう。

◉参考文献:
環境省『飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~』

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