ドッグフードのメインとなる食材は、肉、魚、米など商品によってさまざまです。
ターキーは比較的アレルギーになりづらく、低脂質であるという特徴があります。
そこで今回は、ターキーが使われているおすすめドッグフードを紹介します。
【2023年最新】愛犬にあったおすすめのドッグフードランキング!原材料・安全性・食いつきを徹底比較
ターキーメインのおすすめドッグフード8選
ここからは、ターキーがメイン食材となっているおすすめドッグフードを8種類紹介します。
その前に、今回ピックアップした8種類のドッグフードの中で最も評価が高かった3種類を先んじて紹介します。
商品名 | ターキーの特徴 | |
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1 | (レギュラー粒アダルト) | ● 骨抜きのターキー生肉がメイン食材 ● 動乾燥肉やミートミール不使用 ● 野菜やフルーツも20種類以上使用 |
2 | (ターキー) | ● 原材料が80%がターキー肉 ● 野菜、フルーツ、ハーブ、スパイスも豊富 |
3 | ロータス (ターキーレシピ) | ● ホルモン剤不使用のターキー使用 ● ヒューマングレード ● オープンベイクド製法 |
①ナウフレッシュ
対象 | 全犬種・成犬 |
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価格/容量 | 3,795円/1.59kg |
主原料 | ターキー生肉(骨抜き |
穀物 | グレインフリー |
カロリー | 367kcal/100g |
原産国 | カナダ |
ナウフレッシュは、カナダ産のフードです。人工添加物や肉副産物は不使用のため、安全性が高いです。
原材料もヒューマングレードで、新鮮な生肉や鮮魚を使用しています。
粒の大きさはレギュラーと小粒があり、味の種類も豊富です。
「レギュラー粒アダルト」は、ターキーがメイン食材になっています。
ナウフレッシュのターキーの特徴
ナウフレッシュの「レギュラー粒アダルト」は、骨抜きのターキー生肉がメイン食材となっています。
ナウフレッシュは新鮮な食材にこだわるドッグフードですから、乾燥肉やミートミールが使われていません。
また、肉だけでなく、20種類の野菜やフルーツも使われているため、様々な食材の栄養を摂ることができます。
【★4.30】ナウフレッシュの解析|新鮮でミールフリーのドッグフード
②アートゥー
対象 | 全犬種・成犬 |
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価格/容量 | 3,718円/1.5kg |
主原料 | ターキー |
穀物 | グレインフリー |
カロリー | 370kcal/100g |
原産国 | スペイン |
アートゥーは原材料の80%が肉となっているドッグフードです。
グレインフリーで、アレルギーになりやすい食材は不使用となっている点にも安心できます。
犬の健康によくない影響を与える可能性がある原料は用いられておらず、合成ミネラルや合成ビタミン以外の添加物も含まれていません。
アートゥーにはさまざまなラインナップがありますが、そのうち「ターキー」というラインナップでは、新鮮な生の七面鳥がメイン食材として使用されています。
アートゥーのターキーの特徴
アートゥーの「ターキー」は、原材料の80%をターキー肉が占めています。
残りの20%は、野菜、フルーツ、ハーブ、スパイスとなっています。
【★3.85】AATU(アートゥー)の解析|上質な肉食ドッグフード
③ロータス
対象 | 全犬種・成犬(1〜6歳) |
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価格/容量 | 2,970円/1.0kg |
主原料 | チキン |
穀物 | グレインフリー |
カロリー | 346kcal/100g |
原産国 | カナダ |
ロータスは、ヒューマングレードの良質な原材料を使用したドッグフードです。
低温調理で栄養を閉じ込める製法がとられています。
また、お腹の調子を整えるプロバイオティクスや、関節の健康維持をサポートするグルコサミン・コンドロイチンが配合されています。
ロータスには様々な味の種類がありますが、ターキーが使われているのは「グレインフリー ターキーレシピ」です。
ロータスのターキーの特徴
ロータスの「グレインフリー ターキーレシピ」は、ヒューマングレードでホルモン剤不使用のターキーがメイン食材として使用されています。
ドッグフードで、そのほかにもヒューマングレードの良質な原材料が使用されています。
「アダルト チキンレシピ」を解析しています。
【★3.23】ロータスドッグフードの解析|善玉菌やグルコサミン配合
④ナチュラルハーベストプライムフォーミュラシュープリーム
対象 | 成犬・シニア犬 |
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価格/容量 | 3,960円/1.59kg |
主原料 | ターキー、ワイルドボア―(猪肉)、メンハーデン(ニシンの仲間) |
穀物 | グレインフリー(穀物不使用) |
カロリー | アメリカ |
原産国 | 329kcal/100g |
「ナチュラルハーベストプライムフォーミュラシュープリーム」は、ターキーと猪肉、魚肉の3種類の動物性肉類を主原料にしたドッグフードです。
主原料を含め、肉類に合わせて使用されている野菜や果物類などの食材に含まれている栄養素はすべてAAFCO栄養基準への適用を目指して調理しています。
「ナチュラルハーベストプライムフォーミュラシュープリーム」は、不足しがちな亜鉛と銅のみの2種類の限り別途配合していますが、それ以外は、すべて使用している食材から摂取できます。
また長期に渡る保存がきくように、大袋ではなく使い切りがしやすい真空パックを使用してため、ドッグフードの保存管理に徹したい飼い主におすすめです。
ナチュラルハーベストプライムフォーミュラシュープリームで使用されているターキーの特徴
「ナチュラルハーベストプライムフォーミュラシュープリーム」で使用されているターキーは、アメリカ産のモノを使用しています。
ドッグフード中には、ターキーの生肉からハツ(心臓)や肝臓など、鉄分などのミネラル群が豊富に含まれている部位も使用しているので、ワンちゃんの健康維持や成長に必要な栄養がしっかり摂取できます。
⑤プラペ CP-チキン&ターキー
対象 | 子犬・成犬 |
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価格/容量 | 3,950円/2.0kg |
主原料 | チキン&ターキー |
穀物 | グレインフリー(穀物一切不使用) |
カロリー | 360cal/100g |
原産国 | イギリス |
プラペから販売している「CP-チキン&ターキー」は、商品名通り、チキンとターキーを主原料にして調理したドッグフードです。
チキンとターキーが、60%も使用されており、いずれも人間が口にしても問題がないヒューマングレード品質のモノになります。
さらに抗酸化作用がある13種類のスーパーフードを配合して、栄養バランスを整えています。
またワンちゃんにとって有害な着色料や香料などの添加物が入っていないほか、穀物アレルギーを持つ子でも食べられるグレインフリー仕様です。
CP-チキン&ターキーで使用されているターキーの特徴
「CP-チキン&ターキー」では、ヒューマングレード品質のターキーをドッグフードの約18%を占める割合で使用しています。
ターキーもまた主原料ですが、使用されている肉類の約40%近くをチキンが占めています。
⑥アーテミス アガリクス イミューンサポート I/S
対象 | 全犬種・全年齢 |
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価格/容量 | 4,510円/3.0kg |
主原料 | フレッシュチキン、ドライチキン、フレッシュターキー |
穀物 | 大麦、玄米、オーツ麦 |
カロリー | 358.9kcal/100g |
原産国 | アメリカ |
「アーテミス アガリクス イミューンサポート I/S」には、人間用のサプリメントでも使用されているアガリクス茸を使用すると同時に、新鮮なチキンとターキーを使用したドッグフードです。
使用している肉類はすべて、冷蔵保存されたモノを使用し、食材本来の風味や栄養を損なわぬよう冷凍での保存や添加物の使用は行っておりません。
「アーテミス アガリクス イミューンサポート I/S」には、ワンちゃんの健康や成長に欠かせない栄養がバランスよく配合されているだけじゃなく、関節ケアや腸内環境が整えられる成分も含まれています。
いうなれば、「アーテミス アガリクス イミューンサポート I/S」は、食事でワンチヤンの健康管理・維持ができるドッグフードといえます。
アーテミス アガリクス イミューンサポート I/Sで使用されているターキーの特徴
「アーテミス アガリクス イミューンサポート I/S」では、冷蔵保存されたアメリカ産のターキー生肉を使用しています。
ターキーも主原料として使用されている一方、肉類の配合割合は、チキン生肉の方が高いです。
とはいえ、ワンちゃんの食欲を刺激してくれる高い嗜好性を保っているので、好き嫌いが激しい子に最適です。
【★4.16】アーテミス(アガリクスI/S)ドッグフードの解析
⑦ニュートロ シュプレモ カロリーケア ターキー
対象 | 全犬種・成犬用 |
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価格/容量 | 302円/100g(トレイタイプ) |
主原料 | ターキー、チキン、鶏レバー、ポークレバー、サーモン |
穀物 | 玄米 |
カロリー | 85kcal/100g |
原産国 | アメリカ |
「ニュートロ シュプレモ カロリーケア ターキー」は、ターキーを主原料に、鶏肉や鶏レバー、ポークレバー、サーモン肉といった豊富な肉類をふんだんに使用したウェットタイプのドッグフードです。
普段あげているドライタイプドッグフードを食べないときのトッピングに使用したり、当ドッグフードを主食に与えたりなど、様々な用途でワンちゃんにあげられます。
さらに、100gあたり85kcalしかないので、ワンちゃんの体重管理にテキシタドッグフードを探している飼い主にピッタリです。
ニュートロ シュプレモ カロリーケア ターキーで使用されているターキーの特徴
「ニュートロ シュプレモ カロリーケア ターキー」では、アメリカ産のターキーを主原料に、栄養バランスを整えています。
食したワンちゃんの全身に、自然由来の栄養が行き渡るように、食材1つ1つに合った適切な調理法で仕上げています。
また主原料であるターキーが持つうまみを活かす工夫として、エンドウ豆や多種多様な野菜や肉類をブンレドしています。
⑧アニモンダ フォムファインステン
対象 | 全犬種・成犬用(1~6歳まで) |
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価格/容量 | 418円/150g |
主原料 | 七面鳥、ハム |
穀物 | グレインフリー |
カロリー | 83kcal / 100g |
原産国 | ドイツ |
「フォムファインステン」とは、ドイツ語で「最高級」を意味し、主原料として使用されている肉類は、いずれも徹底された管理下の基で保存されていた高品質のものになります。
「フォムファインステン」シリーズの中で、ターキーを使用しているものは多く、栄養バランスを整えるため牛肉や鶏肉、豚肉などの肉類から、ワンちゃんが口にしても問題がないように加工したハムやチーズなどをブレンドしているものもあります。
加えてどのシリーズにおいても、穀物の類は一切使用していません。
「フォムファインステン」シリーズは、ウェットタイプのドッグフードなので、他のドッグフードに混ぜてあげれば、食いつきがよくなるほか、生きていくうえで必要な栄養の補給にもつながります。
なお、栄養素補填の為に添加物を使用していますが、EUからの認可も得ている天然由来のものを使用しています。
フォムファインステンで使用されているターキーの特徴
「フォムファインステン」シリーズでは、ドイツ産のターキーを使用しています。
シリーズによって、ターキーから採れる新鮮な肉を使っているモノや、心臓を使っているものもあります。
いずれも、人間が口にしても問題がないヒューマングレード品質になるので、ワンちゃんの健康を第一に考えている方におすすめです。
ターキーの特徴
前節でターキーを主原料に使用しているドッグフードを紹介してきました。
そもそもターキー(七面鳥)は、キジ科に属する鳥類で、1羽あたり10kgほどの大きさを有しています。
海外産、特に欧米原産のドッグフードでは、鶏肉の代わりにターキーを使用している傾向が強い原材料です。
国産のドッグフードでは、鶏肉や豚肉、牛肉が主流な一方、欧米ではターキーもチキンに並ぶメジャーな肉類として使用されています。
ここでは、鶏肉との比較を交えながら、ターキーの栄養素やタンパク質量を解説して行きます。
栄養素・カロリー
ターキーには、以下のような数値で栄養素とカロリーが含まれています。
栄養素 | 数値 |
---|---|
タンパク質 | 約23.5g |
脂質 | 約0.7g |
炭水化物 | 約0.1g |
ビタミンK | 約18μg |
ナイアシン | 約7mg |
ビタミンB6 | 約0.72mg |
パントテン酸 | 約1.51mg |
カロリー量 | 約106kcal |
タンパク質・脂質量
先の数値から伺えるように、ターキーには、動物性タンパク質が豊富に含まれています。
その裏で、タンパク質量が豊富に含まれていると、脂質量も比例して増えてしまいますが、ターキーの場合は高タンパク質でありながら、低異質な食材です。
健康的なワンちゃんにとって、脂質が低いこと自体はさほど重要はありません。
しかし、体重管理・ダイエットが必要なワンちゃんや、健康的な体作りが必要なアスリート犬にとっては脂質を抑えながら、十二分なタンパク質が摂れる食材として重宝されています。
チキンとの違い
ターキーは、チキンよりもタンパク質量が多いほか、脂質も少ないため、体重管理やカロリーを抑えたドッグフードの原材料として使用されています。
またターキーには、亜鉛、カリウム、鉄分などのミネラル群がチキンよりも豊富に含まれています。
各栄養素は、ワンちゃんの健康維持に欠かせません。
さらに、ターキーには、カルシウムの吸収を阻害するリンが、チキンよりも少ないので、健康的かつ丈夫な骨を維持するのに最適です。
ターキーをメインに使用したドッグフードを与える時に気を付けること
ターキーを使用したドッグフードには、動物性タンパク質や健康維持に欠かせないミネラルが豊富に含まれています。
一見、ワンちゃんの健康維持に最適な食材として重宝できますが、ターキーを主原料にしたドッグフードをワンちゃんにあげるときは、以下の点に気を付けながら与えなくてはなりません。
- 必須脂肪酸の供給源が少ない
- ターキーをメインに使用している商品が少ない
- チキンと交差反応を示すことがある
ここからは、先ほど挙げた3つの注意事項を1つずつ解説して行きます。
必須脂肪酸の供給源が少ない
ターキーは、チキンや牛肉などの肉類に比べて脂質が少ない食材です。
体重管理やダイエット中のワンちゃんに脂質の与えすぎは毒と思われがちですが、極限まで脂質を抑えた食事を強いると、脂肪を構成する必須脂肪酸の摂取量が減ってしまいます。
必須脂肪酸の摂取量が少なくなると、皮膚や被毛の健康に支障をきたす恐れがあります。
体重管理やダイエットに力を入れるのもいいですが、ワンちゃんが体調を崩してしまっては元の子もありません。
ターキーをメインに使用している商品が少ない
ターキーは、チキンや牛肉、豚肉などの肉類に比べて、ターキーのみで調理・製造しているドッグフードの種類が少ないです。
全世界で最も食べられているチキンに比べると、ターキーを好んで食べる人は少なく、流通が多い欧米でも、地域によって差が出ています。
しかし、様々な味を展開しているドッグフードメーカーや、ターキーの流通量が多い地域では、ターキーのみを主原料として使用したドッグフードが多く出回っています。
それでも、チキンや牛肉、豚肉を主原料にしたドッグフードの種類に比べると、ターキーは少ない部類に入ってしまいます。
チキンと交差反応を示すことがある
ターキーは、アレルゲンになりにくい食材として、アレルギー対応を目的にしたドッグフードの主原料になっているケースが多々あります。
しかし、ターキーは、チキンと交差反応を示すことがあるため、チキンアレルギーを持つワンちゃんに与えると、食物アレルギーを発症する恐れがあります。
またターキーのみで調理・製造されているドッグフードの種類は少なく、大抵チキンや他の肉類と一緒に調理しているケースが多いです。
なので、「ターキー=アレルギー対策に向いている」とは言えないので、ドッグフードを選ぶ際は、必ずワンちゃんが持つアレルギーを把握したうえで購入をしましょう。
ターキーを使用したドッグフードは体重・健康管理に最適
この記事では、ターキーメインのおすすめのドッグフード8種類紹介しました。
ターキーは、チキンや豚肉などの肉類に比べて、高タンパク質でありながら脂質量が低いヘルシーな食材です。
体重管理やダイエットが必要なワンちゃんや、アスリート犬など、大量の動物性タンパク質が必要なワンちゃんへのごはんに最適です。
しかし、チキンとの交差反応によって食物アレルギーを発症したり、必須脂肪酸が不足して毛色や皮膚の健康を損ねてしまう恐れがあります。
ターキーをメインにしたドッグフードの種類は少ないものの、ワンちゃんの体重管理や健康維持に重点を置いている飼い主にはおすすめです。
商品名 | ターキーの特徴 | |
---|---|---|
1 | (レギュラー粒アダルト) | ● 骨抜きのターキー生肉がメイン食材 ● 動乾燥肉やミートミール不使用 ● 野菜やフルーツも20種類以上使用 |
2 | (ターキー) | ● 原材料が80%がターキー肉 ● 野菜、フルーツ、ハーブ、スパイスも豊富 |
3 | ロータス (ターキーレシピ) | ● ホルモン剤不使用のターキー使用 ● ヒューマングレード ● オープンベイクド製法 |
ドッグフードの達人では、160種類以上のドッグフードを5点満点で評価したうえで、S〜Eランクでランクづけしています。
最もおすすめなのは、「Sランク」のドッグフードです。
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A〜Eランクの商品とも比較したうえで、愛犬にぴったりなドッグフードを見つけましょう。