ドッグフードの達人(@dogfoodmaster)です。
「RAWZ(ラウズ)」は、レンダリング原料不使用のドッグフードです。
愛犬に安心して与えることができると評判です。
RAWZの総合評価(★3.5)
総評:高品質高価格
「RAWZ」は、RAWZナチュラルドッグフードというアメリカの会社が製造販売しているドッグフードです。当サイト独自の評価基準で厳正に審査した結果、「Bランク」の評価となりました。
RAWZは鶏肉をはじめとして良質な原材料のみを使用しており、添加物も合成ミネラルや合成ビタミン以外含まれていないようです。成分にもあまり問題はありません。
そして、すべての産地が記載されているなど、安全性も高いものになっていますが、その分値段も高くなっています。
具体的には、100gあたり446円です。
そして、Amazonで購入することができず、お試しパックなどもないので、利便性はいまいちです。
総合すると、品質は高いがその分値段も高いドッグフードと言えるでしょう。
RAWZの基本情報
価格 | ※ターキー&チキンの場合 1.58kg:6,400円(税込7,040円) |
---|---|
100gあたり | 446円 |
カロリー | 371kcal/100g |
メイン食材 | チキン |
原産国 | アメリカ |
対応年齢 | 全年齢対応 |
賞味期限 | 未開封の場合14~15か月、開封後は1か月 |
販売元 | RAWZナチュラルドッグフード |
RAWZの原材料と成分
RAWZに含まれている原材料と成分は以下の通りです。
(ピックアップ食材は緑文字、マイナス食材は赤文字で表記しています。)
ここでは、RAWZに含まれる原材料について詳しくご紹介します。かんそう
ディハイドレイテッドチキン
RAWZの主原料はディハイドレイテッドチキンです。ディハイドレイテッドチキンとは、鶏肉からゆっくりと水分を抜いていって乾燥させたものです。
そして、鶏肉は消化吸収のよい上質なタンパク源で、鉄分やビタミンも豊富です。高タンパク・低脂質を理想とする犬にはぴったりの原材料と言えます。
ターキー
ターキー(七面鳥)は、高タンパク低脂肪でアレルゲンにもなりにくい食材です。
ビタミンB2やビタミンB6、ミネラルを豊富に含んでいます。肉の中では低脂肪なほうである鶏肉よりもヘルシーであることから、低カロリーのドッグフードによく用いられています。
タピオカスターチ
タピオカスターチとはタピオカを粉状にしたものです。
そして、タピオカはグルテンフリーの食品なので食後に血糖値が上がりにくく、ダイエット効果があります。
また、タピオカに含まれている難消化性でんぷんが食物繊維のように働いて、腸内環境を整えてくれます。
乾燥卵
乾燥卵は卵を乾燥させたものです。
そして、卵はたんぱく質が多く含まれている食べ物であり、ビタミンやミネラルもバランスよく含んでいます。
そのため、卵は犬にとっても有用なたんぱく質源です。また、ビタミンやミネラルによるさまざまな効果も期待できます。
フラックスシード
フラックスシードは犬の毛並みを整えてくれます。また、関節の健康を保つ効果もあります。そして、腎臓にできる炎症を抑えることで腎臓の健康もサポートしてくれます。
また、便秘の犬に亜麻仁を与えると、フラックスシードに含まれる油が便の通りを良くし、便秘が解消されるようになります。
食塩
犬の塩分摂取量は人間の3割以下が目安です。塩分が多い食事を続けると、心臓や腎臓に負担がかかってしまい、さまざまな病気の原因になってしまうかもしれません。
そのため、犬は食塩などで直接塩分をとるのではなく、原材料に含まれているナトリウムから塩分を摂取するのが望ましいとされています。
乾燥エンドウ豆
良質なタンパク質とベータカロテン(ビタミンA・カリウム)源。
エンドウは健康な消化器官を助ける繊維が含まれている。
ナイアシン
ビタミンB群で別名ビタミンB3とも呼ばれている。
ワンちゃんの体のエネルギー代謝で重要な役割を果たす。
チアミン
別名ビタミンB1とも呼ばれている。
チアミンは炭水化物の代謝にとって不可欠で、健康な神経系のサポートに重要な役割を果たす。
ビオチン
別名ビタミンB7ともよばれている。
脂肪や炭水化物、タンパク質の代謝に必要となる。
葉酸
ビタミンB群でビタミンB9とも呼ばれている。
水溶性ビタミンとしてさまざまな細胞機能に必要な役割を果たす。
タウリン
ワンちゃんに必要だとされるアミノ酸であり、おもに視力や心臓の健康に役立つとされている。
ローズマリー
抗酸化作用があり、食べ物を新鮮に保存するための天然素材として使われている。
代謝エネルギー: ME = 3,730 kcal/kg
RAWZはたんぱく質40%・炭水化物23%と高たんぱく・低炭水化物のドッグフードです。
糖質が少ないえんどう豆を使用することによって実現できているとサイトに掲載がありました。
したがって、「グレインフードだと太ってしまった」「一般的なドッグフードだと消化に負担が大きい」といったワンちゃんにもおすすめです。
またグルコサミンやコンドロイチンも配合されており、骨や筋肉、関節のサポートにも有効です。
後からウエットフードを足す必要もなく、ドライフードだけで、適切なバランスを供給できるのもうれしいポイントですね。
RAWSの安全性とは?
RAWSは安心・安全のドッグフードを製造するために以下のポイントをおさえています。
- ヒューマングレード…使用している原材料はすべて人間でも食べられるヒューマングレードであり、原産国名も明記している。
- 100%レンダリング不使用…ミール、肉粉、乾燥肉不使用、脂肪、オイル類不使用、穀類、芋類、合成保存料、グルテン、着色料、香料などをいっさい使用していません。
- 少量生産・スチーム製法…少量生産でゆっくりと丁寧に調理する事で、食品の安全を確実にしています。また新鮮な鶏肉や魚は新鮮なものを使用しており、素材そのもののジューシーさを活かしているのであえて水を足していません。
- 不明なものを配合してない…栄養価がほとんどないとされる、微量成分(フルーツや野菜等)を追加することはない。
- 100%全年齢に対応…AAFCOの要求に応じて、ラウズはすべての品種とライフステージの健康ニーズを満たすレシピを開発。成犬だけではなく、シニア犬でも安心して与えられます。
RAWZの特徴
続いて、RAWZの特徴をより詳しくご紹介いたします。
①ミール系原材料不使用
一般的なドッグフードはたんぱく質の量を増やすために低品質な乾燥肉を使用することがあります。
また、生肉は使用しているものの、たんぱく質の量が少なくなっているドッグフードもあります。
一方、RAWZは新鮮な肉のみを使用し、たんぱく質の量も多くなっています。
また、RAWZではレンダリングされてできたチキンミールやラムミールなどのような低コスト低品質な肉も使用していません。
安全性が保障されたディハイドレイテッドチキンをメイン食材として使用しています。
レンダリング
レンダリングとは人間用には使用できないような、低品質なさまざまな家畜の肉を集めて脂肪を絞り出したり、脂肪を絞り出した残りカスをペットフード用の原材料として取り出したりすることです。
②グレインフリー
穀物は適量なら犬によい効果をもたらしますが、穀物はかさましのためにドッグフードに含まれていることも多くあります。
そして、その分たんぱく質が少なくなって炭水化物が多くなってしまっては犬にとってよいドッグフードとは言えません。
RAWZにはそんな穀物が含まれていない、グレインフリーのドッグフードになっています。
③ゆっくり丁寧な調理
RAWZは少量生産でゆっくりと調理して作られています。
この方法は時間と手間がかかりますが、ドッグフードの品質を上げるためには必要です。
RAWZの口コミと評判
RAWZはAmazonや楽天では販売されておらず、公式サイトでも現在(2023年8月)は「在庫なし」と掲載があります。
ここでは、公式サイトに掲載のある実際の購入者の口コミを紹介します。
基本的に高定期的な口コミばかりですが、ぜひ参考にしてみて下さいね。
11歳のプードルです。
色々な病気を持っていますが、先生に相談して血液検査に問題なかったので使ってます。
13歳で動けなくなり、ささみをトッピングしてもささみしか食べないのですが、アクテイブさんに相談にのってもらい試したら、自分で動いて食べていました。嬉しいです。
結石が見つかったのですが、処方食は避けたいと悩んでいました。
そこでブログを見てアクテイブビューティーラさんに連絡して話を聞いて、納得できたので試しました。
尿検査を定期的にしてますが、再発はありません。
基本的にRAWZの利用者はシニア犬が多いことが分かりました。
またたんぱく質や種類豊富なビタミン、ミネラルなどが含まれており、「数値が良くなった」「動けるようになった」といったうれしいものも!
もちろん個人差はあるでしょうが、「ワンちゃんに活動的になってほしい!」といった方は試してみる価値はありそうですね。
もし今後有益な口コミなどが確認できれば追記します。
RAWZの最安値
通常購入 | 7,920円(税込) | – | – |
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送料 | 10,000円以上で送料無料 | – | – |
※1.58kgの価格を掲載しています。
※金額は2021年4月19日時点のものです。
RAWZは外国の会社が作っているドッグフードなので、そこから直接購入することはできません。
そして、Amazo購入するなどで購入することもできません。
RAWZの与え方
この項では、RAWZの与え方について解説していきたいと思います。
給餌量
RAWZの給餌量は以下の表の通りです。
ただ、この値はあくまで目安です。上記の給餌量は運動が多い犬のものです。通常は10~20%減らして与えるようにしましょう。
また、給餌量は年齢、活動量、代謝などによって異なります。愛犬に与えてみて、太ってきたら量を減らし、やせすぎてしまったら量を増やすようにしましょう。
フードの切り替え方
前のフードから、RAWZへ切り替えるときには、徐々に切り替えていくようにしましょう。
具体的には、まずRAWZを前のフードに1割ほど混ぜて与えます。そして、2日目は2割程度、3日目は3割程度などと、7~10日ほどかけてRAWZの割合を増やしていき、前のフードを減らしていくといいでしょう。
また、おなかが弱い犬の場合はもう少し長い時間をかけてゆっくりと移行していくようにしましょう。
もし急に新しいフードを与えてしまうと、犬のおなかがびっくりして、下痢の原因になってしまうかもしれません。
RAWZの賞味期限と保存方法
いくらよいフードでも、保存方法を間違えてしまったり、賞味期限を過ぎてしまったりすると、愛犬に悪い影響を与えてしまう可能性があります。
そこで、この項ではRAWZの賞味期限と保存方法について解説していきたいと思います。
賞味期限
RAWZの賞味期限は未開封の場合には14~15か月、開封済みの場合には1か月になっています。
そして、ドッグフードは賞味期限を過ぎると酸化が進んでしまい、食いつきが悪くなってしまいますし、犬のさまざまな健康被害の原因になってしまう場合もあります。ドッグフードは賞味期限内に食べきるようにしましょう。
保存方法
RAWZは常温で冷暗所に保存するといいでしょう。
そして、温度や湿度が高い場所は避けるようにしてください。ちなみに、冷蔵庫に保存するのは避けるようにしましょう。冷蔵庫に保存してしまうと外に出したときに温度差で結露してドッグフードが湿ってしまい、それがカビの原因になる可能性があるからです。
RAWZの注意点
RAWZには注意が必要な点もあります。それぞれ見ていきましょう。
価格に注意!
RAWZは確かによい原材料を用いていて、犬の体にとって良いフードになっていますが、値段は高いため、飼い主の経済的負担は大きくなってしまいます。
具体的には、RAWZは体重5㎏の成犬の場合、給餌量の目安は90gなので、一日あたり約350円になります。これは、1か月で約10,500円かかる計算になります。
ただ、ドッグフードの適量は愛犬に運動量などによっても変わるため、これはあくまで目安です。
RAWZの種類
ディハイドレイテッドチキン
ディハイドレイテッドチキンは鶏肉をメイン食材としたドッグフードになっています。
そして、鶏肉は消化しやすいという特長があります。
サーモン
サーモンのメイン食材は鶏肉とサーモンになっています。
魚が好きな愛犬におすすめです。
RAWZのよくある質問
その他、RAWZによくある質問をまとめました。
粒の大きさはどのくらいですか?
RAWZの粒は直径が10㎜の丸型になっています。
RAWZは高たんぱく・低炭水化物のドッグフード!
今回はRAWZの原材料や成分、特徴などについて詳しくご紹介してきました。
RAWZは自然素材と肉、えんどう豆を使用することによって高たんぱく・低炭水化物を実現するドッグフードだということが分かりました。
もともと自然由来のものを使用していることや100%レンダリングふしようであることから、アレルギーも引き起きしにくいので安心してワンちゃんに与えられます。
また、乾燥肉や脂肪を使用しないで自然の物なので消化に負担がかからないのもうれしいポイントですね。
口コミや評価自体は少ないですが、全年齢に対応しているのでぜひチェックしてみて下さいね。
ドッグフードの達人では、160種類以上のドッグフードを5点満点で評価したうえで、S〜Eランクでランクづけしています。
最もおすすめなのは、「Sランク」のドッグフードです。
Sランクのドッグフードなら… |
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● ★4.50以上の高得点 ● 無添加で穀物不使用 ● 栄養バランス◎ ● 「獣医師推奨」「ヒューマングレード」など安全なポイント多数 ● お得な定期購入あり |
A〜Eランクの商品とも比較したうえで、愛犬にぴったりなドッグフードを見つけましょう。