今回の解析は、国産素材のヒューマングレードドッグフード「Fam Ties(ファムタイズ)」です。
人でも食べられる国産の原材料からできています。
Fam Tiesの総合評価（★3.5）
総評：品質は悪くないが高価
「Fam Ties(ファムタイズ)」は、I-ne(アイエヌイー)という日本の会社が製造販売しているドッグフードです。当サイト独自の評価基準で厳正に審査した結果、「Bランク」の評価となりました。
Fam Tiesはヒューマングレードの良質な原材料から構成されています。ただ、とうもろこし、大豆など犬に適してない原材料も含まれています。
添加物については栄養強化のために使用される合成ミネラルと合成ビタミン以外に含まれていません。成分については大きな問題はないですが、粗たんぱく質がやや低めになっているのが気になります。
主原料が国産だと明らかにされており、獣医にも推奨されているため安全性は高いと言えるでしょう。
Amazonや楽天で購入することができないのは不便ですが、定期購入することもでき、返品も可能なので、利便性は悪くないでしょう。価格については100gあたり350円であり、高品質は悪くないものの、コスパは低めのドッグフードと言えるでしょう。
Fam Tiesの基本情報
| 参考価格 | 通常価格：1kg／3500円（税別） 定期購入：2kg／5950円（税別） 約15%OFF |
|---|---|
| 100gあたり | 約350円 |
| カロリー | 352kcal／100g |
| メイン食材 | 鶏肉 |
| 原産国 | 日本 |
| 対応年齢 | 全年齢対応 |
| 賞味期限 | 未開封の場合1年 |
| 販売元 | I-ne(アイエヌイー) |
| 注目ポイント |
|
| 最安値 | 公式サイト |
Fam Tiesの特徴
続いて、Fam Tiesの特徴をより詳しくご紹介いたします。
①国産のヒューマングレード原材料
Fam Tiesの主原料は国産のヒューマングレードの原材料から構成されています。健康に悪影響のある原材料は不使用であり、犬に適していない小麦も含まれていません。
②腸内環境サポート
Fam Tiesは腸内環境をサポートできる原材料です。具体的には、腸内環境をサポートするビフィズス菌、善玉菌を活発化させるオリゴ糖、食物繊維などが含まれています。
③安心の工場で生産
Fam Tiesは安心の工場で生産されています。具体的には、食品工場が運営しているペットフード工場で製造されています。工場はGMP、有機JAS、ISO22005、HACCPなどの認証を受けた工場になっています。
Fam Tiesの原材料と成分
Fam Tiesに含まれている原材料と成分は以下の通りです。
(ピックアップ食材は緑文字、マイナス食材は赤文字で表記しています。)
脂質：11.3％以上
粗繊維：1.4％以下
灰分：6.4％以下
水分：10.0％以下
代謝エネルギー：352kcal/100g
鶏肉
Fam Tiesの主原料は鶏肉です。
鶏肉は消化吸収のよい上質なタンパク源で、鉄分やビタミンも豊富です。高タンパク・低脂質を理想とする犬にはぴったりの原材料と言えます。
大麦
大麦を食べると食物繊維の働きにより腸内環境が改善されます。また、犬がアレルギーや風邪に強い体になります。
また、カルシウムの働きにより骨が丈夫になり、精神的にも安定するようになります。
玄米
玄米は犬にとって優れた炭水化物源です。また、炭水化物のほかにもビタミン類などがバランスよく含まれています。
ですので食物繊維による整腸効果が期待でき、ビタミン類が体の調子を整えてくれます。
鰹節
鰹節にはミネラルが豊富に含まれています。
そして、鰹節には細胞を活性化したり、新陳代謝を促進したり、免疫力を上昇させたりする効果があります。
また、鰹節にはとても多くのたんぱく質が含まれている上に低脂肪です。そのため、ダイエットや体形維持にも役立てることができます。
ビール酵母
ビール酵母とは、簡単に言うと「ビール作りの過程で使われる酵母菌の一種」で、アミノ酸・ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素を豊富に含んでいます。
弱った胃腸の働きを活発にし、不足しがちな栄養素の補給に役立ちます。
大豆
大豆には植物性たんぱく質をはじめ、必須アミノ酸、リノール酸、イソフラボンなどの成分が含まれています。特に植物性たんぱく質は豊富です。
ただ、大豆はアレルゲンになりやすい食材です。また、消化にもあまりよくないので食べすぎには注意が必要です。
とうもろこし
Fam Tiesに使用されているとうもろこしは、ひげ・皮・芯の部分が使われていないため、比較的安心できます。
消化しやすいものではありませんが、犬のエネルギー源となる糖質や植物性タンパク質、ビタミンやミネラルの補給に役立ちます。
ただ、まれにアレルギー反応が出ることもあるため、与える際は注意が必要です。
食塩
犬の塩分摂取量は人間の３割以下が目安です。塩分が多い食事を続けると、心臓や腎臓に負担がかかってしまい、さまざまな病気の原因になってしまうかもしれません。
そのため、犬は食塩などで直接塩分をとるのではなく、原材料に含まれているナトリウムから塩分を摂取するのが望ましいとされています。
添加物については栄養強化のために使用される合成ミネラルと合成ビタミン以外に含まれていません。
成分については大きな問題はないですが、粗たんぱく質がやや低めになっているのが気になります。
Fam Tiesの口コミと評判
実際にFam Tiesを使った人の口コミ情報はまだありませんでした。
Fam Tiesの最安値
 |  |  | |
| 定期初回購入 | 2975円 | – | – |
| 通常購入 | 3500円 | – | – |
| 定期購入 | 2950円 | – | – |
| 送料 | 400円 | – | – |
Fam TiesをAmazonや楽天から購入することはできませんが、公式サイトから購入することができます。
公式サイトからしか購入できないのは不便ですが、公式サイトからは定期コースを申し込むことができます。定期コースでは初回は通常価格の15％オフの1kg2975円で購入することができ、送料も無料です。
2回目以降は2kgを15％オフの5950円で購入することができ、送料は400円になります。届ける頻度は自由に変更することができます。定期コースをキャンセルする時には発送予定日の3日前までに連絡するようにしましょう。
Fam Tiesは返品も可能なドッグフードです。具体的には、未開封で商品到着後7日以内なら返品すれば返金を受けることができます。ただ、客集うで返品する場合、返品送料は負担する必要があるので注意が必要です。
Fam Tiesの与え方
この項では、Fam Tiesの与え方について解説していきたいと思います。
給餌量
Fam Tiesの給餌量は以下の表の通りです。
ただ、この値はあくまで目安です。給餌量は年齢、活動量、代謝などによって異なります。愛犬に与えてみて、太ってきたら量を減らし、やせすぎてしまったら量を増やすようにしましょう。
フードの切り替え方
前のフードから、Fam Tiesへ切り替えるときには、徐々に切り替えていくようにしましょう。
具体的には、まずFam Tiesを前のフードに1割ほど混ぜて与えます。そして、2日目は2割程度、3日目は3割程度などと、7～10日ほどかけてFam Tiesの割合を増やしていき、前のフードを減らしていくといいでしょう。
また、おなかが弱い犬の場合はもう少し長い時間をかけてゆっくりと移行していくようにしましょう。
もし急に新しいフードを与えてしまうと、犬のおなかがびっくりして、下痢の原因になってしまうかもしれません。
Fam Tiesの賞味期限と保存方法
いくら良いフードでも、保存方法を間違えてしまったり、賞味期限を過ぎてしまったりすると、愛犬に悪い影響を与えてしまう可能性があります。
そこで、この項ではFam Tiesの賞味期限と保存方法について解説していきたいと思います。
賞味期限
Fam Tiesの賞味期限は未開封の場合には1年になっています。
そして、ドッグフードは賞味期限を過ぎると酸化が進んでしまい、食いつきが悪くなってしまいますし、犬のさまざまな健康被害の原因になってしまう場合もあります。ドッグフードは賞味期限内に食べきるようにしましょう。
保存方法
Fam Tiesは常温で冷暗所に保存するといいでしょう。
そして、温度や湿度が高い場所は避けるようにしてください。ちなみに、冷蔵庫に保存するのは避けるようにしましょう。冷蔵庫に保存してしまうと外に出したときに温度差で結露してドッグフードが湿ってしまい、それがカビの原因になる可能性があるからです。
Fam Tiesの注意点
Fam Tiesには注意が必要な点もあります。それぞれ見ていきましょう。
価格に注意！
Fam Tiesは確かに良い原材料を用いていて、犬の体にとって良いフードになっていますが、値段は高いため、飼い主の経済的負担は大きくなってしまいます。
具体的には、Fam Tiesは体重5㎏の3～7歳の成犬の場合、給餌量の目安は104gなので、1日あたり約364円になります。これは、1か月で約11000円かかる計算になります。
ただ、ドッグフードの適量は愛犬の運動量などによっても変わるため、これはあくまで目安です。
アレルギーに注意！
すべての食材や添加物は、アレルギーを引き起こす可能性があります。そのため、ドッグフードに含まれている原材料により、アレルギーが引き起こされてしまう可能性もあります。特にFam Tiesに含まれているとうもろこしや大豆はアレルゲンになりやすい原材料です。
ですので、アレルギー検査などを行い、愛犬のアレルギーについてはあらかじめ把握しておいたほうがいいでしょう。
また、ドッグフードを食べて嘔吐、下痢、かゆがる、発疹などアレルギーと思われる症状が出た場合には、そのドッグフードを食べるのはやめたほうがいいでしょう。
Fam Tiesは2023年2月末で生産終了している
口コミなどを調べているとFam Tiesは2023年の2月まで生産終了していることが分かりました。
したがって、今後購入を検討している方は注意が必要です。
ちなみに2023年8月時点ではAmazon・楽天いずれにしてもFam Tiesの商品は見つかりませんでした。
もし他のドッグフードを探しているといった方は以下のサイトをチェックしてみて下さい。
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