アメリカの有名なドッグフード雑誌『Whole Dog Journal(以下、WDJ)』のフード選定術を参考に、愛犬に合ったドッグフードを選んでみましょう。
『WDJ』とは?
『WDJ』とは、ひとことで言うとアメリカの犬雑誌。日本で言うところの『いぬのきもち』のようなイメージです。子犬の育て方や老犬のケアの仕方、問題行動の改善方法など、飼い主に役立つ情報が満載です。 その中でも特に目を引くのがドッグフードの格付け。「よいドッグフードはこれ、悪いドッグフードはこれ!」と名指しで評価しているところが大きな注目を集めています。 ※WDJは講読料のみで運営されているため、格付けを見るには講読料【年間20ドル】が必要となります ドッグフードの格付けは毎年行われ、WDJが推奨するフードは世界中の愛犬家から高い支持を集めています。逆に、WDJ非推奨のドッグフードは犬の健康に悪影響を及ぼす恐れもあるということで、買わないドッグフードを見極める目安にもなります。 アメリカの犬雑誌ということで、掲載されているドッグフードはアメリカのものになりますが、愛犬の健康を願うならぜひ読んでおきたい雑誌です。(全文英語のため翻訳ソフトは必須です…汗) 『WDJ』では、ある基準に従ってドッグフードの良し悪しを決めています。その基準は、私たちが日本でドッグフードを選ぶときにも大いに活用できます。 『WDJ』がよいドッグフードを選ぶときの基準は以下の8つです。 当サイト『ドッグフードの達人』では、よいドッグフードの条件として「100%無添加・新鮮なお肉たっぷり・グレインフリー」の3つを掲げていますが、WDJではそれに加え「オーガニックかどうか?」も判断基準に含まれています。 ドッグフードを購入するときは、上記の8項目を満たしたドッグフードを選ぶとよいでしょう。 それでは、『WDJ』の基準を満たしたドッグフードで特におすすめのフードを紹介していきます。 ランク:Sランク 「100%無添加・お肉たっぷり・グレインフリー」と三拍子揃ったドッグフード。イギリス産のフードのためWDJには記載されていませんが、WDJの基準を満たした優良ドッグフードです。当サイトでもおすすめのドッグフードとして紹介しています。 ランク:Aランク 「生物学的に適正なドッグフード」というコンセプトで、高タンパク低炭水化物の食事を実現したドッグフード。肉類:フルーツ野菜:穀物が、80:20:0 の割合で配合されており、WDJの基準を満たしています。 原材料はヒューマングレードのものを使用しており、本当によいドッグフードだけに与えられる賞「ペットフード・オブ・ザ・イヤー」も3年連続で受賞しています。 1kgあたりの価格が約2500円(2.27kgサイズ)と割高ですが、高品質な優良ドッグフードです。
[出典:http://www.whole-dog-journal.com/]『WDJ』流、よいドッグフードの選び方
『WDJ』基準のおすすめドッグフード
カナガン
1kgあたりの価格:最大1980円
ポイント:100%無添加・お肉たっぷり・グレインフリーオリジン
1kgあたりの価格:1703円 〜 3335円
ポイント:グレインフリー、お肉たっぷり80%
アーテミス
ランク:Aランク
1kgあたりの価格:1700円 〜 2030円
ポイント:選べるシリーズ、WDJで高評価
WDJで毎年のように紹介され、世界中の愛犬家からの評判も高いドッグフード。
『フレッシュミックス』『アガリクス』『オソピュア』の3つのシリーズがあり、中身や犬の好みに合わせて選ぶことができます。